AddCafe3月の予定
今春の花結び・・・
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今週から以下の本を同時進行で読んでいます。
![]() | 神からのギフト (2003) 山村幸夫 商品詳細を見る |
![]() | すばらしい日々 (2013/10/24) よしもとばなな 商品詳細を見る |
上記の2冊は抜粋で読んでいきます。
共通購入/通読はこちら・・・
![]() | 自然放射線vs人工放射線 宇宙の認識が変わるラジウム・姫川薬石と天の岩戸開き 生命の起源は巨大隕石の遺伝子情報だった! (2014/12/17) 富士山ニニギ 商品詳細を見る |
今の時代、自然治癒としての石(医師)について学んでいます。
太古の昔、人びとは病を治すために石を使っていたのでは・・・
その名残が神社のさざれ石ではないか・・・
この本を読んでいると、いろいろと想像が膨らみます。
ニニギ尊とは、石を抱えて(にぎって)治療を受けた人々の
石への崇拝の気持ちが人格化されたのではないか・・・
だから、神社にあるさざれ石はその名残で名ないのか・・・
「石切神社」がいまでもデキモノ(がん)などにご利益があるのは
そこに在った自然放射線の石を人びとに分け与えて(切って)治したのではないか・・・
興味は尽きません・・・
「花結び」という音読会・・・
毎週火曜日10:00~12:00 inAddCafe
ご参加費:1000円(ピヨさんのママおやつ&ドリンク付)
ご参加ご希望の方は、ブログメールフォームにて・・・
一冊の本は、確かにひとつの知識として心に結晶が蓄積されます。
しかし、その結晶は決して凝り固まることをせず
新たな本との出会いや宙からのメッセージを誘発し、
再び別の複合的な知識へとやわらかく変貌、拡大し始めます。
集う人の経験や言葉がその本に人間味をくわえ
知識が「智慧」に進化していきます。
2012年12月4日からはじめた音読会・・・
もう2年以上になるんだなと調べて初めて実感・・・
かの寺山 修司(てらやま しゅうじ)は「書を捨てよ、町へ出よう」といいました・・・
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あの頃は60年安保で学生紛争の真っ只中・・・
しかし、一方では、就職活動など現実にかえった若者に「転向」を始め
そろそろまわりに虚無感が出始めた頃でもあります・・・
若者が叫んでいた「革命」は、一時期の単なる祭りだったのか・・・
「転向」を目の当たりにした虚無感は
転向した者にも、しなかった者にも同時に起こったに違いありません。
今のわれわれには想像もできませんが、
50年安保を発端とする政治的な混乱の最中、
現役の若者が世の中を変えようとした
「日本の熱い青春時代」とも言えます。
マルクス主義などがもてはやされ、そのイデオロギーに触発された
当時の若者はかなりの読書量と議論を誇ったと思います。
寺山修司もその一人でしょう・・・
圧倒的な読書量と生の議論量を経験した当時の人が
「書を捨てよ」といわれればとても新鮮だったのではと思います。
ですから、今の人が書を捨てるのと全く同じにするわけにはいきません。
現代人は、圧倒的に言葉の蓄積量と会話量が少ないからです。
かといってテレパシーのような直観力を磨いているかというと
どうもこちらも難しいようで心もとない気がします。
さらに今では、インターネットという別のツールも加わりました。
ネットの世界にも暖かい心の通った現実はあります。
しかし、一面であるはずの「バーチャルな世界」が肥大化し、
人間の心に影響を与えていることも事実でしょう。
メディアの寵児と言われた寺山修司が今生きていたら
嬉々としてネットを利用し、表現し、楽しんでいたかもしれません。
70年代・・・
世の中が見て見ぬふりから生まれる安心・安定、
そしらぬ欺瞞へと向かおうとしました。
いわゆる「シラケ」の時代です・・・
それと同じことがポスト3.11で生まれようとしている・・・
寺山修司ならそう見るかもしれません。
そして、大きなきかん坊のいたずらっ子のように、
「ほらここにも」
「ここにもあるよ」と
この世に散らばった「隠された闇」を
大人たちに見せ付けてまわったでしょうか・・・
キャッチコピーは、「ネットを捨てよ、町に出よう」
それとも・・・「ネットを捨てよ、本(もと)に戻れ」といったでしょうか(笑)
今ではかないませんが、生きて生の声を聞きたかった興味ある人の一人です。
「書を読み、青空を見よう」
「書を読み、田畑を耕そう」
「書を読み、生の言葉で広げよう」
「書を読み、・・・」
皆さんなら何を入れますか?
長くなりましたが、
「花結び」はとてもスローで暖かい学びの場です。
書を読み、・・・
皆さん流の楽しみ方をなさってください。
よろしければ是非・・・
聴いて下さる方がいればこそ・・・
AddCafe予定変更のお知らせ
●本日23日臨時休業させていただきます
●28日味噌づくり13:00~
●3/1(日)piyoさんランチ12:00~17:00
以上のように変更させていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。
宙結び2月の随想(^-^*)ノ
サラリーマン塾人時代からの思いです。

