冬、小寒のころ⑥・・・東大もと暮らし!?
「あなたの好きなことわざを一つ挙げ、その理由を答えなさい」
今の子どもたちは本当にことわざを知りません(笑)
その知らなさ加減は、昭和人の我々からすると
実に驚愕です。
昨年もこの時期、ことわざについて尋ねました。
穴埋めです。
一年の計は、○○にあり
〇の手も借りたい
〇〇 下暗し
これら比較的難易度の低いことわざも
珍答迷答が多いんです。
孫の手も借りたい(笑)
こんな調子です。
まあ、大笑いできて楽しいですが
このままだと、ことわざが絶滅危惧語になりそうで
少し寂しい気もします。
さて昨日も大笑いさせていただきました。
いろいろと問題を出しましたが、
何一つ正解がないまま・・・
〇〇 下暗し・・・
もちろん正解は「灯台下暗し」・・・
会話はこんな感じ・・・
生徒A 「先生もっと簡単なのだして!」
私 「〇〇 下暗し・・・ ○○に入る言葉は?」
生徒A 「とうだい!」
私 (お、これはなかなかやるな!)
「で、どういう意味?」
生徒B 「かしこい人でも・・・」
生徒A 「とうだいで 暮らす!」
生徒B 「そんなとこで暮らしたないわ!」
(ここまでも会話のスピードアあまりに早かったので
生徒Aの「かしこい」にあまり気も留めませんでした・・・)
私 「波にさらわれるやん(笑)」
生徒全 「・・・・・」
・・・・・
・・・・・
(意味はだれも答えられない・・・)
私 「灯台は、遠くは明るく照らしても足元はくらい・・・
そういう意味から、身近なことは案外気が付きにくいものっていう意味やんな」
生徒B 「え!? 『とうだい』って、そっちのとうだい???」
私 「そうですよ」
・・・・・・
私 「え!?そっちの『とうだい』やとおもっとったん(笑)
だから、賢いとかいっとったん!?」
生徒B 「だから、波っていっとったんか~!?」
こうして、かみ合っていなくても会話は続けられるのでした(笑)
頑張れ!受験生!!

(ことわざがどうか絶滅しませんように・・・)
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