できるだけ・・・な生活 ~2016 霜月 宙結びの申言(さるごと)~
途中地震がありましたが、
本当に何事もなく続けられたことに心から感謝申し上げます。
さて、今月の随想は
私自身の振り返りをしたいなと思います。
よろしければお付き合いください。

(工房kiriさんの師匠のかわいい焼き物)
人は誰でも自分が必要なことをしているだけです。
たとえ、目標が「世の中を変える」とか
「・・・のために」という一見レベルの高い設定であっても
つまるところ、自分がいちばん必要としているから
そういったことを選択し、行っているに過ぎません。
深層心理ではそういうことになっています。

(Apprentiさんの塩パン)
だから私のこれまでの全ての活動もそういうことになります。
別の言い方をすれば、
「自己肯定感」「自己着地点」がいちばん薄いところを補うために
その活動を選択していることでもあります。

(ya-flowさんのパワージュエルセラピー)
4年間、さまざまなかたちで手作り市をやったり、
でかけていったり、
また自分たちも出させていただきましたが、
自分にとって本当に必要だったんだなと思うときがあります。
手作り市という環境を毎月作ること・・・
また、毎週の宙の言の葉の勉強会・・・
花結びというスピリチュアルな音読会・・・

(工房kiriさんのアクセサリー)
集まってくださる人
物、食、本、情報・・・
わたしにとっては全てが学びです。

(チュルミンさんのオルゴナイト)
大慌てで学んだものはすぐに消えていきます。
消えていくことが新たな不安を生みます。
そして、また「新たな大慌ての学び」に飛びつきます。
やがて・・・そして時に
消えていくことの不安をかき消すために
人へのコントロールや嘘で
何かを繋ぎとめようとしてしまいます。
そういった過ちをおかさないためにも
学びをゆっくりゆっくり・・・
自分の経験と裏打ちさせながら・・・
少しずつ積み上げていくのがいちばんです。
そして生まれたいい考えを伝えたいときには
あくまでも自分の場合は・・・という謙虚な気持ちを忘れずに
相手の立場(生活)に立ってという柔軟性を持ち
惜しみなく 小さな範囲から ゆっくりと
勧めていけばいいだけのことです。

小さな頃から
医・食・住(どういった環境に囲まれるのがいいか)を
特に気にもせずに30代半ばまできていました。
ところが、30代後半にふっと思い立ち
肉をやめる生活を始め
不食の真似事をしたり
一日一食ぐらいの量にしてみたりして
(今は、お肉以外は普通にいただいています)

すこしずつ、本当に少しずつ変わって言ったと思います。
気がつけば、あの頃と比べると
本当に180度変わった生活になっていることに気付かされます。
食に関して言えば、
「you are what you eat
あなたはあなたが何を食べているかで決まる」
「仕事というものの性質が正しく把握され、実行されるならば、
仕事と人間の高尚な能力との関係は、食物と身体の関係に同じになるだろう」
J・C・クマラッパ(インドの哲学者であり、経済学者)

この端的で強烈な言葉は、
今もわたしのこころとからだを作っていると思います。

昨年辺りから医・食・住(どういった環境に囲まれるのがいいか)に関する
ここ10数年集めてきて
バラバラに存在していた気づきが
少しずつまとまってきています。
sora流 「できるだけ+Oneいつも」
●出来るだけ自給自足率を上げる・・・自分が作れるもの、生み出せるものを増やす
●出来るだけ医療から遠ざかる・・・ホリスティックにこころとからだを捉える
●出来るだけ地面と近くなる・・・積極的に微生物とつながる 循環のさせ方を自然から学ぶ
●出来るだけ消費生活を減らし、生産側に回る・・・何にお金を使うのか(循環)を考える
●出来るだけ自ら生産し、生産している人と交流する・・・物々交換できる準備をする
●いつも 笑いとユーモアと挫折・弱さを楽しむ心をもって
まだまだ、補足や付け加えが入るとは思いますが
これからもゆっくり地に足をつけて学びたいと思います。

随想の最後に
わたしが好きな言葉を載せます。
希望とは、そうであるから持つものではなく、
物事がそうであるにもかかわらず
もつ精神のなのです。
ミヒャエル・エンデ
宙結び、ありがとうございました*(ノ^∀^)ノ*
自力整体満員御礼ヽ(*゜∀゜*)ノ
19日は 宙結び ヽ(*゜∀゜*)ノ
お忙しい中ご参加くださる皆様です。







津市南丸之内13-20 AddCafeにて
10:00~15:00までやっています。
よろしければ、遊びにいらしてください。
お知らせ
来月の12/17(土)は
宙結び&夕方より忘年会も企画いたします。
今年のあれこれを語りながら、
楽しく過ごしたいと思います。
スケジュールに是非お入れ下さいませ

