AddCafe4月の予定(*@v@)ノ
3.30の備忘録
ゆっくりと何かが変わっていく予感がする春の一日でした。

ふたつの気づきと確信・・・回顧と天命・・・
そんなことがとうとうと流れていく一日でした。

映画の冒頭から・・・
もう指がしっかりと伸びなくなっても
未だに震えながらも針を持つ父の手を思い出し・・・
腰をかがめ布を裁つ母の後ろ姿を思い出し・・・
紛れもなくあの父母の子であることへの誇り・・・
とめどなく押し寄せる感謝の気持ち・・・

近いようで遠い
遠いようで近い
いのちの繰り送り・・・

サティッシュさんの伝える「手に還ることの尊さ」・・・
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手と行動・・・

望むと望まざるとに関わらず、
生きているということを
生きていたということを
誰にも知られずにすませることは
なんびとといえどもできない・・・

だからこそ考えなければいけない大切なこと・・・
磨かなければいけない感性・・・
動くことで生まれる可能性・・・
あえて「ねばならない」を課すことがあるとすればそれは何なのか・・・

いつか訪れる黄昏に向かって

ささやかな覚悟を決めた一日でした。
3.30備忘録・・・
生き切る練習、死にゆく練習(^-^*)ノ
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断トツの名作です。
誰もが知っているこのお話・・・
しかし、私たちの多くは、教科書で抜粋された話しか知らないために
本当に「竹取物語」を知らなかったのかもしれません。
映画のテーマ「姫の犯した罪と罰」・・・
それと重なるように生まれる周りの登場人物の罪と罰・・・
画の力、緩急のスピード感・・・
そして何より・・・
途中、客観視できなくなるほどの、
見る側に深く深く問いかけられる共層感・・・
見る側と見られている側に存在する共通項の深さがその境目をなくして
まるで、自分がその中で問いかけられているかのような錯覚を覚えます。
どれをとってもピカいちです。
あえて、テーマを一文にまとめるとするなら・・・
輪廻転生中の心構えとでもいいましょうか・・・
「生き切る練習、死にゆく練習」
なのではないかと思います。
ごちゃごちゃ、うだうだと騒がしいこの世の中で、
しんとして凛とした静寂の心を持ち、
同時に生きとし生けるものすべてを慈しむ「輝きの心」を持つことの大切さ・・・
大げさでなく、かといって喜びの心を忘れぬよう、生き切ることの美しさ・・・
月から見れば、何とつまらないくだらないことで
悩んでいるのかとバカにされそうになりますが、
そんなひねたいじけ感も吹っ飛ばすようなシーンが最後に用意されています。
姫は、迎えに来る月人(阿弥陀如来?)とその周りのものに
「(この世の中は)穢れてなんかないわ!」
と啖呵を切ります。
「みんな一生懸命生きている!」
「美しい命ある世界だわ!」
そう、姫は言いたかったのかも知れません。
昇天の前、なつかしい村に帰り、幼なじみの捨て丸兄ちゃんに逢います。
「そうよ、なんでもないわ、生きている手ごたえさえあれば!」
姫の名台詞です。
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途中何度もでてくる「わらべ唄」が
淡々とめぐる生死の喜びと哀しみの一体感を教えてくれます。
わらべ唄(原詞)
作詞:高畑勲 坂口理子 作曲:高畑勲
まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ
まわって お日さん 呼んでこい
まわって お日さん 呼んでこい
鳥 虫 けもの 草 木 花
春 夏 秋 冬 連れてこい
春 夏 秋 冬 連れてこい
まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ
まわって お日さん 呼んでこい
まわって お日さん 呼んでこい
鳥 虫 けもの 草 木 花
咲いて 実って 散ったとて
生まれて 育って 死んだとて
風が吹き 雨が降り 水車まわり
せんぐり いのちが よみがえる
せんぐり いのちが よみがえる
※「せんぐり」とは、京ことばで【次々に 順番に 順繰り】
かぐや姫だけが知っていたわらべ唄の続き「天女の歌」も続きます。
天女の歌
作詞:高畑勲 坂口理子 作曲:高畑勲
まわれ めぐれ めぐれよ 遥かなときよ
めぐって 心を 呼びかえせ
めぐって 心を 呼びかえせ
鳥 虫 けもの 草 木 花
人の情けを はぐくみて
まつとしきかば 今かへりこむ
![]() |
最後に流れる「いのちの記憶」(二階堂和美さんの歌)も素晴らしいです。
ジブリ映画の素晴らしさは、
映画にぴったりの歌い手さんと歌を探してくるところです。
ありのままに生きる、生き切る壮絶さと美しさ・・・
でもそんなことは、大したことではない・・・
「生き切る、死ぬ、また生まれる、でもまた死ぬ・・・それがどうした、でも美しい・・・」
文字通り、水車のようにぐるぐるまわります。
♪生まれて 育って 死んだとて
風が吹き 雨が降り 水車まわり
せんぐり いのちが よみがえる
せんぐり いのちが よみがえる ♪
死ぬまで生きる・・・
死ぬことがわかっている・・・それでも生き切る・・・
生き切ることが死に行くもののつとめ・・・
そう、この世はそのすべての練習という名の本番なんです・・・。
映画の中では「姫の犯した罪と罰」の明言はありません。
しかし、この一編を見れば、それは私たち自身の罪と罰であり、
私たち自身の歓びと哀しみだということがわかります。
よろしければ是非ご覧ください。
笑市のご案内(^-^*)ノ


