春、清明のころ③・・・城下町犬山(前)
戦国時代(1537)に建てられた日本の城では珍しく、長く「私物」だった。
別名、白帝城。
明治24年(1891)、マグニチュード8.4の「濃尾大地震」によって
天守が半壊するとその資金不足のため、
同28年に修理を条件として県から旧藩主の成瀬家に譲与された。
その後、成瀬家と犬山町民が義援金を募り、無事修復されました。
昭和10年、国宝に指定され、(昭和27年規則改正にともない国宝に再指定)
全国唯一の個人所有の城として保存されてきましたが、
平成16年(2004)、「財団法人犬山城白帝文庫」の所有となって現在にいたる・・・
そういう珍しいし城です。
昨日はその城下町で、まつりが開催された。
「犬山祭」

そこに、花結びメンバーの方々と向かった。
こういう地方のお祭りは、
その地域の住民の心意気と
古代の氏族の風習が垣間見れて実に興味深い。
何百年とつづく祭りの流れはそのまま、
神がどこにいて、どうやって神降ろしがなされ
人々の生活に息づいているのか・・・
そういうことがわかって本当に楽しい。
このまつりは、実に385回も続いているのだ。
時代としては、江戸時代から始まったことになる。
愛知県は復元を含め、天守閣が残る城が実に多い。
この犬山城をはじめ、名古屋城、小牧城、岡崎城、清須城・・・
城と祭り・・・
その二つが現存するだけで実に絵になる・・・
三重も伊賀上野城があるが、
津市民としては、津城の復元を心から願いたい。
さて今回は、この犬山祭で感じたことを留めておきたい。

theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
tag : 犬山祭
