知ること、学ぶこと・・・
いつもの方に加わり、飛び入りで来て頂いた方もいて
嬉しい楽しい会となりました。
「学ぶことは大切です」
それをおいくつになっても続けていらっしゃる方がいます。
久しぶりに来て頂いたその方は、わざわざこんな記事を持ってきてくださいました。
中日新聞のsoraに、読売の歴史コーナーの記事を持ってきてくださいます。
2週間以上もこの記事を持っていていただいたかと思うと
胸がジーンとなります。

うちの塾には、机の上に「土偶」置いてあります。
その土偶に全く興味を示さない生徒がいまして(それはそれでいいのですが)
あるとき尋ねてみました。
「こういうのって興味ない?」
「うん、だっておれと関係ないもん」
・・・・・
「そうなんだ、じゃあおばあちゃんやおじいちゃんがどうやって生きてきたかも興味ないの?」
「それはある、だって(自分の)おばあちゃんだから・・・」
※( )は私が補いました
学ぶことは想像力です。
自分の父母・おじいちゃん・おばあちゃんと「土偶」がつながることです。
そして、「自分の」と「ひとの」の境目が曖昧になっていくことです。
過去何世代にもわたって連綿と続いてきた命の先っぽに
自分やまわりの命があることを知る営みです。
そう・・・学びは「営み」なのです。
今日新聞を頂いて、改めて思いました。

「なぜ勉強するの?」
といわれたら、迷わずsoraは応えます。
命を知ること、他人や一見自分と関係のない人たちの命、
森羅万象の命をも実感できる想像力を養うためだと・・・。