この宙結びは2012年4月に始めました。
根底にはこの思いがありました。
その年の4/21がたまたま土曜日でしかもAddCafeを開店させた日と同じだったので
「木ぃじいちゃん」への感謝も込めてこの日にスタートさせていただきました。

その後、書のパフォーマンスをしたいということで「総文」を借り、
「宙結び」の思いのまま「100年後も笑いましょに!祭り」の一貫として
「笑市」をパフォーマンスの前に先行開催いたしました。
私たちが生きている「今」を「ポスト3.11」というそうです。
確かに「3.11」を境にわたしだけでなく誰もが思ったであろう思いがあります。

【工房kiriさん】
今の世の中を良くするには、政治的処置を待っていてはいけない・・・
私たち一人ひとりが意識を持ってできることをするのが一番の近道・・・
もともと個人的にそう思ってはいましたが、
それを形にしたのが「100年後も笑いましょに!祭り」です。
先日、Tさんから頂いた「繕い裁つ人」の情報や


なないろさんから教えていただいた「ナマケモノ倶楽部」
や辻信一さん、サティシュ・クマールさんは、やはり私に原点と勇気をくださいました。
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この本も読んでいたことも思い出しました。
この3年近くの間、いろいろなことを感じ、学びました。
思い(願い)と現実の「円」とのはざ間・・・
いいかえれば、やりたいこととやりたくないことのはざ間・・・

【チュルミンさん】
そのはざ間で「言いだしっぺ」が悩むのは当たり前と
覚悟を決めてはじめた「祭り」ですが
思った以上に世間と日常の「円」の強弁ぶりは大きく
随分といろいろなことを考えさせられました。

【ピヨさんち】
でも、piyo-soraが幸運だったのが
思いをわかって下さる「ご縁」に超恵まれていた(る)ことです。
この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございます。

暮らしの手帖という雑誌をご存知かと思います。
名物編集長の花森安治さんは有名ですが、
その創刊号(1948年)のあとがき編集人の大橋鎮子(しずこ)さんがこう書いています。

【中村さん、あのシーツの作品です】

【工房kiriさん】
「あとがき」
(前略)この本は、けれども、きつとそんなに売れないだろうと思います。私たちは貧乏ですから、売れないと困りますけれど、それどころか、何十万も、何百万も売れたら、どんなにうれしいだろうと思いますけれど、いまの世の中に、何十万も売れるためには、私たちの、したくないこと、いやなことをしなければならないのです。この雑誌を、はじめるについては、どうすれば売れるかということについて、いろいろのひとにいろいろのことを教えていただきました。私たちには出来ないこと、どうしても、したくないことばかりでした。いいじやないの、数はすくないかも知れないけれど、きつと私たちの、この気持ちをわかつてもらえるひとはある。決して、まけおしみでなく、みんな、こころから、そう思つて作りはじめました。でも、ほんとは、売れなくて、どの号も、どの号も損ばかりしていては、つぶれてしまうでしよう。おねがいします、どうか一冊でも、よけいに、お友だちにも、すすめて下さいませ。(後略)

【中村さん】
こんなに正直で潔い「あとがき」を私は読んだことがありません。
「かくありたい・・・」

【チュルミンさん、モロッコのタイルをイメージして】
sora-piyoの覚悟も思いも3年前とちっとも変わっておりません。
そして、これからもこの「あとがき」のように
素直に皆様のお力をお借りできればと思っております。

ご一緒して頂ける方・・・これからしていただけそうな方・・・
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

