ホロスコープという設計図を破壊せよ
動く!
ニーチェの言葉を借りれば、
「真理」とは、
生があくなき衝動で目指す方向の
瞬間瞬間の価値を認識により定めた目安の一つ。
だからこそ今この瞬間に生きることが重要。
今のこの一瞬だけに価値の基準をおけば、
どんな人も自由になれる。
ホロスコープに縛られるぐらいなら
ホロスコープを捨ててしまおう・・・
晴れ晴れと破壊し
新たな創造でずんずん歩いてしまおう・・・
そして、自由をそこから始めよう!
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genre : 心と身体
tag : ニーチェ
ご質問にお答えして・・・
人間の肉体は大きな理性であり、
精神と呼ばれているものは小さな理性なのだ。 ニーチェ
昨日のこの言葉を
わたしなりに解読してみます。
私たちの肉体は、精神より大きな理性を持つということです。
肉体は、労働であり、忍耐であり、行動であり、体験です。
精神とは、この時代おそらく「キリスト教的精神」ではないかと
推察されます。
ニーチェは、神から与えられた理性を否定しています。
かのプラトンの説・・・
神の設計図があって
われわれは「作られてある」理論を否定します。
さらに、カントやヘーゲルのように
その神から与えられた理性をどんなに広げても
存在にはならないと否定しています。
ましてや世界は、神によってしか認識されないとしたデカルトなど
もってのほかということです。
ニーチェは、これらの2000年にもわたる大先輩たちの理論(哲学)を
ことごとく全否定します。
私たちの肉体は、
「たえずより強く、より大きなものへと生長し続ける
生命衝動運動であり、
自己の限界を超越し新たな価値を創造する」
という理論の持ち主です。
ですから、冒頭の理論となるのでしょう・・・
神が作り上げた肉体、精神などくそくらえ・・・と
わたしには聞こえます。
ニーチェは、「なり出でてある」を
よみがえらせようとしたのではないでしょうか・・・
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普通の人間の、普通の霊性
もちろん、全く詳しくない。
ただ、ニーチェの言葉は自然なのだ。
ニーチェは虚無主義(ニヒリズム)と言われている。
しかし、実像は全くの真反対だと思う。
そう言う意味でもニーチェは間違って広まっている可能性が高い。
ニーチェは「神は死んだ」と言った。
当時のヨーロッパでは考えられない思想だ。
ここでいう「神」は
日本人が創造する「お陰様」とか「八百万の神」というたぐいの「神」ではない。
絶対的に人間の上位に君臨する神であり、
人間がその神から理性を頂いて世界を把握している(自然科学)と捉える神だ。
デカルトは、神に近づきたかったが、
人間が分析する自然科学が
神の目線の延長であっては不遜だという考えで
神と人間を厳密に分けた。
その行きついた先が唯物論だ。
人間に霊性や神性が宿るわけがないと捉えたのだ。
霊性や神性は「神の分野」だから
永久不可侵というわけだ。
はたして心身二元論が完成される。
ニーチェは、その「神」は死んだと言ったのだ。
ニーチェの時代、「神」は「近代=科学と経済(お金)」にとって変わった。
今の時代、
ニーチェの言葉を借りれば、
「近代という巨人は死んだ」ということだろう。
私たちは、今こそニーチェの言葉を振りかえることだ。
天秤座の彼は、1900年、
調和的自己の高見を私たちに示して亡くなった。
近代が生まれてちょうど折り返し点のことだ。
彼は一足先に
普通の人間の、普通の霊性を
予見していたに違いない。
人間の肉体は大きな理性であり、
精神と呼ばれているものは小さな理性なのだ。 ニーチェ
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