十年、をちこち・・・65
訪れた会場は、大都会のビルの一室でした。
入ってすぐ、いろいろと異常さがわかりました。
①置かれている椅子(人数)のわりには、部屋が狭いこと。
②しかも、窓が一つもないこと
③並んでるイスが、空間がなく、ぎっちりと詰められていること
④待ち時間、同じ言葉ばかりが繰り返される音楽が流されていること
⑤本来、前にある掛け時計が(釘がある)外されて、うしろの机に置かれていたこと
⑥セミナーご本人の声が、やたらと不自然な甲高い声であいさつされたこと
(実は、声の不自然な高さは、その人が自然かどうかのバロメータです)
⑦⑥のわりに、若いスタッフはすこし遠慮がちに(ごく普通に)あいさつされたこと
洗脳は、たくさんある個人のアンテナを一つに絞らせ
主催者が提供する、ある一つの情報に集中させようと誘導します。
時計がないのは、帰る時間や日常のルーティンを
思い出させないようにするためでしょう・・・
主催者が与える情報以外に
気を散らさせないためです。
椅子がプライベートゾーンを省いて並べられているのは
会場の偽の共感、連帯感、高揚感を生み出すためではないかと思います。
現に、途中で
「〇〇につながる方法」と称して
隣同士向き合って、感じあうワークがありました。
異常だと思ったのが、
誘導するのはそのセミナー担当者本人でした。
まさに洗脳でしたね。
わたしは、もちろんpiyoさんとやりましたが、
「なんじゃこれ!?」
と笑いをこらえるのに必死だったのは言うまでもありません。
まるで、学校の教室で
ふざけて授業の妨害をするおちゃらけた生徒のようです(笑)
授業を聞きたくない生徒ってこんな気分なんだろうな・・・と
こちらのほうが妙に共感しました。
実は、最後に配られた紙に
主催者側からの注意点が書かれていました。
よくあることですが、それは
小さな小さな字で書かれてありました。
わたしたちのような目的が違う来場者が
営業妨害のようなことをすると
専属の弁護士を使って
法的な処置をとる とまで書いていました。
ほんとうに、ご自分に自信があれば、
なぜこんなことを書く必要があるのでしょうか・・・
不思議でした。
たかが、自分と意見が違う小さな個人です。
その個人を、会社お抱えの弁護士を使って法的措置をとるそうです。
なんか
フェアーじゃないな。
これが、正直な感想です。
いままで、いろいろな方のお話を聞きに行っていますが、
ここまで書かれている人に初めて出会いました。
そのセミナー担当者の日頃の言葉は
「愛を高める」やら
「無条件の愛」やら
「愛のエネルギー」やらですから、
なにか???です。
ちなみに、勧められたバックエンドの商品※は、
三桁の〇〇〇万円でした。
※バックエンドの商品:セミナー最後に勧められる商品
わたしたちが心の声を聴くのに
誰の誘導もいりません。
かえって邪魔です。
従うのは、自分の内なる声だけでいいのです。
くりかえします。
誰にも教えてもらう必要はないのです。

-意見には個人差があります-
ちなみに、ここでは書けないこともありますので
直接会いに来てください。
あ、うちにはバックエンドの商品はありませんので
ご安心を・・・(笑)
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体
tag : 「意見には個人差があります」洗脳