いつも皆様の存在に助けられているsora-piyoです

宙結び、ありがとうございました(^-^*)ノ
無事宙結びを終了することができました。
ご参加いただいた皆様、
ご来市下さった皆様、
陰ながら応援してくださる皆様・・・
いつも本当にありがとうございます。
画像は追ってご紹介いたします。
もうしばらくお待ちくださいませ。
AddCafe初!ハングドラムNaoさんの「うたた音ライブ」決定!
マネージャー(笑)なないろさんやWさんのお力添えで
ハングドラムNaoさんの「うたた音ライブ」
を開催させていただくことになりました。
ご存知の方も多いかとは思いますが、
Naoさんやハンドドラム(UFOのような金属製の打楽器です)についてご紹介いたします。

ウィキペディアの画像ですが、本当にUFOみたいです!
その音色は・・・百聞は一見にしかず・・・まずはこちらの動画をどうぞ・・・
耳ではなく体で感じるNaoさんサウンド・・・皆さんに、またAddCafeにどんな風景が広がるのか・・・今から楽しみです。
日時:3/15(日)12:00~15:00ぐらい(12:00~piyoさん弁当をいただきます)
会費:ランチ&びわ茶付3000円
場所:AddCafe(津市南丸之内13-20)
流れ:12時からゆるゆるとピヨさん弁当→ぼちぼち体操→うたた音ライブ→お目覚め体操
持ち物:うたた寝しますので、ヨガマットやあたたかいブランケット等
※動きやすい服装でお越しくださいませ
※定員は10名ほど
※お申し込み&締め切り:ブログメールフォームにてお申し込みください。
定員に届き次第締め切らせていただきます。
では、ちょっと

自然も人も目覚める春・・・
皆様のご参加心よりお待ちいたしております。
追記あり!2月宙結び(^-^*)ノ
革製品、パッチワーク小物の「中村さん」がご参加追加です!
神辺之庄の横でご出店されます。
今回は若干控えめですが(笑)
出ていただける方がいらっしゃいますので
相変わらずのんびりまったりと元気にいきたいと思います。
どうか応援よろしくお願いいたします。
飛び入り参加も大歓迎です。
ご連絡くださいませ・・・。

いつもより、ゆっくりご出店様とお話・体験ができますので
よろしければ是非ご来市くださいませ。

九星氣学鑑定、2015年の運勢鑑定等
願いを叶える点描曼荼羅画体験 どなたでも描いていただける体験です‼
クリスタルとヘンプの雑貨販売・天然石と麻紐で作ったサンキャッチャーなどの雑貨

ビーズアクセサリー

リース、アクセサリー、ピヨさんの釜飯、発酵バターのマドレーヌ(イートインのみ)、リサイクル品

大根煮、コーヒー、紅茶、ジュースなど

今回第二駐車場は使えません。
笑市画像(* 'ー^)b
雲が出ると寒さが堪える一日でしたが、
まっきー君と時折現れてくれるお日様のお陰で
和気藹々・・・無事笑市を終えることができました。

バレンタインdayだったので、
Mちゃんが皆さんの分のチョコを手作りで用意してくれて(涙)
Mちゃんありがとうございました。
お芋やさんの旗が
時おり見せる青空のなびいています。

今日はいつもよりおいしいスーパーさつまいも!

外も中もぴっかぴかの焼き芋でした。

わざわざ京都で仕入れていらっしゃるそうで・・・

こだわりの焼き芋は、食べた方がみなさんまちがいなく
「おいしぃ~」と絶賛です。
Tさんありがとうございました。
パワーストーン美石さん・・・

どの石も厳選されたものばかり・・・

右下の黒い石は2ミリもある大きな石・・・

綺麗にずらりと並ぶ石たちは圧巻でした。

石の浄化にも使う水晶もありました!
美石さん、ご参加いただきありがとうございました。
遠く安城から来ていただいたフレイズさん・・・

そう、この方です。ジオラマ!!

前回来ていただいた時の商品がほとんどなくなっていました。
今では動画でつくり方も公開されています。

アナ雪は今でも子どもたちの人気の商品・・・

遠いところいつも「笑市」を気にかけてくださって
本当にありがとうございます。
ふくろう直吉さん・・・

笑市にお時間が許される限りご出店くださって
何かとお気にかけてくださるありがたいKさんのお店です。
来月8日は鈴鹿白子の喫茶店くるりさんでも手作り市をされます!
お時間のある方は是非遊びにいらしてください。

かわいい犬服とかばん・・・

Kさん、いつも本当にありがとうございます。
笑市に限らず、宙結び、お店といつもいつも応援してくださる
Wさんのお店です!パワージュエルセラピーのya-flowさん。

