秋、処暑のころ⑤・・・信じる
お陰様で、母は元気にしております。

教会の帰り・・・
伊吹山の麓、滋賀の泉神社の水がなくなったというので
汲みに出かけました。
はじめは父に教えてもらったこの湧き水・・・
ここ数年間、定期的に出かけます。
父が亡くなった時、ここの水を
お棺にも入れてさせていただいたので
私たちは、ここに行くと父に会えると勝手に信じています。
さてさて・・・胸のしこりが破れて
傷口がひどいということで
心配かけまいと見せなかった母が
大きなガーゼは付けたままでしたが
はじめて見せてくれました。
夏、大暑のころ④・・・おちょこ大
この記事からほぼ一か月たちました。
触診させてもらいました。
全体は驚くほど柔らかく小さくなっていました。
とくに、上部・わきの下に盛り上がっていたしこりは
もう全くなくなっていて、普通の細胞になっている感じです。
以前左右明らかに大きさに違いがありましたが
もうほぼ同じ大きさです。
前回は、おちょこ大のしこりの中心+周りのやや硬い部分でしたが、
今回は、それの二つの境目がなくなり(融合?)
しこりの大きさとしては、小さなお椀の蓋大に戻っていました。
千島学説に、
①AFD現象というものと、
②可逆性、繰り返しの原理というものがあります。
①
A・・・集合 Aggregation
F・・・融合 Fusion
D・・・分化発展 Differentiation
②宇宙は無限の世界であり、隔絶された世界とは無縁であるごとは周知の事実です。ことに生命体には逆戻りの現象は多々あります。下図はクラゲの逆成長を示したものですが、人間でも節食や断食をしたとき、体細胞や脂肪が赤血球に逆戻りして、体重減少と同時に体細胞が全身的に若返ります。これは逆成長であって、生物的な時間の逆戻りがあることを示唆しています。

素人目ですが
どうやら、この「融合」と「可逆」を示しておるのでは・・・
とも思います。
右肩上がりに、どんどん小さくなるものかと思っていましたが
そういうわけではなさそうです。
こう考えると、自然界というのは、
直線的に右肩上がり・・・
という現象はないのかもしれません。
ただ、境目がなくなり、
全体が少しだけ柔らかくなったのかもしれませんので
もちろん治療法は今の自然療法で
ゆったりと生きたいと思います。
母も、しこりがあることさえ最近は忘れるといっていますので
一進一退、そういうものだとのんびり行きたいと思います。
もしこれが江戸時代なら
こうやって様子を見ながら
日常と病との折り合いをつけて暮らしていたんでしょうね・・・
ビワの種の粉
びわ茶
ビワエキス
ビワの葉温灸は時々(切迫感がなくなってすこしさぼっている(笑)!?)
毎日の散歩
以前と同じで
こういう感じで療養しているようです。
「このぐらいでずっと暮らせたらそれでありがたいよ」
「なんせ、元気なのがありがたい」
そうは母は言います。
もちろん、生活習慣で
細かいことを言えば、きりがありませんが、
健康寿命さえ確保できれば母も幸せだと思うので
わたしも、こまかいことをあまり言わずに楽しみたいと思います。
だから〝良し″です。
ぼちぼちです。
千島学説は言います。
量から質への転換
生命体の生成発展過程は通常、集合→融合→分化発展という過程をたどります。すなわち同一の質をもつものが集合し、これが溶け合ってまったく異質のものに変化することをいいます。
有機物→融合→バクテリア・細胞を新生
細 胞→融合→各種組織・器官・生物個体
このように下次の段階にはなかった新しい形質、たとえば細胞や各種組織、器官から高度に分化した脳や神経組織をもつ人間ヘと発展します。これは部分の結合という結果によって、新たな形質が現れるわけです。
このような発達した生命体の特性は、分析によって知ることはできません。生命体全体を総合的に観てこそ知ることができるのです。「全体性」こそ生物の特性なのです。
≪補足修正部分≫
今回の会った時の話では
破れている個所は、大豆大のところだったのですが、
どうやら乳首だそうです・・・
いまだ、大きなガーゼがあてられているので
実物は見ていませんが、そういうことらしいです。
実に話があいまいで(笑)すみません。
わたしの母らしいと思います。

(泉神社のご神木)
