令和buzz119・・・9月入学論、特別会計の闇
学校を9月入学にするという
どさくさまぎれの案が浮上している。
理由は、世界基準に合わせるだとか
留学しやすいし、受け入れやすいとか・・・
呆れるほど、とってつけたような理由だ。
議論のすり替えも甚だしい・・・
コロナで学校に行けなくなったのなら、
まずはオンラインでも授業が受けられるよう
整備するのが先決・・・
そうすれば、
今後不登校の生徒たちにも
学ぶ機会が生まれる・・・
そして、早急の議論はそこじゃない。
大学生の2割がこのコロナで
退学しなければならないという・・・
まずはそこの支援だろう・・・
しかも、
9月になっても、インフルエンザと一緒で
またコロナがはやりだしたら
9月に入学制にしても元の木阿弥・・・
まったく彼らはわかっていない・・・
いや・・・
わかっていないのではなく、
見ている方向が違うのだろう・・・
こうやって論点がずれてる話を
議員がし始めるときは
何か利権が働いているときだ。
やはり、外務省のHPに
「 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)による海外留学奨学金」がある。

独立行政法人の財源は、
財政の闇と言われる特別会計だ。
その特殊法人(独立行政法人)から
民間企業へのお金の流れは民間扱いなので、
会計検査院も検査できない、あの特別会計だ。
あの民間試験問題も
ここから●ネッセにお金が流れ
まさに問題の核心だったはずだ。
➡特別会計の謎(1)
➡特別会計の謎(2)
このコロナの経済的ダメージがいまだ進行中に
ピントのずれた留学論・・・
留学のほとんどが「英語圏」ということを考えると
民間試験利権の時と同じで
やはり英語産業&民間教育利権なのだろう・・・
ひょっとすると、
あの民間試験利権でお騒がせした●ネッセに
もう一度チャンスを!・・・なのかもしれない。
➡ベネッセ海外留学センター
今回のコロナで、
かなりの利権がつぶれていることだろうから、
その挽回策といえるだろう・・・
そこに、恩を売るような形で
知事がのかっている・・・
あとから、別の利権でも貰おうとしているのだろう・・・
十中八九、
決して私たち(子どもたち)のことを考えての議論ではない・・・
ちなみにどんな産業にも議員が付いているという。
なので、お金の動きに注目すれば
原発や民間試験同様、
おそらく留学ムラ・民間教育ムラが存在するのだろう・・・
子どもたちのグローバル化を願ってとは
ちゃんちゃらおかしい・・・
➡【新型コロナウイルス】“新生活の春”はなくなる? 9月入学に政治家や有識者の受け止めは
『文科省で事務次官を務めた前川喜平氏も
「文科省には9月入学検討資料がワンサカ残っているはずだ。
廃棄してなければ。実施する場合の問題点は検討しつくしてある。
早く愚かな議論をやめさせろ」と反対する考えを示している。』
前川さんが言うように
9月入学は、かつてさんざん議論されたのだろう・・・
そのときから4月入学制をし続けてきて
大きな支障があったのか・・・?
当にお蔵入りしたはずだ・・・
なのにゾンビのように復活する議論・・・
狙いはそれでないことは一目瞭然。
留学を基準にして、9月にしたけど
コロナが発生して、飛行機飛びませんけど・・・
っていう笑い話・・・
大体、日本の若者で(2019年調査)
「将来外国留学をしたいと思いますか」と回答したのは、32.3%・・・
「外国留学をしたいと思わない」と回答した人は、53.2%・・・

どこにそれほどの熱烈なニーズがあるのだろう・・・
「世界標準に合わせるという意味でもチャンスでは」と言われているが
なぜ日本のオリジナルのシステムをそれほどまでに変えたいのか・・・
グローバルとは、自国オリジナルのすばらしさを
他国に知らしめることから始まるもの・・・
まずは、コロナの対策で庶民の生活を支えること!
庶民の生活が戻ったならば、
万一再びコロナが起きたときのために
オンラインインフラを整えておくこと!
どうしてもやりたいなら
その次に、
4月始まりでも、
留学しやすい仕組みを作ればいいだけの話だ・・・
サル真似をすることではない・・・
民間試験であれだけ混乱を招いたことを
もうお上は忘れているようだ・・・
実に困ったものだ・・・
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