秘密のぴこぴこで、施術が始まり、

不思議なくらいびっくり!痛みやゆがみを緩和していきます。

この看板を見たら是非このスーパーシートにお座り下さいませ。

いつもご私たちの活動に「応援」をくださる本当にありがたいWさんとMちゃん・・・
いつも本当にありがとうございます。

笑市や宙結びなどご報告のブログを書きますと
「お礼」の言葉しか出ません。

(街頭募金500円、ご出店者さまより6件3000円 合計3500円
いつもご協力ご賛同ありがとうございます。)
小さなのんびり市にもかかわらず
お力を貸してくださるみなさまや
寒い中応援に来てくださる皆様に
感謝の言葉しか出てきません。

皆さん、本当にありがとうございます。

この日は、鈴鹿方面まで雪が積もっていたようです。
そんな中ご参加くださり重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
これからもぽちぽちとやってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

笑市ありがとうございました。
立春がすぎたとはいえ、とても寒い中
ご参加くださった皆様には本当に感謝しかございません。
ありがとうございました。
また、応援に駆けつけて下さった皆様、
本当にありがとうございました。
そして、陰ながら応援してくださっている皆様
本当にありがとうございます。
毎月毎月何事もなく無事終了させていただけますのも
皆様のおかげさまです。
ありがとうございました。
画像は追ってご紹介させていただきます。
もうしばらくお待ち下さいませ。
緊急告知、味噌づくりします!
跳びはねる思考②

「夏が来るたび」
それまでは何も感じていなかったのに、
夏が来たことがわかったとたんに、どきどきします。
急に体が熱くなり、汗が噴き出ます。
僕は目玉をきょろきょろ動かし、
耳をそばだてなければいけません。
そうして、なるべくたくさんの夏の印象を
自分の記憶に閉じ込めなければ、
今年の夏の思い出がなくなってしまうからです。
頭の中にある夏のイメージと、
目で見ている景色が一致すれば安心します。
聞えてくる鳥や虫の鳴き声、
夕立の音が僕の知っている音と一緒だと
嬉しいのです。
いつもの夏と違うことが起こらないように、
僕は四六時中見張っておかなければなりません。
何のためにこんなことをしているのか、
自分でもわかりません。
自閉症者には変化を嫌う特徴があるからでしょうか。
生活はどんどん進歩していますが、
変化を恐れる気持ちというものは、
本当は誰もが持っているものです。
人がもともと備えている感性は、どんなに生活が便利になっても、
なくしてはいけないものだと思います。
それを失えば、人は動物としての本能を忘れてしまうことになります。
そうなれば、悲しいだけではなく、
人類としての危機だと感じてしまうのです。
僕は確かに意味のないことをしているかもしれませんが、
そもそも人はすべての行動に理由などつけられるのでしょうか。
今年の夏も無事に終わりました。
何事もなく次の季節を迎えられることが、
僕の喜びなのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後からの4.5行・・・何と美しい言葉でしょうか・・・。
私たちが瞬時に行動をとってしまうとき、
やらずにはおられず、行動してしまうとき、
もともと理由なんてなかったと思います。
もしくは、理由をつけると言う行動が重要でないとも言えます。
「やりたいからやる」
「やめたいからやめる」
「理由のない行動は、おかしい」という一般的な通説があるからか
人は慌ててあとから理由を探します。
そして、理由を探すとき、人はひとつ「自由」の幅を狭くします。
なぜなら、その「理由」は後から自分を縛ることもあるからです。
その「理由」でなければ、その行動をしてはいけないという
暗黙の「縛り」を自分に課すからです。
「待つ」という優しいおいしさ(^-^*)ノ
笑市、嬉しい追加(^-^*)ノ
跳びはねる思考①「僕と自閉症」

