【占星術】リリス♓(魚)
真実、正直、本物という
ニュアンスが入ってきます。
これらを土台とした「考え」です。
その上で believe の語源は、
「完全に許可する」という意です。
印欧語根では、なんと「愛する」「ほめる」
という意味があるのです。
「信じる」ということは、愛するということなのです。
隣人を愛し
神を信じる・・・
だから、魚座の時代と言われる今は
宗教の時代なのです。
占星術は、牡羊座で始まり魚座で終わります。
人の一生に例えられます。
牡羊のI am も愛するという意味があることを
以前のべましたが、
「個人的に愛する」という世界の牡羊に対して
魚座の愛するは、完全な許しを伴う愛するです。
実に大きいのです。
つまり、占星術という哲学は、
人類は愛で始まり、
愛で終えるよ、諭しています。
これはこれですごいことです。
ところが、リリス魚座になると、
You believe・・・
許してはいけない相手を許したり、
本当は自分が愛してほしいのに
私は愛することが生きがい・・・と偽ります。
相手の状況を考えず
「愛する」を押し付け、受け取れと強要してくるのです。
また、その被害者にもなります。
リリスは、加害者であり、被害者ですから・・・
特に魚の象徴は、二匹の魚・・・
それが縛られていますので
この二面性が色濃く出ます。
状況としては、一種のDVや
甘やかしの愛となってしまうのです。
過保護
過干渉
コントロールドラマとしての愛情
として問題が発生します。
私は頑張って愛していると
自分を善人に仕立てますが、
その「善人」が周りの人に迷惑をかけるのです。
自分の人生を生きず
自分の問題を人によっかかることで満たそうとします。
本人は自分は善人だと思っているのでとても厄介です。
親子であっても
恋人同士でも、
自分は優しい人、
相手を思いやる人と
勘違いしています。
本当は自分の中が空っぽで、
その空虚さを相手で埋めていることに
気づかないパターンです。
必要以上に相手に関わり
見返りは求めていないと言いつつ期待をして、
それが叶わなければ、
裏切られたと勝手に被害者に回るタイプです。
期待とは、他者を自分のイメージのままに閉じ込めることです。
そして、他者がそのイメージを壊すこと(成長)を許さない
歪んだ所有の心情です。
本物でない自分の空虚な愛がばれないように
必死になって詰め込み、送り届ける「大きなお世話」が
悲劇のもとになる可能性があります。
繰り返しますが、
それの加害者にもなりますし、
被害者にもなります。
それが、リリス魚座でしょう・・・
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