奮ってご参加くださいませ!
●笑市は、東北震災被災地の海辺に木を植えよう!のチャリティーイベントも兼ねますので、当日募金ブースを設けます。
また、ご出店料のうち一部を「緑の募金」へ寄付いたします。
募集要項
1.右リンク「100年後も笑いましょに!祭りの趣旨」にご賛同いただける方で、手作りの品・趣味で製作された芸術作品の展示即売などの販売をしたい方ならどなたでもOKです。
2.日程
4/4(土)
5/3(日・祝)書&アートパフォーマンス予定
書:福地幸さん、まいこのまいことばさん ご出演決定!
アート:橋本さやかさん前向きに調整していただいております。
6/13(土)
7/4(土)
8月はお休み
9/5(土)
この後は、決まり次第後報告します。


3.会場 三重県総合文化センター祝祭広場・知識の広場(センターエントランス入ってすぐの広場です)
4.主催・問合せ 100年後も笑いましょに!祭り
5.mail:piyo-sora2012@onyx.ocn.ne.jp
6.電話(お問い合わせのみ) 059-246-9338(夕方以降 神辺) 090-5450-9083(伊藤)
7.募集要件 手作りの品、趣味で制作した芸術作品等の販売の他、キッチンカーもOK
農・食・癒やし・体験などのキーワードでのご出店もOK
再良品の販売も可(ただし、限定ブース数)
8.募集数 各日 20ブース程度
9.出店料 2000円 /ブース ※1ブース2000円の内500円を緑の募金へ
共同出店も可
(キッチンカーは実面積7M×2.5Mまで1ブース扱い、ただし台数制限あり)
10.ブース寸法 約3.0×3.0m ブース地形 屋外 コンクリート地
※事故防止のため、テントが風に飛ばないようおもり等対応をお願い致します
11.食品ご出店の方は、営業許可証が必要です。当日、コピーをご持参ください。
12.原則、朝から多雨の場合は中止
13.申込〆切 開催日前、1週間前の同曜日(4月は、4/1,16:00まで延期)
※原則、ブースの場所指定はできませんのでご了承ください。
机・椅子等は有料となります。必ず事前にお申し込みください。(机200円、椅子100円)
こちらもご参照ください→よくある質問
こ出店希望の方は、以下の内容を左記のメールフォームにてお送りください。
1.ご出店日(お忘れなく・・・)
2.お名前
3.屋号
4.ご住所
5.連絡のつくお電話番号とメールアドレス
6.HP、もしくはblogのURL
7.出店ジャンル
8.お車での搬入要・不要
キッチンカーの場合は、その旨と実面積を明記
9.電源使用の有無(1日300円/1kwまで、それ以上は換算計算)&使われるワット数
「一緒に創る、一緒に笑う」・・・「笑市」のご参加心よりお待ちしております。
御影石というラジウム鉱石・・・
➡姫川薬石のすごさ・・・

今日は御影石について書きます。
御影石は、花崗岩に一種です。
何と!三重にも有名な石があります。
「伊勢五郎太」「伊勢砂利」という石です。
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基本花崗岩はすべてラジウム鉱石のようです。
ということは、御影石も花崗岩ですのでラジウム鉱石となります。
実は、先日の宙結びで山田君から頂いた雑草の草花たち・・・
その日の夕方(3/21)のは少し頭がたれ始めていたのですが、
ホームセンターで売っている50円弱の御影石の上において帰りました。
すると、日曜日には元気に頭を上げているはありませんか!