「僕と自閉症」
「特に困っているのは、本当に自分がわかってもらえないことです。
では、わかってもらえさえすればいいのでしょうか。
新しい知識の習得は、人の好奇心を満たし、生きる意欲につながります。
けれどもいいことばかりではないと思います。
知ることと、行動することは、別の問題だからです。
たとえば『自閉症を理解してください』と言われても、多くの人は戸惑われる気がします。
自閉症がわからないというより、その人たちにどうしてあげたいか、自分の心が見えないからでしょう。
啓発運動をしている人は、障害の理解を広めれば、誰もが暮らしやすい社会がつくれると考えています。
しかし、人の心は複雑にできてます。
理解ができたから、協力するとは限りません。正しさがいつも、世の中を動かすわけではないのです。
いろいろな矛盾も含め、多くの人たちの意思でこの社会は成り立っています。
それでも、自閉症を知ってもらうことでいきやすくなると思うのは、僕を見るみんなのまなざしが、変わってくるからです。」
もう彼の言葉だけで十分ですが・・・
ちっと書いてみます。
「知ることと、行動することは、別の問題だからです」・・・
当たり前すぎるほどの当たり前のことですが、本当に心に響きます。
私たちは、なまじっか知ることができるために、「行動」するということを怠っていく生き物です。
「知行合一」と言う生き方がいかに難しいかがわかっていたため、世の哲学者はこれを唱えたのでしょう。
「正しさがいつも、世の中を動かすわけではないのです」・・・
正論は時には人を責め、傷つけることがあります。
清濁合わせて世の常は巡っているのです。
つづく・・・
2/14(土)は笑市(^-^*)ノ
跳びはねる思考 「はじめに」
![]() | 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること (2014/09/05) 東田直樹 商品詳細を見る |
まず「はじめに」から新鮮です。
「はじめに
僕にとって文章を書くことは、息をするのと同じぐらい自然なことです。そう感じるのは、重度の自閉症という障害のために、
人とコミュニケーションがとれないせいかもしれません。
自閉症とは、さまざまな研究から、現在では先天的な脳機能障害だと、考えられています。
障害があるから不幸ではないのです。けれども自閉症だから、普通の人にはない感性が僕に備わっているのは事実でしょう。ただし、一口に自閉症といっても、ひとりひとり違います。全ての自閉症者が僕と同じではありません。
僕がエッセイの中で伝えたかったのは、その人にしかわからない世界があるということです。
物事は、少し見方を変えれば、全く違ったとらえ方ができるのではないでしょうか。
僕がどんなに跳びはねても、それは一瞬のことで、すぐに地面に着地してしまいます。なぜなら体という重りがついているからです。
しかし、思考はどこまでも自由なのです。
何の制約も受けることなく、空の彼方に舞い上がったり、深い海にもぐったりることができます。
僕と一緒に思いをめぐらせてみませんか。
きっとあなたも新しい「自由」を手に入れることができるでしょう。 東田直樹」
皆さんは、彼にとっての「自由」をどう捉えますか?
彼が文章を書くことで「自由」になっているのは間違いないことですが、
ここでいう彼の「自由」は単に「前向きって大切


