悪魔を出し抜け!②
👿 私の誘導により、人間は彼らに代わって
私に考えさせるようになる。
なぜなら、彼らはあまりにも怠惰で無関心であるため、
自分の頭で考えることができないからだ。
この本は、悪魔とナポレオン・ヒルの会話の合間に
シャロン・レクターという人の解説やまとめが入る。
彼女のまとめではこうなる。
怠惰 + 無関心 = 先送り = 流される
私は仕事柄子供を叱ることがあるが、
今の塾を自営し始めて
成績で叱ることはまずない。
「考えない」
「人任せにする」
「言い訳をする」
「ごまかす」
こういったことに関しては
きちんと叱る・・・
「考えない」というのは
問題を考えないということではなく
自分(生徒)に関すること
を「考えない」だ。
例えば、
今のこの日常が続いたらどうなるか・・・
日常とは、「ゲーム三昧の日々」や
「弱い自分の心を深く見ないこと」などだ。
人間は弱い・・・
この悪魔の理論を借りれば
98%の人が恐怖で支配されているのだから
ある意味この「恐怖」は当たり前である。
これは大人も子供も同じ条件だ。
同じ弱い者同士だ。
しかし、私も育てていただいたように
子どもたちには伝えたいことがある・・・
あなたの意識が人生を作る!と。
そしてその意識とは、習慣が作るということを・・・
習慣とは、毎日腹筋をして体を鍛えるようなものだ・・・
時には緩んでもいい、リラックスした方がいいときもある。
しかし、大筋の部分、核の部分は
決して誰かに支配されてはいけない。
自分や自分の持つ時間を
支配できない人間は
必ず誰かに(何か)支配される・・・
私がよく言っているこの言葉は、
この本を読むとまんざら外れていないとわかる・・・
「支配」をどう出し抜くのか・・・!
これが人類に課せられた共通の課題であり、希望でもある。
僭越な物言いで恐縮だが、
占い全般でこのことに触れない占い師は
これからきっと存在意義をなくしていくと思う。
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theme : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
genre : 心と身体
