宙の森体験授業 ~四大元素と子供たち~
彼らの顔を浮かべながら
色々と案を浮かべていました。
色々出るも、なかなかこれだ!としっくりくるものが出てこず・・・
ふとある原則に気がつき「これだ!」が見つかりました。
それは、体験の中に「四大元素」が入っているということが大切だということです。
四大元素とは、「火・空(風)・水・土」です。
実はこの四つの一つでも欠けると
ダイナミックさ、いいかえれば丸ごとの生活感覚が消えてしまうのです。
「四大元素」とは本当によくいったものです。
「体験授業」は「単なる体験」ではいけません。
それが経験となり、やがて自然に生活に入っていくことが大切です。
その体験を通して、今「生きてるって楽しいな*(ノ^∀^)ノ*」と感じて欲しいのです。
また、大人が全てお膳立てして、「はいどうぞ」では意味がありません。
子供は小さな大人ではありません。
その全身丸ごと何かにぶつかり、経験をしている「偉大なるいのち」そのものです。
ですから、必要以上に大人が用意周到にしないというのが
「宙の森体験授業」のモットーです。
(単なるずぼらともいいますが・苦笑)
で、今回の夏の企ては・・・こちら・・・

「石釜ピザ」を焼きます。
生地からこねこねしてみます。
うまく出来るかどうか・・・笑
竹の玩具も作れたらとも思います。
そのまま学校の夏の工作として提出できます。
もちろんわたしも前回同様
全て初めてのことですから試行錯誤になると思いますが、
それはそれでいいと思います。
一緒に工夫して創っていくという感じです。
そして、最後はみんなでおいしく楽しく・・・
何より自分がいちばん楽しみかもしれません(笑)
宙の森体験教室、最終日ヽ(^o^)丿
端くれをさせていただいておりますが、
間違いなく「記憶」に残る素晴らしい時間を
今回の「宙の森体験授業」では体験させていただきました。
もちろん、子どもではなく私のほうです(笑)
お声をかけていただいた関東のSさん、本当にありがとうございました。
さて、最終日の朝・・・
到着するなり、二人は・・・こちら・・・


Tくんは、前回飛ばなかった半べその悔しさを胸に
公園で何度も練習してきたそうです。
ものすごく飛ぶようになってました。えらい!!
AちゃんもSちゃんも「おはよう」です。

Sちゃんは何を見ているのでしょうか・・・

さて、piyoさんが火を起こしてくれている間
ふたりはお米を研ぎます。
Tくんは二回目・・・慣れてきました。
Sちゃんは家でもしているようでこれまた慣れてました。
(画像がなくてすみません)
竹の飯ごうを火にかけて・・・
燻製の具も火にかけて出来上がりの頃を見計らって・・・


次は、サンドイッチ作り・・・
piyoさんがパンを作ってきてくれました。

今回作るサンドイッチは燻製ホタテサンドとチーズサンド・・・



またまた急遽竹の皿を作って・・・

盛り付け・・・

Tくんは四角に・・・

Sちゃんは三角に・・・


早々と子どもたちはスタンバイ!
竹ご飯も完成!

今回の竹ご飯には「おこげ」もできて・・・




食卓に色々並びます・・・
食後は、piyoさんのサイダーゼリーとすいかわり!



この後、Tくん見事にスイカを真っ二つ!!!

狙いを定めるSちゃん!

ここは、種飛ばしもOKです。

Oさん、すいかありがとうございました。
すいか割りの棒は、そのまま野球のバットに・・・
午後の雨が降るまでやっていました。
楽しかったぁ~
この体験授業は、親御さんがまったく手を出していません。
会食時以外は、お母さんがいませんから・・・。
わたしもpiyoさんも筋肉レベルで力が要ること(=それに相応する危険すぎるもの)以外はほとんど手を貸していません。
それがいいと思います。
日に日にたくましくなるTくん・・・
上には上がいて、時には悔しい思いに歯を食いしばるSちゃん・・・
子どもの成長は知識だけではなく、やはり手と足を使うことで培われる「実感」からしか生まれない・・・
自分でやって成功して大声で叫び・・・
失敗したり、できなくて半べそをかいて悔しくて・・・
練習してできるようになったり・・・
下のAちゃんがそれを見てまた学びます。
そして、「勝つこと」よりもくさらない「負け方」を学ぶいい機会です。
自分でしているから全てがまぎれもない「実感」です。
「実感」しかありません。
そう・・・「しか」なのです。
Tくんは、みんな一人ひとりに手紙を書いてきてくれました。

みんながいると少し控えめだけど
全体への気配りができる優しいおおらかな子です。
Sくんは、動く仕組み、飛ぶ仕組みを瞬時につかみ

体に反映でき、やり方を真似ることが得意です。
貴重な機会を与えていただいたお母さんSさん、Oさんに心から感謝したいです。
ありがとうございました。
「宙の森体験授業 2014夏」 大成功です!