ちょっと違うのです。それは彼の次の言葉「障害を抱えて生きること」でわかります。
「障害を抱えて生きるということは、生まれ持った境遇を誰かのせいにするわけでもなく・・・・・・」
まずここまで思えるまでの彼の人生を思うと本当に胸がきゅっとなるのですが、
もっと凄いのはこれに続く後半です。
「・・・」の部分は、さらに言葉が続くのですが、
ここで少しお時間をとって
続く言葉を想像してみてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「障害を抱えて生きるということは、生まれ持った境遇を誰かのせいにするわけでもなく・・・・・・」
ではいきます。
「・・・いつか普通になれるという希望にすがることでもありません。」
彼はきっぱりと言っています。
甘い「前向き」とか能天気な「ポジティブ」という不純さ(逃げ)がどこにもないのです。
文を書くことは確かに彼にとって素晴らしい「自由」ですが
そこには「闇(現実の辛さ)」からの逃亡は微塵も感じられません。
さて、彼の言葉をつなげますと
「障害を抱えて生きるということは、生まれ持った境遇を誰かのせいにするわけでもなく、
いつか普通になれるという希望にすがることでもありません。」
この「障害」という言葉を「悩み」「不平」に、
「普通」を「幸せ」に置き換えてください。
どうですか?頭をハンマーで殴られませんか(笑)
「○○からの自由」と「○○への自由」というテーマをご存知でしょうか。
前者は永遠に「自由」にならない追いかける自由です。
彼のことを前者で例えると、「障害(苦悩)からの自由=文を書くこと」(彼はこれではありません)。
後者を例えると「文を書くことへの自由」・・・。
もっと補足すると「僕は文が書けるのだから、文を書こう」
つまり「文を書くことに理由や言い訳がない」のです。
どちらも「文を書くこと」は同じですが、
「闇(現実)から逃げるために文を書く」のが前者=文を書くのに理由(いいわけ)がいる・・・
「与えられた環境を光も闇もそのまま受け止めて自分のできることを精一杯する」が後者=やれることがあるからする・・・
もう一度書きます。前者は、永遠に自由になれません。
「○○から」ですから、尾崎豊さんの「盗んだバイクで走り出す~♪」の世界です。
見ない様見ない様に逃げているうちは必ずその対象(苦悩)に追いかけられるからです。
東田さんの「自由」は本当の自由です。
○○への自由だからです。そこには無限の青空が広がっています。
ちょっと長くなりましたが、読んで頂いてありがとうございます。
みなさんはどう思われますか・・・
ご感想お待ちいたしております。
(「はじめに」だけでこんなに書いて、続くのだろうか・笑)
追記・・・「この世のありとあらゆる理由には、言い訳が潜在している」ということですな。
東田直樹さん(^-^*)ノ
![]() | 自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心 (2007/02/28) 東田 直樹 商品詳細を見る |
この本を教えてくださったのは、花結びのTさんです。
読んでみて・・・驚きの連続でした。衝撃といってもいいかもしれません。
私はこの世の中では健常者という部類に入るらしいですが、
この方の本を読むと健常と障害の境目が、
いかに医学的または経済的な偏った見方であるか、
社会との「折り合い」というけれど、その「折り合い」がいかに健常側の横柄な論理であるか・・・
そして、本当の意味での人類の進化(深化)とは何なのかをとくと考えさせられます。
東田さんの本には
自分の方がよほど退化しているのではないかと
思わされる内容にたくさん出会います。
2007年に出たこの本が逆輸入のような形で日本で有名になったのはNHKの番組のようですが
そのときにこの本に出合えずに、今であったということはまさに学ぶべき「時」なのだと思います。
「人生は、学ぶ準備ができた時、師が現れる。
受け取る準備ができた時、贈り物がやってくる。
人生の約束を思い出した時、古き仲間に再会する。
生き方を決めた時、真の仲間創りが始まる。」
(よしだひろちか)
今の塾の仕事的にも
人生のお役目的にも
人類の深化(進化)を考える上でも今なんだと思います。
この東田さんとはもちろん知り合いでも何でもありませんが
じっくりと対話、いえ先生から教わるような気持ちで読んでいます。
先日偶然に(必然に)本屋でであった私にとっては東田さんの2冊目の本・・・
![]() | 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること (2014/09/05) 東田直樹 商品詳細を見る |
東田さんは今22歳になられています。
13歳のときに書いた前著とは少し違い
まるで優しい哲学者のように私に問いかけます。
私の中では、こっそり名著に入りました。
次回からこの2冊目を抜粋した記事が書ければなと思います。
味噌出来たんです!
2014年味噌作り
ちゃんと出来てました!

ご参加された皆さんのお家の味噌はどうなってますか?
一口ペロッとなめてみました。
ホント美味しい~

今年も3月頭に味噌づくりが出来ればと思っております!はい。
この味噌は、piyoさんランチで明日から登場!
春のクリスタルボウル演奏会☆彡
4/11(土) お話もまじえての演奏会 14時~15時半
会費3000円 inAddCafe
遠藤先生の素敵なご活動はこちら・・・
仙台からクリスタルボウルの響きをあなたに…
春うららかな午後・・・ゆったりゆらゆら・・・
クリスタルボウルで古代からの記憶と現世を繋げてみませんか・・・
前回の様子



お申し込みお待ちいたしております・・・。
山田君裏山リース作り
裏山を知り尽くした山田君をお迎えして
リース作りをいたしました。
真正面奥が山田君です!

人生の大先輩であり、こんな楽しい方です。

さてさて・・・
これはもう後半の材料ですが、
散らばっている材料を見ていても本当にかわいいです。




皆さん本当に夢中で、楽しそうです。





だんだん、出来上がっていきます。





それぞれが思い思いに「カサカサ、カサカサ」
草木の音が途切れません・・・。
無言(夢中)のうちに、いくつもいくつも小宇宙ができていきます・・・。
山田君のリースのすごい所は
草花を採りに行くところから「楽しい!」というところだと思います。
そして、くせのある草花の特徴をそのまま生かすというところです。
裏庭の何気ない草花が喜んでいるのがわかります。
「採りに行くのが楽しい・・・」
「つくるのが楽しい・・・」
「売れたらもっと嬉しい(笑)」
「もう20年ほどやっているわ」
そう笑われる山田君です。
山田君を拝見していると
こうやって年をとりたいなーとつくづく思います。
人生楽しむが一番!!!
山田君、長者野さん遠いところありがとうございました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