そして火曜日花結びのときも、まだまだ元気!!


真ん中の白いお花は、さらに伸びています!
今日もお花たちを確かめてみますね。
昔から、庭や日本庭園に御影石などの花崗岩を置いたのは
清清しい空気を作るためでもあったし、
そばに植えられる植物のためでもあったんですね~。
伊勢五郎太(砂利)は、神社(伊勢神宮)などにも敷かれているらしいです。
なるほど、神社に行くと気持ちがいいのは、
そういった地場作りが昔からされていたんだと納得です。

もちろんお風呂に入れても大丈夫です。
ただ、姫川薬石とちがって、ぽろぽろと崩れやすいので
ネットかバケツに入れるといいかと思います。
うちの塾では、子どもたちがドリンクを置くコースターに使っています。
たしかに飲み物がまろやかになり、子どもたちにも好評です。
やはりうちは変わった塾です(笑)
興味のある方は是非お試しください。
暮らしのものさし~3月宙結び随想~
人が生きて「暮らし」ができて「社会」が生じるのです。

その流れが、今はどこか逆流してしまって
「国益」「社益」「経済効果」・・・
大きなものさしばかりが目に付くようになっている気がします。

先日も卒業生が就活の相談に来ました。
3月から解禁になった?エントリーシートの提出・・・
周りの友人が怒涛のごとくエントリーしていくのを尻目に
自分の心がどうしてもついていけないと・・・

そこには行きたいと思える企業もないのに
「御社が第一希望です」と「目を輝かせる振り」をし、
心にうそをつかなければいけないシステムとは本当に必要なのか・・・


高校受験、大学受験と数々の試練を越えてきた彼女ら・・・
最後(最後でないかも?)に待ち受けるのが「就活」・・・
「社会のために人があわせて生きる」究極が待っています。


今の若者は、
我慢が足りない・・・
努力が足りない・・・
ハングリー精神がない・・・


本当にそうでしょうか・・・


協調とも調和とも助け合いとも違う・・・
ぎすぎすしたこころになるか、させるか・・・
そのどちらかの選択しか私たちにはないのか・・・

のんびりでいい、ゆっくりでいい
あなたの心をあなたが許すまで待てばいい・・・


そういった場が、ひとつぐらいあってもいい・・・
そういった人が、ひとりぐらいいてもいい・・・


つくりたい世界そのものに、まずは自分からなっていこう・・・

ご来市下さった皆様、
ご参加くださった皆様・・・いつも本当にありがとうございます。

福光募金ご報告:200円
取りまとめて「みちのく未来基金」に納めさせていただきます。
ご協力・ご賛同誠にありがとうございました。








宙結び、ありがとうございました(^-^*)ノ
無事宙結びを終えることができました。
ご参加くださった皆様、
ご来市下さった皆様・・・
いつも本当にありがとうございます。
画像は追ってご紹介いたします。
もうしばらくお待ちくださいませ

本日、宙結び(^-^*)ノ
よろしければ、遊びにいらしてくださいな。









嬉しい追加!3/21(土)は宙結び(^-^*)ノ
ありがとうございます。









よろしければ、是非遊びにいらしてください・・・。
こどもと音とゆるしと・・・Naoさんのうたた音ライブ随想・・・(^-^*)ノ
「ゆるす」ことで
生きています。
そうでなければ存在しません。
いくら自己否定気味の人でも、
いくら「私は劣等感いっぱいです」といいつつも
自分自身に何かを「ゆるし」ていなければ
こうして呼吸して生きてることはできません。

