樹下石上159・・・ありがたや、じいちゃん
初めて人間の死を目の当たりにした、父方のじいちゃん・・・
茶の湯を愛し、保育園児の私が行くと
砂糖入りの抹茶を点ててくれた。
暖かく優しい人だった。
次は高校の教員をしていた時、
同僚の御局教員から激しいいじめを受けていた私を
さりげなく守ってくださったのも
80歳ぐらいのじいちゃん先生・・・
あなたのやりたいようにやったらよろしいよ・・・
そう指導してくださった。
ダンスの時、
腰痛や四十肩から救ってくださったのも今の針のじいちゃん・・・
そして、このお店の木ぃじいちゃん・・・
私は、ありがたいじいちゃんによって救われてきた。
今日もその針のじいちゃんのところに行ってきた・・・
じいちゃんもよほどでないと薬を飲まないらしい。
健康法は、生姜・・・
毎日一袋をすりおろして、
何にでも入れるらしい・・・
「体を冷やさない」
これが一番大事だとおっしゃった。
心臓がんや脾臓がんがないのは
血液を送ったり、ためたりする場所だから
ずっと暖かいから・・・
あとは、階段の上がり降りの時は
しっかりと膝を腰まで上げて一歩ずつ昇降するらしい・・・
「あなたのように運動不足の人は急に動かないで
ゆっくりやってくださいな」
「背骨を支える筋肉が固くなっていると
ぎっくり腰になりますでな」
「首の全面は、すべて内臓とつながっていますから
ここの凝りも取っておきますな」
ちなみに首にぽつぽつができる人は、
内臓が悪くなっているので
夏でも常温の飲み物を飲んだ方がいいそうです。
お風呂上がりのビールもだめだそうで、
体が温まり、細胞が貝のように口を開けているところに
冷たいものを一気に流し込んではいけないそうです。
口で温めてから胃に流し込むといいそうです・・・
最近私が生ビールより瓶ビールのほうがおいしいと思うのは
胃が冷たいものを避けようとしている体のサインかもしれません。
コップに注ぐことで、少し常温に近づくのでしょう・・・
「熱燗はいいのでしょうか?」と悪あがき(笑)をする私に
「熱燗はいいでしょうな」とじいちゃん・・・
少しホッとする私です(笑)
こうやって、針をチクチク(笑)刺される間の雑学が
また楽しいのです・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
