令和buzz351・・・父との永遠の時間
どこかの本で読んだのだが、
起こったことがたった3秒でも、
それを死ぬまで覚えているのなら、
それはもはや永遠と呼んでいいのではないか・・・
皆さんにもそんな経験はないだろうか?
先週あげたYouTube・・・
➡#47【観察は愛】人生の行き詰まりから脱却するたった一つの方法
両親の統合が私たち子供のお役目・・・
父の記憶、
母の記憶、
まさに時間の長さではなく、
刻まれた記憶の鮮明さは、永遠といっていい・・・
父は、太陽蟹座、
わたしは、月が蟹座。
近しい間柄で、
こうやって太陽(いのち)と月(欠損)で補い合うことは良くあるようだ。
幼い頃から、父は私を本当によく可愛がってくれた。
いまから思えだが、太陽が蟹なので、
愛情深く、母より母性的というか、愛情豊かというか、
そんな感じの父だった。
おまけに申年たったので
人前ではよくおどけて、冗談を言っては
人々を楽しませていた。
そして、とにかく動物・植物が好きだった。
犬猫はもちろん、
錦鯉、小鳥、鶏、アヒル、孔雀にふくろう、
鷹まで飼っていた時期があった。
すずめや、〇〇〇

罠や仕掛けを作るのが上手だった。
洋らんを育てるために、
自分で温室を作り、
冬の間、中で焚くストーブが心配で、
夜通し温室のなかにいたと、
後に母から聞いた。
もうキチガイだ(笑)
しかし、私はそんな父から、
圧倒的な術に触れ、
それを学んでいた。
どんな述か?
人生を楽しむ術だ。
テーラーの仕事が斜陽期を迎えても
錦鯉を飼う池を嬉々として自分で掘るような人だった。
母は、さぞかしやきもきしたことだろう。
子どもの私としては、
そんな裏事情があるとも知らず、
目の前の父親が、
楽しいことしかしてないのだから
一緒になって傍らにいた。
そして、知らず知らずのうちに
人生では楽しさ・喜びを作り出すのが自然となった。
そして、一番の核は、いのちを基準に生きること・・・
鶏を目の前でさばいたり、
家の前で人身事故が起きれば、
自ら率先して片付け、
私を抱きかかえて線路上の惨事をわざわざ見せた。
いのちは、こうやって頂く・・・
死んだらこんなもの・・・
そういったかけがえのない教えを受け継いだ。
父が亡くなって4年が経とうとしている・・・
いまでも私の中で、
父との永遠の会話が続いていて、
いつでも出会いなおすことができる。
永遠とは、やはり時間のことではなさそうだ。

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