大人に比べるとこどもは
本当にゆるすことが得意です(笑)
緩んでいる体がその証拠です。


起きて半畳、寝て一畳、飯を食べても二合半
天下取っても四畳半・・・

昔から言われるこの言葉は
肥大妄想する人間への戒めです。

シンプルな音を聴いていると
巨大妄想の自分が
しゅぅ~と心地よい等身大の体感覚に戻り
自分の範囲が無限かつ、有限なのだという
相反し矛盾する二つの感覚に陥ります。
そして自分のからだの細部まで「観える」ようになります。
小さな自分の体に感覚が入っていくのにもかかわらず、宇宙を感じる・・・
この感覚が、「自分をゆるす」に繋がります。
古代の人びとは音で自分という物質と霊性を同時に知ったんだと思います。
参考資料:5000年前から「ソルフェジオ周波数」を駆使していたかもしれない古代人:イタリアのハル・サフリエニ地下墳墓で見出された正確な周波数の共鳴が鳴り響く完璧な設計の部屋

人は、粒(物質)であり波(波動)である・・・
この二極を打ち寄せる海波のように行き来することで
人は進化します。
「所詮」とか、「どうせ」という言葉はなく、
自分のありのままを宇宙に開放する・・・
そういった原点に返る手助けをするのが「音」なのでしょう・・・
Naoさん、ありがとうございました。
準備・後片付けを手伝ってくださったみなさま
ご参加くださった皆様、いつも本当にありがとうございます。
piyoさん弁当、すごく美味しかったです。
コロッケ最高でした!

これ持ってピクニックに行きたいですな。
春のオト、ふたつ ~演奏会のご案内・再掲~
AddCafe初のライブが決定いたしました!
マネージャー(笑)なないろさんやWさんのお力添えで
ハングドラムNaoさんの「うたた音ライブ」
を開催させていただくことになりました。
ご存知の方も多いかとは思いますが、
Naoさんやハンドドラム(UFOのような金属製の打楽器です)についてご紹介いたします。

ウィキペディアの画像ですが、本当にUFOみたいです!
その音色は・・・百聞は一見にしかず・・・まずはこちらの動画をどうぞ・・・
耳ではなく体で感じるNaoさんサウンド・・・皆さんに、またAddCafeにどんな風景が広がるのか・・・今から楽しみです。
日時:3/15(日)12:00~15:00ぐらい(12:00~piyoさん弁当をいただきます)
会費:ランチ&びわ茶付3000円
場所:AddCafe(津市南丸之内13-20)
流れ:12時からゆるゆるとピヨさん弁当→ぼちぼち体操→うたた音ライブ→お目覚め体操
持ち物:うたた寝しますので、ヨガマットやあたたかいブランケット等
※動きやすい服装でお越しくださいませ
※後2名ほど大丈夫です。
※お申し込み&締め切り:ブログメールフォームにてお申し込みください。
定員に届き次第締め切らせていただきます。
では、ちょっと

自然も人も目覚める春・・・
皆様のご参加心よりお待ちいたしております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●クリスタルボウル演奏会
遠藤先生がこの春またまたAddCafeに来てくださいます!
4/11(土) お話もまじえての演奏会 14時~15時半
夜は遠藤先生との会食もございます。
ご希望の方はご一報くださいませ(別途会食費要)
演奏会会費3000円 inAddCafe
※こちらも後数名まだ大丈夫です。
遠藤先生の素敵なご活動はこちら・・・
仙台からクリスタルボウルの響きをあなたに…
もう何度目になるでしょうか・・・先生とのご縁に感謝です。
お持ちになるクリスタルボウルも毎回違います。
今回はどの子がはるばるやってきてくれるのでしょうか・・・
春うららかな午後・・・ゆったりゆらゆら・・・
クリスタルボウルで古代からの記憶と現世を繋げてみませんか・・・
前回の様子



お申し込みお待ちいたしております・・・。
あれから4年・・・
自分の幸せだけ考えていないだろうか
自分が大きくなることだけ考えていないだろうか
楽しいとはどういうことかわかってきただろうか
自分の心身だけが豊かになることを考えていないだろうか
自分がやさしくされることだけ考えていないだろうか
自分の不幸だけ大変だと声を大きくしていないだろうか
自分が生きることと同じように人が生きることを尊いと感じてきただろうか
お金を使う場所をわきまえてきただろうか
エネルギーとは何か真剣に考えてきただろうか
何を食べるかがどう生きるかと同じだとわかっているだろうか
何が余っていて何が必要なのか賢明に感じてきただろうか
自分の怒りや嫉妬が戦争や原発を作っているとわかっているだろうか
自分の生き方が変わるぐらいの知識を得る努力をしただろうか
人を助けられるほどの心と智慧を成長させられただろうか
知ることと生きることをちゃんと重ねてきただろうか
本気で何かを変えようと行動しただろうか
ちらっと見ただけで同情している自分を優しいと勘違いしていないだろうか
私は幸せですと感謝しつつ優越感を感じていないだろうか
余っているものを分配しただろうか
変わりたいと思ったあの日と同じ心の温かさだろうか
あれから4年・・・
一日に一回祈りの時間をもうけただろうか

