令和buzz99・・・冷徹かつ神秘なウイルス
毎年、枝下桜下でたくさんの人間が
談笑したり、宴会をしたり・・・
そんな昨年までの風景とは全く変わったからだ。
これも今の時期仕方がないことだが、
せめて一人車の中からでも
桜へ賛歌を送りたくなる・・・
また、私はコロナウイルスにもこう言っている・・・
「あなたも神との約束を果たしなさい・・・」
ちょっと怪しい表現になるが
そうとしか表現できない・・・
抵抗のある人は、「神」を「宇宙」に置き換えてもいい。
確かにコロナウイルスは人間界にとっては
さまようテロリストのような存在かもしない。
しかし、この機会に地球環境や大気が
劇的にきれいになっているニュースを小耳にはさみ
視点を宇宙空間まで運び想像してみる。
そうやって俯瞰したときに、われわれもウイルスも
「神との約束」を果たしているにすぎないのだと思ってしまう・・・
繰り返すが、
神という言葉が嫌な人は「宇宙」と置き換えてもいい・・・
思わずこんなことを感じたのは、
この記事を読んだからだ。
➡「ウイルスは撲滅できない」福岡伸一さんが語る動的平衡
次回のYouTubeはこのお話をしようと思うが、
これだけわれわれを苦しめているウイルスさえも
もとは私たちの一部であって
しかも、無断で強引に体内の細胞に侵入するのではなく
ウイルスと細胞の合意のもと
むしろわれわれ細胞側が、
手を伸ばし、ウイルスを受け入れようとするのだから
われわれの深いところでの「意思」というのは
気づいている気づいていないにかかわらず、
まさに、誰のせいでもなく、
まぎれもなくすべて私たちの「意志」だと認めるしかないのだ。
私たちが外敵と断定するすべてが
福岡さんの言う「動的平衡」の立場で立てば
すべて進化過程の必然要素ということになりはしないか・・・
いのちとはそうできている・・・
そう脱帽するしかあるまい。
そういった意味で、
われわれの近視眼的、
かつ敵味方の二元的なものの味方ではわからない
何か大きな働きがあるのだと思わざるを得ない気がしてくるのだ。
宇宙は、いのちは
我々の苦しみや悲しみを軽々と飛び超えて
まさに冷徹で神秘なのだ。
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