期待していいのか!?
➡看護師や保育士らの賃上げ財源は…首相「増税ではなく、まず成長」
財源として消費増税は対象となるかという趣旨の質問に対し、明確に否定。「まず基本は成長。成長なくして分配なし。成長を実現してそれを分配することによって、みなさんの給料を引き上げる。結果として消費が喚起される」と語った。
この人は、わかっているかもしれない・・・
そして、財務省と闘うつもりかもしれない・・・
そう期待してしまいます。
是非財務省の顔を
真っ青にしていただきたい・・・
ただ、これまで政治家には
何度も裏切られてきましたから、
まだまだ油断ならないですが、
ぜひこの路線で行ってもらいたいですね。
1881年、日本銀行が設立されて以来、
誰かが借金をすることで新たなお金が生み出される
(通帳記帳や小切手などの印字のみ)
巨大な椅子取りゲームが日本中で始まった。
これを、信用創造という。
教科書にも載っている・・・
わたしは、この言葉を
詐欺創造と変換している。
詐欺とは、価値のないものを売りつけて
価値あるものを奪って行く行為のことだ。
まさに、この信用創造が「詐欺行為」なのだが、
それは最後に書きましょう・・・
まず、
なぜ椅子取りゲームなのか?
それは借りた人が、利子を付けて返すときに
その利子は、どこを探してもないからだ。
つまり初めから椅子(お金)は一つないのだ。
だから、人は永遠の無限ループの中で
利子を求めて人を蹴落とし、
人より多く時間を使って労働し
稼いで利子と元本を返さなければならない。
私たちが見る市場価格には
すべてこの利子代がプラスされているのだ。
利子だけではない。
税金代
家賃代
駐車場代などの
誰かの不労所得代のために
私たちは永遠に働かなければならない。
そして、この利子分を取られてしまった別の人は、
ひとより多く働くか、
またまた借金をして不足分を補うかして
何とか生きていく・・・
巨大椅子取りゲームとはそういった意味だ。
ただ、世の中は巨大すぎて私たちにはよく見えないだけだ。
だがら、富める者はさらに富み
貧しきものはますます貧しくなる
その正体がわからなくなる。
しかし、トマ・ピケティ氏が唱えた「r>g」が如実に証明している。
「r」は資本収益率(資産運用)
「g」は経済成長率(労働)
簡単に行ってしまえば、
労働で得られる収入より、
株や不動産などの資産運用で得られる収入の方が
成長が大きいということだ。
まず、これが事実・・・
だから私は子どもたちに、
この事実の世の中で生きるために
投資の話をするのだ。
子どもたちが
この事実で奴隷にならないために
死なないために
この仕組みを話し、勧めるのだ。
今の世の中、それほどこの事実は深刻になっている。
もっと言えば 事実というよりは、
そういった経済のルールを作り
この市場をゲーム化した輩がいるのだ。
このゲームは、
原資、つまり種金が多い人間の勝ちである。
初めから勝敗は決まっているのだ。
金持ちの子どもはどんどん金持ちになるし
分配されることはよほどのことがないと起きない。
一般の労働者は、原資ができるまで
自分の限られた24時間を切り売りして
家族との時間
大切な人との時間
自分を豊かにするゆとりの時間
そういったものを犠牲にして
価値あるものを削らされる・・・
まさにこれが奴隷化なのだ。
お金の仕組みとは、
私たちを奴隷にする格好のシステムなのだ。

なぜ私たちが価値あるものとわかるのか?
言わずもがなだが、
市場原理で答えても一目瞭然だ。
この世で限りがあるものは価値が高いではないか!
私たちが、苦労して考え出した商品・・・
暑い夏の労働で育てた野菜・・・
手足を使って生み出した食べもの・・・
形はないが、心温まるサービス・・・
日々の思考から生み出した哲学・・・
これらが、数式で転がされた紙幣より価値がある世の中・・・
だから奴隷化なのだ。
インフレになるからというまやかしの言葉で
出し渋られた本当の交換、本当の紙幣が
世の中には出回っていないのだ。
まさにさかさまのおかしな世の中なのだ・・・
なによりも
私たちのいのち・時間・・・
これら千金万金に値するものを
価値相当にしないために、
また価値あるものと気づかせないために、
利子があり
税があるのだ。
もちろんそれらも彼らが作ったルールだ。
日本では
古くは、飛鳥時代の公地公民、
奈良時代の、租庸調、
私たちの価値あるものを
無価値の物と交換するための詭弁システムが
何千年と続けられてきた。
そういう意味で、現代のお金そのものは
実は私たちにとって無価値なのだ・・・
なぜなら、単なる数式で
永遠に生み出すことができるからだ。
永遠に生み出せるものは昔はただだった。
空気
水
これらがいい例かもしれないが
今ではこれらの彼らの手に渡りそうである。
インフレになるからとか
お金の価値が下がるからとか
教科書で習ったものなど捨てた方がいい。
こんなものは彼らの蛇口でなんとでもコントロールできる。

景気の循環より

未来の萌芽 S字曲線と太陽黒点と経済予測の話し その弐より
若いころ、景気循環など
こんなおかしな都合のいいグラフが
なぜ出来あがるのか不思議だった。
これらの図が示すものは
彼らが、谷で買い込み
山で売り抜ける
定期的なお金稼ぎの循環に過ぎない。
それは、戦争と一緒のからくりだった。
グラフを見れば、
リーマンショックまで
見事に10年ごとに山がある・・・
リーマンショックの時は
サブプライムローンで山を作ろうとした彼等が
みごとに失敗しただけだ。
これは、こうしますよという彼らの計画(蛇口)の動きなのだ。
彼らは日本銀行を作った目的は
この蛇口のコントロール権を牛耳るためだ。
私がこの世のお金のシステムが
アンフェアーで残酷だと思う理由はまさにここだ。
限られた人生、
自分らしくありたい、
人の役に立ちたい、
家族と楽しく暮らしたい、
そういうかけがえのない人間として当たり前の豊かさを
アンフェアーな労働とお金のシステムとで交換させ
私たちの人生の価値を
奴隷にまで貶める仕組みが今の世の中なのだ。
「人生でお金を一番にしないでください・・・」
ご相談の時、岐路に立った相談者によく助言します。
その理由はこういうことだからなのです。
ちなみに、日本銀行は、資本金の55%
55%が政府が出資している民間会社です。
日本銀行法により
日本政府の保有割合が55%を
下回ってはならないこととなっています。
しかも、公的な機関ではありません。
だから、
政府が主導権を握って
国民のために
国の経済のために
私たちのかけがえのない価値ある人生のために
日銀を働かせればいいのです。
岸田さんがそうなる首相となるか?
冷静に見ていきたいと思います。
今日は、何やら分の羅列になってしまいましたが
どうぞお許しください。
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