令和buzz67・・・20代でしておく大切なこと⑤
「人とくらべることをやめる」
これまでの学生生活で
ほぼ一律、同一の教育を受けてきた若者が、
就職、
恋愛、
結婚、
所有物など・・・
さまざまなライフスタイルになっていくのも
20代であろう・・・
これまで学校生活や成績など
比べることが当たり前だった若者にとって
世間軸、団体軸、他人軸を
自分軸に変えるのは至難の業です。
20代は、小さくともしっかりした土台に
この自分軸という旗を立てる時期である。
実は若い時に人とくらべたがるのは
人間に自分の立ち位置を確認する本能があるからだと
私は思っている。
太古の昔、地図もない狩猟時代、
それは絶対に必要な能力だろう。
ナビがなかった我々昭和人は、
太陽の位置と山の位置、海岸線の位置で
大体自分がどこに向かっているか推察した旅の経験があろう・・・
それと同じで、
数学の座標軸のように
自分がX軸のプラスの方へいくつ行っていて
Y軸のマイナスの方へいくつ行っているのか・・・
そんなことを確認することで
自分を知ろうとする作業の一つだと思っています。
つまり、人と自分を比較すること自体
何も悪い影響は起きないのですが
それが、劣等(優越)感や不足感、喪失感などとつながると
決して人生の幸福度、満足度を上げることはできません。
他者の幸せや成功(に見える)は
あなたと何の関係もないことを知りましょう・・・
そして、あなたに害を及ぼすものではないと知りましょう・・・
関係をつけてしまっているのは
自分自身であることにも気が付きましょう・・・
上には上がいる・・・
下には下がいる・・・
そう、開き直ることが大切です。
そして、一番大切なのは、
自分の成功の定義と
幸せの定義を、今すぐノートに、
手帳に書いておきましょう・・・
その定めておくという行為が
自分軸ということになります。
あなたが思っているほど、
完璧な成功や完璧な幸せになっている人など
この世にどこにもいません。
あなたがうらやましがる人などどこにもいません。
あなたが勝手にそう思っているだけです。
みんなどこか欠け茶碗だと思っておきましょう・・・
それでも、比べてしまう人に、
何かアドバイスがあるとすれば・・・
① 自分の成功の定義と幸せの定義を、
今すぐノートに、手帳に書いておきましょう・・・
② いま自分に与えられているものを書きだそう。
そして、心から感謝しよう。
③ ①②をながめて、自分が目指す本当のものを書きだす
④ 日頃から足りないもののせいにしない
⑤ 容姿や才能、所有物より、大切なのは情熱
⑥ SNSのアプリをすべて削除する
⑦ 得ることを努力するより、捨てることに注視する
⑧ いっそミニマリストになってしまう
⑨ 比べてしまったとき、優越感と劣等感
どちらを味わっているのか自問自答してみる。
⑩ ⑨の感情をノートに書いて眺める。
⑪ ⑩は、自分の人生に必要か?美しいことか?を問うてみる。
ちなみに、優越感にしろ劣等感にしろ
私は、それは心のゴミだと思っています。
毎日、自分軸を失って
その二つを揺れ動いているということは
ゴミ溜めの中でこぶしをあげたり
うなだれたりしているだけなのです。
どうです?
気持ちいいですか?
ちなみに、優越感劣等感とよく似た
感情・行動を書いておきましょう・・・
愚痴
言い訳
怒り
叱責
いじめ
妬み
仕返し
大声で、もしくはヒソヒソ話す
不安
・・・・・
要は、足りないと言って暴れている全てです。
優越感、劣等感は、
自分軸を失った終わりのない
欲望(欠乏)列車に乗っているのと同じです。
自尊心は、自分軸に沿って今日を努力することです。
20代は、比較癖を自尊心に育てる
心のトレーニングの10年だと思ってください。
「吾唯知足」
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