旅の食事は「夕食+α」

今回の旅は、その土地その土地の美味しいものを
お酒を楽しみながらいただく・・・
それが目的でしたので、
朝ごはんや、昼ご飯はひかえめとしていました。
というよりか、一日そんなに食べられない・・・

特に朝ご飯は、出発も早かったということもあり
ホテルではとりませんでした。
近くのコンビニで買うフルーツかおにぎりと
母が作ってくれた梅干をパクリ・・・

「梅はその日の難逃れ・・・」
映画「めがね」で出てきたこのセリフを
三重でも実践していましたが、
母が作ってくれた梅干を瓶に入れて
旅にも持っていきました。

昼は、名物がある時は別ですが、
移動時間帯が多かったため、
ほぼ食べないか、軽めでした。
そうして、夜の食事とお酒を楽しむ・・・
このスタイルがなかなかよかったんです・・・

このずんだ餅など
大きな4つも餅が入っていて、
2人で分けてもこれだけでお腹いっぱい・・・
さすがは餅文化の東北・・・
昔ほどででないにしろ、
生活のほとんどが野良仕事、力仕事だからでしょう・・・
東北の居酒屋さんは、
小鉢をいただいても
刺し盛をいただいても

スケールが大きくてけちけちしていない・・・
食文化の根底が「心置きなくふるまう」なのでしょうか・・・
海に囲まれ、名山があり、水もおいしい・・・
田は広く広く、畑で採れる野菜は豊富・・・
だから安くておいしい・・・!!

秋田の道の駅では、
ゆでたトウモロコシが130円~180円ぐらいで売っていて
これを今か今かとお客さんが待っている・・・
ちょっとした行列ができてました・・・
それが美味しいのなんのって・・・
もうりっぱなお昼ご飯でした。
わたしたちはもう、量はいらないんですよね。
美味しい地のものを少しずついただく・・・

旅という日常でない空間にほおりこまれても
からだの反応は正直です・・・
いる物はいる、欲しくない物は欲しくない・・・
こういうことができることを「幸せ」というんでしょうね。

