冬、冬至のころ⑭・・・「企業的な社会、セラピー的な社会」
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昨日の記事もよろしければどうぞ・・・
さて、私は新聞の記事(記者が編集する欄)を信じていませんが
一応とっています。
それは子どもの教材に使うときがあるからですが、
ただ、私個人は別の使い方をしています。
何が隠されていて、何が真実なのかを
自分で見抜く力を養うために読むようにしています。
小沢健二さんの著書に
『企業的な社会、セラピー的な社会』(2007)という本があります。
これは、アマゾンはもちろん、ヤフオクでもメリカリでも
なかなかお目にかかれない本なのですが
調べるうちに、運よくコピーが手に入りましたので
「宙言」でも少し学び合いました。
昨今の新聞を読んでいると
2007年の小沢さんのこのレポートのような視点がとても大切で、
2011年の原発事故からは、
さらにもっと重要な時代になっているということがわかります。
『企業的な社会、セラピー的な社会』というのは言ってみれば
「本当に大切な問題は考えないように考えないように隠されて、
体のいい問題を議論して気持ちよくなっているだけな社会」
社会は、すべてがグローバルに語られ過ぎていて
ほぼ企業目線です。
望んでもいないインフラを与えられて
やれ進歩だ、やれ技術だとありがたがらせる・・・
いらないと拒否する自由もなく
私たち目線は一つもありません・・・
そんな世の中では、
われわれは企業の不利益にならないような
体のいい小さな議論やテーマを与えられて
それをただ気持ちよく議論している、
させられているにすぎないというお話・・・
実は新聞・TVはすべてそうと言ってもいいでしょう。
昼のくだらないワイドショーは最たるものですが、
新聞の一面もこの傾向は免れません・・・
例えば昨日の一面・・・

リニアについての過去記事➡今日のご意見番 (@_@) ~‘悪夢の超特急’リニア中央新幹線~
リニアが通ることで
名古屋が仮に2番手になったところで
周辺の地域では、得体のしれない頭痛や吐き気に見舞われ
ガンになる確率が高くなり
妊婦さんなどは母子ともにとても危険なことになります。
リニアは、もう何も問題がないかのようにしれっと報道され
いつのまにか「名古屋が二番手になるか?」などと
経済GDPの話にすり替えられています・・・
これが夢という人もいるかもしれませんが
健康やいのちと引き換えるGDPに価値があるのでしょうか・・・
ましてや、GDPとそこに住む人たちの幸福度は
何の相関関係もありません。
それどころか先進国では、
反比例と言ってもいい傾向を示しています。


しかも、日本の一人当たりの名目GDP(2018年IMF予想)は24位なのですから
そんな日本で、健康やいのちを害してまで
都市として、2位になる価値はいったいどこにあるのでしょうか・・・

(トップはルクセンブルグ、そしてマカオ、アイスランド、スイス、ノルウェーが続く。アメリカ合衆国は8位、日本は24位、大体4.1万ドル。)
新聞・TVは全くこのことに触れません。
ちなみにリニアは、安全基準の1~4万倍の電磁波を出します。
体内の発がんリスクは、16倍から24倍になります。
リニアの近くに住むだけでなく
こんなリニアにいったい誰が乗りたがるでしょうか・・・

(「未来を救う「波動医学」 瞬時に診断・治療し、痛みも副作用もない」 船瀬 俊介著)
リニアや都市としての2位にこだわらせる理由はなんでしょう・・・
お金の流れ以外考えられません。
事実を知れば、
おそらく多くの庶民はNOというはずです・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
tag : 企業的な社会、セラピー的な社会小沢健二リニア
