冬、小雪のころ⑫・・・髪と邪気
髪と邪気は密接の関係があります。
もしあなたが、ちょっと体調が悪いなとか
最近パッとしないなというときは
髪を切ってさっぱりしてください。
髪を断つことは、
それまでたまった邪気とさようならをすることと同じです。
また髪は、梳く(すく)とか梳かす(とかす)といいます。
これは、たまったエネルギーをうまく流すという意味です。
しかも「木へん」です。
ですから、髪を梳かすのは、柘植の木や桃の木がいいのです。
プラスチックはやめた方かいいでしょう。
椿油を塗って梳かすことも運気を上げる方法です。
黄色味を帯びた椿油は、実は酸化しにくい油です。
つまり、劣化しにくいということです。
また、黄色の色霊は、身体や皮膚にとても影響がありますので
昔の人は直観で知っていたのでしょう・・・
古代の人間は、このようにして
日々植物の霊気(木)をいただきながら
自分の「氣」を整えていたのです。
かんざし等もその例でしょう。
実はもうひとつ、定期的にきちんと切ったほうがいいものかあります。
爪です・・・
これはもう普通に切ればいいと思いますが、
昨今は、ネイルアートと称して爪に不必要な圧迫を与えています。
女性が美を追求されることに
とやかくいう資格はありませんが、
からだのどの部位も呼吸していること、
爪が霊気ととても関係が深いことを考えると
モデルさんや芸能人でないかぎり
一般の人々が爪に不必要な装飾を施しつづけることは
ほどほどになさった方がいいと思います。
実は、日本の歴史を見ると
そういった直接身体をいじる装飾の歴史が
飛鳥・奈良時代から明治時代までの間
いったん衰退しているようです。
なので、西洋人やアフリカ・アジアの少数民族に比べると
日本人のDNAに記録された装飾の記憶がまだ浅いため
あまり手入れが行き届かないそういった装飾は
かえって運気を悪くするのではないかと察します。
ただ、過去世でこういった装飾の多かった民族を体験されている人は
必ずそうとは言えず、あまり影響がない感じもします。
そういった意味では、
髪を染めることもピアスも同じです。
爪も髪も耳も運気にとても影響が深いですので
からだの声を聴きながら、労わりながら
無理をさせない気持ちでお楽しみください。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