宙の森体験教室、燻製作りヽ(^o^)丿

今日は昨日の続きと燻製作り・・・


果たしてうまく行くでしょうか(笑)
まずは燻製器作りの続き・・・
燃焼時の空気穴と取っ手作り


子どもは本当に凄いです。
手足を使った作業・・・一回したものを必ず身に付けていきます。
ねじの取り付けも昨日とは雲泥の差・・・

電動ドリルも慣れてきました。
細かい作業の間に火おこしをします。
今日はMちゃんがお手伝いに来てくれました。
助かります!

はじめ恐る恐るだった「火」
T君はもう大丈夫です。

笑市でいつもまっきー君を手伝ってくれるSくんもさすが慣れたものです。

なぜかガッツポーズ(笑)


さて、燻製器も完成してまずは燻製チップを燃やします。
出来上がりの「照り」を出すためにチップに「ザラメ」も混ぜます。
黒く燃え始め煙が出てきたら具を網の上にのせます。


具は、プロセスチーズ、ししゃも、ホタテ、ウインナー、ウズラの卵などなど・・・
煙がモクモク・・・

燻されていきます。
30分ぐらいでしょうか・・・
狐色になったら出来上がりです。
できましたできました!!


急遽つくった竹のお皿とお箸でいただきます。


さて、お味は・・・

このお顔をご覧ください(笑)

Tくんは少し恥ずかしそうですが、
「おいしい!」


いい顔です。


お迎えのお母さんたちにもお裾分けです・・・。
いやーー
ちゃんとできてよかったです。
さあ、最終日の金曜日・・・竹ご飯にpiyoさんのパンで燻製&サンドイッチ作り・・・
総仕上げです(笑)
宙の森体験教室、後半2日目ヽ(^o^)丿

年長のSくん・・・
年長とは思えないぐらいの腰の据わり具合!

たくましい限りです。
二回目のTくん・・・本当に上手になりました。
しばし休憩中をぱちり・・・

T君の成長がなんだか嬉しいです。

二人の共同作業もほほえましく・・・

いい顔です!

むずかしい蓋づくり・・・

今回はSちゃんの蓋をsoraが失敗・・・

でもでもこんなときこそ知恵を絞って・・・
二人の笑顔に支えられ、難なくClear!

合体!

周りのささくれを整え・・・

Tくんは金槌も上手になりました。
蓋の取っ手をつけました。

完成!!!

二人が赤ちゃんのときから
知っている者としては、この写真は感無量です。
なんかいいショットです。
さて、飯ごうを作り終えても時間があったので
燻製器にも取り掛かりました。
まずは蓋の取っ手付け・・・
電動ドリルも少し手を添えればちゃんとできました。


意外とねじが難しい・・・



でもがんばってます!
網を載せる棒の取り付け・・・
簡易なものさしで印をつけます。


穴を開けて・・・

ねじをこじいれます。ここは少し力が要りますので、
少しお手伝いします。

ねじ止めは二人にしてもらいます。

二人ともなかなかセンスがあります。


多少の手はかけるにせよ、太い竹を切ったり
少々知恵の要るねじを硬く固定したり・・・
暑い中、ぶっ続けでよくやっています。
偉いぞ、Tくん、Sちゃん!

彼らにとってはおそらく初体験・・・
自信がみなぎります。

誇らしげに名前が光ります。
後は取っ手と網の設置・空気口作りを残すのみ・・・
明日は実験的に燻製にチャレンジしてみます!
Mちゃんも助っ人で来てくれます。
宙の森体験教室、後半スタートヽ(^o^)丿
後半のメインは燻製作り・・・

そして、後半はTくんとSちゃん二人になります。
まずは、先日竹とんぼの材料を渡したらSくんが続きを作ってきてくれ、
しかも民芸屋で売っていた竹とんぼを持ってきてくれました。
さすが!民芸店の手作りは違います。

このくねりのヒントがわかりました。
火であぶるタイプもありますが、これは太目のまま削ってこの形状にしているようでした。
勉強になります。
さて、後半のウオーミングUPの割り箸輪ゴム鉄砲・・・

部品を切るところからはじめます。
「刃物の行く先には、絶対に手を置かない」
危なっかしいですが、刃物の使い方に気を配りながら
じっと見守ります。


この時期、子どもは短パンに素足・・・
余計気を付けないといけません。
輪ゴム部分は少々難でしたので手伝いましたが、
基本どんな製作過程もやってもらいました。
完成のときのこのお顔・・・ヽ(^o^)丿

はじめはウオーミングUPでしたが、的を使ってのゲームに熱を帯び・・・
とうとうこれで終わってしまいました(笑)



全く教えていないのにこの腰の据わりよう!
やはり男の子です。
遊ぶときには「人に向けないこと」
こういった遊びには大切なルールがあります。
これも彼らの勉強です。
あすは、S君のご要望もあり、もう一度竹の飯ごうを作ることに・・・
燻製器も作りますので、後半は大忙しです(笑)
はてさて、どうなりますやら・・・どうぞお見守りください

