秋、白露のころ⑫・・・弱さからはじめる
強くない・・・と思っていると
日頃からそこの不調に敏感になる。
一病息災・・・
からだを大切にして
気の合った人と
杯を交わしながら
他愛もない話で笑いあいたい・・・
それだけできれば人生OK!
とそう思っているので
胃が不調の時は
ビワの葉温灸で養生する。
宙言のUさんからビワの葉の効用を教えていただいてから
かれこれ5年ほどになるだろうか・・・
自分でもびわの葉エキスをつくったり
ビワの葉温灸を試みたりと
「ビワの木一本あれば医者いらず」を肌で体験している。
昨日もうっかり温灸に触れてしまい
すぐにビワの葉エキスに浸した絆創膏を貼って寝た。
ヒリヒリしていた指が痛みの取れて
今日はもう何ともない。
再生能力を劇的に助けるビワの葉エキス・・・
千島学説によれば
赤血球が細胞をつくりますので
ビワの葉エキスと赤血球の相性がいいことがわかる。
ビワの葉エキスが赤血球を集めやすくする理由は
いまのところ探求中です。
とにかくビワの葉エキスはホントすごい。
あることを「弱い」と思っていると
そればかり気になって
すぐに病院に行ったり
毎日が楽しくなくなったりするほど
気に病む心配性の方もいるが
「弱い」からこそ
自分の人生の本当に大切なことに気が付けたり
養生のための「ビワ」についての知識と実用が増したり
ビワを介して人と交流が持てたり
結構いいことも多い。
物事は、表裏一体・・・
100%いいことだけもないし
100%わるいことだけもない・・・
私たちのからだはもどかしいほど有限だ。
でも、有限だからこそ、弱い自分に気が付き
人の痛みや悲しみがわかるようになる。
健康な時ほど人は傲慢になってしまうからだ。
そう考えれば、自分の弱さをいたわり
世界の弱さを思いやり
「負」からはじまる「まあるい世界」もある。
負をしりて分しり
無理しり虚をしれば
人生すべて明らめの道
永尾 雄二郎
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