募金ご報告追記あり・・・主催者のわがまま ~笑市の“カタチ”~

かつての生徒で・・・その生徒は
平気で嘘はつくし、人の自転車は壊すし・・・かなりの問題児だったのですが、
その生徒が受験を前に書いた寄せ書きの言葉が今も私には忘れられません。

「努力しないわけじゃないけど、無理はしない」

真髄をついていると思いました。
かつてサラリーマンとして、塾人として
人の購買意欲を誘う操作や人の心(やる気)のコントロールを極力嫌ったタイプでしたが、
全くゼロだったか?といえば、これまた全く自信はありません。
そんな中で、私の範疇からはみ出た彼の言葉は、
わたしの中にちょっとだけあった人への操作欲を心地よく打ち砕いてくれました。

彼以外の生徒は
「絶対合格!」
「やれることは全部やる」
とか書いている中で
「努力しないわけじゃないけど、無理はしない」・・・
彼の言葉こそが、人生の真髄なのではないか・・・
まるで現代の老子、荘子に出会ったようで心惹かれました。

やがて人生の折り返し地点ぐらいから
この真髄がわたしのテーマになっていきました。
手作り市の主催者として、この真髄を持つことは、
一般論ではかなりのわがままだと思います。
本当に申し訳ありません。

「不自然な営業はしない」
「志に人は集まる」
こういったぼんやりとした志を貫くのも「我欲」で・・・
一般的な手作り市の主催者としては、失格です。

それをわかった上で、応援してくださったり、
ご出店してくださったり、
ご来市下さる皆さんには、どれほど感謝してもし切れません。
そして勝手に、同じ志の方、もしくは重なる部分があるんだと、
能天気に思ったりしています(笑)

人間界で「カタチ」になるまでには三段階あります。
「カ・カタ・カタチ」です。
「カ」・・・まだ天空にある段階で物質化されていない状態、何にでもなれる可能性領域
「カタ」・・・天空の意志と人の意志が出会う場、人と人との思いが無意識に重なる場、半物質半霊体といってもいい
「カタチ」・・・物質化されて、人間物質界に出現した状態

私個人としては「カタ」の段階がとても重要だと思います。
ものごとが具現化するのに、自分が何を引き寄せたのかがわかる場だからです。
自分を知りたければ、自分の周りに誰がいるか、何が起きたのかを見ればいい・・・
そういうことです。

笑市に限らず、sora-piyoの活動にこういった「ぼんやりとした志」を置いたのは、
この「カタ」の領域で何が起こるのかを楽しんでいるということもあります。
もちろん、ご迷惑の方もおみえだったかとは思いますが・・・
でもこれが私(おそらくpiyoさんも)の「カタチ」のようです。

