冬、小寒のころ⑬・・・失意が前提の喜劇
また、メンバーさんの風邪もあって
昨日が初めての宙言・・・
そして、長野小諸からの友人も訪ねてくださいました。
うちにしては、めずらしく(笑) お客さんも多く
ご相談も多かったにぎやかしい木曜日になりました。
家に帰ると、JAFのお知らせが・・・「小諸」と猫

シンクロが起きるときはこうやって自然に起きます。
(その方は猫を飼われています)
さて、最近 Cafeや塾で多いご相談のテーマは
老若男女問わず 「職」と「家族」・・・
「新しいことしたいが、家族が反対」
「次の職は自分にとってどんな意味があるのか」
「家族とうまくいかない」
最後は、一見 家族だけ(人間関係)の問題に見えるが
実は、職(お金)の問題。
お金を稼ぐ男性(主に夫、父親)が
お金を稼ぐがゆえに 家族を主従関係に変えてしまい
その周りの お金を稼がない(稼ぎが少ない)子供や女性の
自己肯定感が弱まり、劣等感や反感を持つという構図・・・
喜び多き人生の中で
これほど人の関係を壊し、
気持ちをゆさぶる「職」と「家族」・・・
これは、バリバリ働こうが働かまいが、関係なく
各ご家庭、それぞれ大なり小なりやってくるようだ。
生きていくためにお金は必要だが
なぜこうまで、お金という存在が
人間関係の潤滑さより上位に来るのか・・・
「富を持つ者が上に立つのか」
そういう太古の昔から
人間が苦しんできたテーマに
平成が終わろうとする人間がまだ挑めていない・・・
むしろ、ここ20年は、屈服とあきらめが漂っている・・・
そんな肌寒さを感じる・・・
貧しくとも家族仲良く・・・
それができるのは
半自給、半他給、半サラリー、半自営・・・
または、副業いっぱいの人生・・・
とりあえず一年ワーホリで見聞を広める・・・
そういう多様な働き方&生き方でいいはずではないか・・・
要は、多様なのである。
それには、「自然と人」が欠かせない。
もっと言えば、この二つでしか人は救われない・・・
しかし、どうやら歴代の時の政府は
率先してそれを壊してきた感がある。
貧しくとも家族仲良く・・・
そういう昭和の牧歌的な姿は
もうどこにもないのか・・・
「職と家族」
「お金と家族」
今世で家族として生まれた落ちたのは、
どうしても、切っても切れない関係(親子・家族)を自分に強いることで
大きな学びを得ようとやってきているのに、
なぜそこまで互いを認めあおうとしないのか・・・
この関係が、暗い影に陥るときに
人間は、さらに稼ぐ、もっと稼ぐでしか
対抗できないのだろうか・・・
そんなことを観じながら
ここ数週間 過ごしている・・・
そういうアンテナをもっていると
ちゃんとそれにこたえるように
素晴らしいシンクロ文がやってくる・・・
それがこちら➡「高橋一生が『長年の下積み』の末にブレイク」に鴻上尚史が怒り 俳優志望の息子に悩む父親に贈った言葉とは
これを読んで浮かべる言葉・・・
「人生は、失意を前提とした旅」
でもそれを、笑って過ごせるようになるまで
生きさせていただける原作・脚本・演出・主演が自分の「喜劇」なのです。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
tag : 失意が前提の喜劇
