数は、私たちに何を伝えているのか?
ホロスコープには、アスペクトと言って
惑星同士が何度で関係を持っているかという座相(そう)のこと。
数霊は、その数字が一体どんな意味があるのかということを示す。
数霊では、基本数字に良い悪いはない。
だから、わたしは、
占星術でいう不調和、拮抗のアスペクトも
使い方次第ではないかと思っている。
もちろん、用心に越したことはないが、
基本良い悪いもないようにふるまえるのではないかと思っている。
ちなみに、一般的に厳しいアスペクトの代表はこんな感じだ。
引用:ARI占星学総合研究所より
●0度
コンジャンクション・合
2つの天体(感受点)が黄道上のほぼ同じ位置で重なること。互いの性質を強調し合い、新しい力を生み出す。ある天体に対して、もうひとつの天体の力が注ぎ込まれることで、無自覚な衝動性が強まることになる。
●180度
オポジション・衝
2つの天体(感受点)が黄道上でほぼ正反対の位置にあること。一方の天体が、もう一方の天体に向かって積極的に働きかけていく。緊張や対立、葛藤などを生みやすい。外に向かって何かを表現していくときには必要になるアスペクト。
●90度
スクエア・Square
2つの天体(感受点)が黄道上で90度離れた位置にあること。性質が異なる星座(サイン)で形成されるので、人生の転機や成長などに影響する。困難や障害、犠牲を克服しながら、新たな力を手に入れていくアスペクト。スクエアがない人は、努力することが苦手になる。
いわゆる、ハードと言われるアスペクトだって、
意識をすれば、傍線のような力が湧いてくるのだ。
では、この90,180は数霊ではどうなっているか?
(手元の数霊辞典には0がないが、無限・リセット・始まりと捉えてよい)
●90:淀みなくまっすぐに神なるものとつながる数霊、神倉(かみくら)
●180:変化をものともしない、おおらかで力強い息吹に満ちた数霊、豪放磊落
このようにして、数霊とアスペクト理論を総合して
ホロスコープをご覧になるといいでしょう。
実は、私のホロスコープは17のアスペクトを形成していますが、
内、
90度が1つ
0度が7つ
60度が9つ
一番多いのが
アスペクト60度のソフトアスペクトです。
●60度
セクスタイル
2つの天体(感受点)が黄道上で60度離れた位置にあること。才能や可能性、成長という意味があり、トラインよりも創意工夫する力がある。風と火、水と土の間でのみ形成されるので、男女のような関係性になる。問題解決の方向性を示す。
●数霊:60
扇状に広がる慶びの数霊。内なる全を信じ、高き理想をもって発信し続けることで、慶びとともに栄華が栄えていきます。
つまり、60という数字が私に送っているメッセージとは、
自分を信じ、創意工夫をして発信をしていきなさい。
そのことが、だれかの問題解決の方向性を示すことになる。
そして唯一ある90度のアスペクトが
私に伝えているメッセージは、
新たな力を身に付けるのに
「神とつながる努力を怠るな!」でしょう。
これらのメッセージを惑星の個性とハウスの場を借りて
存分に発揮しなさいということでしょう。
念のために言いますが、
私は無宗教です。
ただ、人知を超えた存在、
宇宙の大いなる働きはあると思っています。
その働きが届く身体にどうしたらなれるのか・・・
そこは、重要ポイントです。
皆さんもご自身のアスペクトをご覧ください。
占星術の意味としてのアスペクトを超えて
数霊と合わせてとらえることで、
惑星がもたらす私たちの可能性を
広い視野でとらえることができるのではないかと思います。
占いとは、可能性の探索のことです。
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