緑の募金ご報告
街頭募金:500円
ご出店様より:1500円
合計2000円
いつもご賛同誠にありがとうございます。
これからも、よろしければご一緒に・・・
どうぞよろしくお願いいたします。
笑市、ありがとうございました(^-^*)ノ
初めての知識の広場・・・ほんわか新たな境地でよかったです。
ご参加くださった、ふくろうさん、まいちゃん・・・
お越しいただいたみなさま・・・
あいにくの天気になった午後からも応援に駆けつけてくださった皆様・・・
なによりなにより・・・感謝申し上げます。
そして、piyoさん、いつもありがとうございます。
画像は追ってご紹介させていただきます。
ありがとうございます。
東田君の名言・・・
![]() | 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること (2014/09/05) 東田直樹 商品詳細を見る |
東田君シリーズ最後は、
彼の名言を拾い集めたいと思います。
挨拶
「挨拶をするために人だけを区別するのは、本当に大変です。
相手が誰だかすぐにはわからないことも、挨拶ができない理由のひとつですが、
僕にとっては人間が魅力的な存在ではないからでしょう。」
植物
「僕は、植物に嫉妬することがあります。」
「誰かが僕を呼ぶ声が聞こえます。声のするほうに振り返った時、
自分が人間だったことを思い出すのです。」
空いっぱいの青
「人の行動は、何を基準に異常だと決められるのでしょう。
何度注意されても、なぜ自閉症者は、
こだわり行動をやめられないのでしょう。
僕が青空を見て泣けてくる気持ちは、
こだわり行動をしているときの気持ちに少し似ています。
せつなくて、寂しくてどうしようもないくせに幸せなのです。」
デジャヴ
「空想と現実の間に存在するデジャヴ。
その世界からなかなか抜け出せない自閉症者もいるかもしれません。」
絆
「人は、人によって救われます。
それを絆という言葉で表現されます。
もしも、誰からも気にかけてもらえないとしたなら、
人は人生に絶望するでしょう。」
広くて狭い僕の世界
「自分を知らない人が、この世に存在することが、
当たり前なのです。
知り合いなんて、地球全体から見れば、
ほんのわずかな人数ではないでしょうか。
そう考えると、人からよく思われたいとか、
誰かと比べて優位に立ちたいとかいう願いは、
あまり意味のないことのようにも感じます。」
想像上の僕
「小さい頃の僕は、普通になった自分を想像するたび、
胸が苦しくなっていました。
このままの僕ではだめだという気持ちが強かったのです。
幸福な自分を想像することで、
今の僕は、本当の自分ではないと思いたかったのでしょう。
僕は他の誰かになりたかったのです。
それがかなわない夢だと知ってからは、
自分の生きる道を真剣に模索し始めました。」
彼は、間違いなく神様からのギフトです。
自閉症やそれに近い日常行動をもつお子様を抱えているご家庭にとって
彼の本がどれほど心の支えになっているかわかりません。
時には、
会話ができない彼の言葉の方が
会話のできるわれわれの言葉よりも
深く真実をついているのはなぜでしょうか・・・
それは観ているもの
もしくは観ようとする心の動機が、
すぐに生産性へ走るわれわれとは違う・・・ということでしょう。
「みなさんは何を観ていますか」
東田君は優しく私たちに問いかけます。
最後の最後に・・・
あとがきにでてくる「呪術師ドン・ファン」の言葉をご紹介いたします。
「目からの重荷を取り除くために
耳を使わにゃいかん。わしらは生まれたときから
もののごとを判断するのに目を使ってきた。
わしらが他人や自分に話すのも主として見えるものについてだ。
戦士はそれを知っとるから世界を聴くのさ。世界の音に聴いているんだ」
3月笑市(^-^*)ノ
2015年味噌作り・・・
年々自家製味噌が増えていって
一年もの二年ものって増えていくのが楽しみです。

合計100キロもの材料がUさんカーで運ばれました。

ブルーシートにずらり・・・

まずは、樽をホワイトリカーで拭いていきます。
そして、米、麦、大豆の麹をもみもみほぐします・・・
この麹が、なんとも言えずいい香り・・・
個人的には、ヨーグルトのような香りでした。

塩を混ぜ、水を加え、よく混ぜ合わせたら・・・
大豆(ゆでてつぶしたもの)を加えます。
この大豆がすでにゆでてあって至れり尽くせりの材料です。

ここが力が要ります。

みんなですると本当に早く・・・
しかもUさんが手際よくいろいろとお世話してくださったお陰で
次から次へと樽に仕込まれていきました。
大人も・・・

子どもも・・・


指輪も(笑)

みんなでもみもみ・・・

実に楽しいひと時・・・
一時間半ぐらいであっという間に100キロの味噌が仕込まれました!
今年の初冬の出来上がりまでついたカビを取ったり
周りを拭いたりしてお世話をします。
出来上がりが本当に楽しみです。
仕込んだ後はブルーシートで車座になって
頂いたお饅頭やお菓子、ごぼうの味噌汁も頂いて・・・

軽い労働の後のこの時間がなんとも言えず楽しく・・・
こういった小さな暮らしの愉しみがいつまでも消えることなく続くよう・・・
そして、この子が大きくなっても
同じように味噌がつくれて、
笑いあっている世界がいつまでも続きますように・・・

小さなことでも自分のできることはしていきたいな・・・と
ささやかな祈りの灯火がまたひとつ生まれた日でもありました。