海響(MIKI)さん ~セラピストが奏でるクリスタルボウル演奏会~
こちらの演奏会&piyoさんランチは満員御礼となりました。
キャンセル待ちをご希望の方はお知らせください。
この方、クリスタルボウル奏者の海響(MIKI)さんです。
海響(MIKI)さん

先日お知らせしましたように、
12/4(日)セラピストが奏でるクリスタルボウル演奏会 with piyoさんランチを開催いたします。
場所: 津市南丸之内13-20 AddCafe
時間: ランチ12:00~ 演奏会13:30~
ご参加費: 演奏会&piyoさんランチ4000円、 ランチなし3200円
ランチのあと、寝転んでゆるりと海響(MIKI)さんのクリスタルボウルをからだに浴びたいと思います。
寒くないよう寝転んだときの毛布や枕をご持参ください。
※広い敷物をお持ちの方はお持ちいただけますとありがたく存じます。
今回は貴重な、このプレートにクリスタルボウルをのせて
演奏もしてくださるそうです・・・
CHC16スピンプレート・・・麻炭のプレートです。

海響(MIKI)さんいわく、響きも広がりも
クリスタルボウルだけのときと 全くちがうそうです。
どんな音を聴くのか、
日頃、どんな音・声が耳から入ってきているか、
それは人生を左右するとても大きな問題です。
詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください・・・
↓↓↓
鳥のさえずりはなぜ心地よいのか・・・
筑波病が教える音といのちの関係・・・
耳ではなく、皮膚からはいるクリスタルボウルの波動
11/13(日)は自力整体♪(*´▽`*)
毎月恒例の自力整体です。
ランチつき2000円にて受付中です。
場所は、AddCafeにて・・・


自力整体は、予防医学です。
その訳をHPから抜粋します。
自力整体教室は体操をする場所ではなく、一人ひとりが自分の筋肉や関節を点検する場所なのです。
すべての病の前兆は筋肉や関節のこりや痛みとなって現れるからです。
自力整体をすることで、病になる前にいち早くそれを感知することができますし、
自力整体で発見した自分の異常をすぐに生活改善をすることで治すことができるのです。
自力整体で検診していると、筋肉や関節が柔らかい時と、
硬い時がわかりますし、その原因が食べることにあることに気付きます。
それは朝食を取らず、午後に食事をし、
空腹で眠りにつく習慣にする時が一番筋肉は柔らかく、
また脳のパフォーマンスも高いということです。
それで生活改善療法の一つに朝食を取らず、
午後に食事をし、空腹で眠りにつく習慣を加え、
それを整食法と名付けました。
さらに、整食法を実行できる人と、
どうしても挫折して実行できない人に分かれることに気付きました。
それは心の安定度です。 栄養の常識にとらわれず、
自分の感覚を信じ、気持が穏やかでゆったり暮らしている人は
整食法が習慣化できるし、
自分の感覚よりも世間の観念を信じ込んでいる人、
またはストレスが多く、
食べることでストレスを解消している人は整食法が続かない。
現在は自力整体整食法に加えて、心を整える整心法も考案して伝えています。
自力整体は、自力整体、整食、整心法の3つでひとつです。
当日は、吉田先生からそういったお話や
質問できる時間もあります。
日頃、慢性的な腰痛や膝痛、肩こりなどをかかえていらっしゃる方・・・
是非いらしてください。
動画 「こどもHEART FULL アートパフォーマンス 11.3 」
万の言の葉 独楽吟のすばらしさ ~庶民による書のパフォーマンス~ ②
遺してくださったと思わずにはいられない。
古くから日の本の人々は、
日常の情感を 和歌のリズムにのせて詠んできた。

五七五七七・・・
どうしてこのリズムなのかは、諸説あるが
わたしは、海を渡る渡来人の舟をこぐリズム・・・
もしくは 波のリズムではないかと思う・・・。
「えんやーとっとぉ」でなじみある
斎太郎(さいたら)節を聞いてそう感じた。
この五七五七七に とてもなじみやすい。

大海原でひたすら櫓を漕ぐ苦痛を
和歌のリズムにのせることで
楽しみ合い 労わりあいに変えていく・・・
このリズムは、
人々の苦しみや痛みを 和らげるのではないか・・・

制限の多い 長い海上生活から
陸に着いたら あれをしようと これをしようと
楽しみを共感しあったのかもしれない・・・
そういうすばらしい変換装置・・・
その魔法が 五七五七七なのではないか・・・

