今春の花結び・・・
![]() | 努力しない生き方 (集英社新書) (2010/03) 桜井 章一 商品詳細を見る |
今週から以下の本を同時進行で読んでいます。
![]() | 神からのギフト (2003) 山村幸夫 商品詳細を見る |
![]() | すばらしい日々 (2013/10/24) よしもとばなな 商品詳細を見る |
上記の2冊は抜粋で読んでいきます。
共通購入/通読はこちら・・・
![]() | 自然放射線vs人工放射線 宇宙の認識が変わるラジウム・姫川薬石と天の岩戸開き 生命の起源は巨大隕石の遺伝子情報だった! (2014/12/17) 富士山ニニギ 商品詳細を見る |
今の時代、自然治癒としての石(医師)について学んでいます。
太古の昔、人びとは病を治すために石を使っていたのでは・・・
その名残が神社のさざれ石ではないか・・・
この本を読んでいると、いろいろと想像が膨らみます。
ニニギ尊とは、石を抱えて(にぎって)治療を受けた人々の
石への崇拝の気持ちが人格化されたのではないか・・・
だから、神社にあるさざれ石はその名残で名ないのか・・・
「石切神社」がいまでもデキモノ(がん)などにご利益があるのは
そこに在った自然放射線の石を人びとに分け与えて(切って)治したのではないか・・・
興味は尽きません・・・
「花結び」という音読会・・・
毎週火曜日10:00~12:00 inAddCafe
ご参加費:1000円(ピヨさんのママおやつ&ドリンク付)
ご参加ご希望の方は、ブログメールフォームにて・・・
一冊の本は、確かにひとつの知識として心に結晶が蓄積されます。
しかし、その結晶は決して凝り固まることをせず
新たな本との出会いや宙からのメッセージを誘発し、
再び別の複合的な知識へとやわらかく変貌、拡大し始めます。
集う人の経験や言葉がその本に人間味をくわえ
知識が「智慧」に進化していきます。
2012年12月4日からはじめた音読会・・・
もう2年以上になるんだなと調べて初めて実感・・・
かの寺山 修司(てらやま しゅうじ)は「書を捨てよ、町へ出よう」といいました・・・
![]() | 寺山修司作詞+作詩集 (2003/06/04) オムニバス、ザ・シャデラックス 他 商品詳細を見る |
あの頃は60年安保で学生紛争の真っ只中・・・
しかし、一方では、就職活動など現実にかえった若者に「転向」を始め
そろそろまわりに虚無感が出始めた頃でもあります・・・
若者が叫んでいた「革命」は、一時期の単なる祭りだったのか・・・
「転向」を目の当たりにした虚無感は
転向した者にも、しなかった者にも同時に起こったに違いありません。
今のわれわれには想像もできませんが、
50年安保を発端とする政治的な混乱の最中、
現役の若者が世の中を変えようとした
「日本の熱い青春時代」とも言えます。
マルクス主義などがもてはやされ、そのイデオロギーに触発された
当時の若者はかなりの読書量と議論を誇ったと思います。
寺山修司もその一人でしょう・・・
圧倒的な読書量と生の議論量を経験した当時の人が
「書を捨てよ」といわれればとても新鮮だったのではと思います。
ですから、今の人が書を捨てるのと全く同じにするわけにはいきません。
現代人は、圧倒的に言葉の蓄積量と会話量が少ないからです。
かといってテレパシーのような直観力を磨いているかというと
どうもこちらも難しいようで心もとない気がします。
さらに今では、インターネットという別のツールも加わりました。
ネットの世界にも暖かい心の通った現実はあります。
しかし、一面であるはずの「バーチャルな世界」が肥大化し、
人間の心に影響を与えていることも事実でしょう。
メディアの寵児と言われた寺山修司が今生きていたら
嬉々としてネットを利用し、表現し、楽しんでいたかもしれません。
70年代・・・
世の中が見て見ぬふりから生まれる安心・安定、
そしらぬ欺瞞へと向かおうとしました。
いわゆる「シラケ」の時代です・・・
それと同じことがポスト3.11で生まれようとしている・・・
寺山修司ならそう見るかもしれません。
そして、大きなきかん坊のいたずらっ子のように、
「ほらここにも」
「ここにもあるよ」と
この世に散らばった「隠された闇」を
大人たちに見せ付けてまわったでしょうか・・・
キャッチコピーは、「ネットを捨てよ、町に出よう」
それとも・・・「ネットを捨てよ、本(もと)に戻れ」といったでしょうか(笑)
今ではかないませんが、生きて生の声を聞きたかった興味ある人の一人です。
「書を読み、青空を見よう」
「書を読み、田畑を耕そう」
「書を読み、生の言葉で広げよう」
「書を読み、・・・」
皆さんなら何を入れますか?
長くなりましたが、
「花結び」はとてもスローで暖かい学びの場です。
書を読み、・・・
皆さん流の楽しみ方をなさってください。
よろしければ是非・・・
