令和buzz309・・・私たちはすごい世界に足を踏み入れたのかもしれない
学び始めた私や皆さんは、
すごい世界に足を踏み入れてしまったのかもしれません。
まずはこの物語をお読みください。
「あるとき、私はウスペンスキー氏と座っていた。
私たちは沈黙していた。やがて彼は微笑みながら私を見て、
なぜ私がそんなに悲しげなようすなのか尋ねた。
私は自分がそんな状態だとは知らなかったと答えた。
すると彼は言った。
『それは習慣なのだ。
君は、遠く離れて悲しい歌を歌っている
〈私〉に耳を傾けているのだ。
たぶん、それは言葉のな言うたか、
それともあなたが忘れてしまった言葉のどちらかだ。
それを観察するようにしなさい。
それはあなたから力を奪い取り、何の役にも立ちはしないぞ。』
そして彼はさらにつけ加えた。
『これは月が人間を食べることの例なのだ。』
注※第四の道のシステムでは、
人類がその一部である地球上の有機生命体には
一定の宇宙的な存在理由があるとしています。
それによれば、有機生命体は太陽系の内の惑星から
振動を変換・伝達する地球上の薄膜であり、
人類全体はそのもっとも敏感な受容器官です。
また、伝達されたそのエネルギーは
月に送られてその生長に使用されます。
個々の人間が否定的になるとき、本人が意識していなくても、
その微量のエネルギーは月に送られます。
革命や戦争といった人間の異常な生存状態は、
このエネルギーを大量に発生させるために、
地球と月の関係という尺度から見て必要事として起こるものであり、
人間の意志によって起こるものではありません。
この観点から見れば、覚醒とは、
この宇宙規模の機械的な生存状態から
分離することを意味しています。」
注※第四の道
「グルジェフ」は人間の分裂を解消し、
眠りから覚めるための道について、
これまでの宗教の伝統を三つに分類した上で、
第四の道を提示した。
第一の道-行者の道 肉体に働きかける(苦行)
第二の道-修行僧の道 感情に働きかける(信仰)
第三の道-ヨーギの道 知識と精神に働きかける(訓練)
第四の道-ずるい人向けの道 肉体・感情・精神に同時に働きかける
「第四の道」は、世間にありながら
世間に属さずに歩めるものであり、
現代人にとって行いやすいものであるという。
これはグルジエフ(1866-1949)FBからの抜粋です。
グルジエフとは、著述家・舞踏作家・作曲家であり、
20世紀最大の神秘思想家と見なされてもいます。
わたしは彼をダンス時代に知っていましたが
さして、気にも留めませんでした・・・
ここで再び再会するとは
思いもしませんでした。
その彼が言うには、
月が人間を食べる・・・
まさか、そんなことがあるのか?
そう思われた人も多いかと思いますが、
わたしは、案外そうか・・・と思うのです。
この月の欠損を学び、
これまでのみてきた人々を拝見すると
私たちが実際に月にエネルギーを奪われていて、
自分を劣等感というエネルギーの浪費に追い込めるように
設定されているのではと思うことがあります。
グルジエフの言う
月が人間を食べる・・・は
まさにそうなのです。
では、月の欠損の力を弱めるにはどうすればいいか?
手順は明らかです。
①自分の月の欠損を知る
どんなに耳の痛い言葉であろうがとにかく知る。
その際に、土星とハウスにも気を配るといい
②「怒り、不安、欲望などのエネルギー」から
できるだけ遠ざかる。
これらのエネルギーは月の食料となる。
日々感謝の気持ちを忘れない。
③月の欠損をありのままに生きていく覚悟を決める
月の欠損からは決して逃げ腰にならない。
それを見つめ物質化することで消霧させる。
それから逃れることはできないが
こだわらずには生きていける。
10/31は満月である。
グルジエフの言う月の装置が真実ならば
それが最大化する日である。
しかも、物質の象徴の牡牛座で起きる。
満月には、願いごとはお控えになられるとよい・・・
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theme : ありのままの自分になるために。
genre : 心と身体