いのちの象徴である
海と一体になるリズム、それが和歌・・・
最近わたしはそう思い始めている・・・・。

平たく完結に言ってしまえば、
「優しさのリズム」ということになる。

独楽吟は、平成の万葉集だと思う。
万葉とは、万の人々の言の葉…という意味だ。

古今和歌集や新古今和歌集のような
勅撰(天皇が編纂を命じる)で
身分の高いものたちが 詠み上げたものと違い
身分の低い庶民「詠み人知らず」の和歌でさえ集めた万葉集の方が
おおらかな本来の人の生活を 表しているような気がする。

今回、8人の方に
「楽しみは・・・とき」で独楽吟を詠んで
その場で書いていただいた。
本当に素晴らしい・・・

母親が子どもたちを思う
ほっと じーんとする詩・・・
わたしもそうやって育ててもらったんだ・・・と
ふるさとの母を思う・・・

人生になる 一歩手前の日常の
なんとはなしの それぞれの楽しみ・・・
目の前にその情景が浮び
そのひとの息づかい、こころのあたたかさ・・・
そういったものが
わたしたちの本来持つ
「共感する力」を呼び覚ます。

これこそ まぎれもない
いのちの表出である。
そして、いのちはつながっているという
まぎれもない事実を 確かめることができる。

どこか遠くの偉い人が詠む和歌でなく・・・
すぐ隣の人の体温が感じられる詩・・・



優しさの原点とは
そういったものではないだろうか・・・

それぞれが持つ字体と息づかい・・・
筆にのって そのひとのたのしみが
宇宙に放たれる・・・


一人ひとりに合わせ
素敵なピアノとハープを奏でてくださった
大谷さんとよっしーさんに
こころから御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

この記事を書いている最中、
TPP衆院特別委員会にて各党の賛成多数で
可決したというニュースが飛び込んできた。
ああ...と声を漏らさずにはいられない。

もう、政治の力では、
何も変わらないと思うから・・・
庶民の錦の旗を立てようと思う。

武者小路実篤はいいます。
何のためにあなたたちは、
生きているのですか。
国のためですか。
家のためですか。
親のためですか。
夫のためですか。
子のためですか。
自己のためですか。
愛するもののためですか。
愛するものを
持っておいでですか。




わたしたちの暮らしは
わたしたちのいのちは
わたしたちが愛する・・・
いのちあるものが いのちあるように・・・
そういう道を
これからも漸進したいと思います。

よろしければ
皆さまもご一緒にいかがですか・・・
末筆になりましたが、
今回の開催にあたり
本当に多くの人のご賛同・ご協力・ご尽力を賜りました。
謹んで御礼申し上げます。
心よりありがとうございました。
おなじ・ちがうを超える・・・HEART FULL アートパフォーマンス 11.3 ①
生きている存在そのもの
生き方そのもの
というのがわたしの経験上の感覚です。

だから、人は なにげなく道を歩いているだけでも
その服装、その視線、その所作、その言葉・・・
すべてがARTということになります。

人は意図的に
何かを表現したり、
演奏したり、
絵を描いたり、
和歌を詠んだり・・・

そうしたりしますが、
わたしにとって
無意識のなにげないすべてを含めてが
ARTだと思っています。

だからこそ、
こどもたちが何の計画もなく
何のあざといねらいもなく
小ざかしい作戦もなく
隣のひとが何色をぬろうが
何も構わず、わが色をぬる・・・

ただただ 色をおき
かたちにゆだねるその様は
神さまのように見えるのです。

どの子もそこでアートをしていると意識して絵を描いていません。
どの子も表現をしようとして、色をのせているわけではないのです。

カオスの中にこそ いのちがある
できる できない
うまい へた
おんなじ ちがう
じぶんの場所 ひとの場所
そんなことをかんがえて
ぺたぺた べたべた をしている子は
どこにもいなかった・・・

みんなちがって みんないい
言葉にするのは本当に簡単だけれども
人類はまだ、この優しさを生き様として
こころから行動できるようになるまでの
途中駅にいます。
とくに大人の方がそうなのです。
もちろん私もその一人・・・


ただ、ブッダには申し訳ないが・・・
(ブッタも気付きましたが)
苦しい修行の末
そこにたどり着きたいとも思いません。
生きることが修行なら
もう修業はしなくてもいいではないですか・・・
修行の中にいのちがあるわけではありません。

ほんのささやかな日常、
おおげさでない暮らし、
二度と再現できないかけがえのない
こういったひと時にいのちはあるのです。

そのいのちを
みとめあい
ほほえみあい
いたわりあい
ささえあう・・・

みんなちがって みんないい・・・
いのちあるものが いのちあるように・・・

そう願って
そう動く・・・

わたしたちのいのちを わたしたちで愛する・・・

ただそれだけのために・・・
暮らすように 息をするように・・・
自然にやっていこうと思います。
ご一緒にいかがですか・・・


2016 平成独楽吟へ・・・つづく・・・