樹下石上 ㊳・・・#ハッシュタグというムーブメント&アート
➡年金不足」問題を開き直る麻生財務相に捧げたい、約10年前の彼の言葉
tweetでは、究極のハッシュタグが出てます・・・
「#2000万円貯めるよりも自民党・公明党を落とすほうがずっと簡単です」

そして、当局も警戒するムーブメントが起きています。
#2000万円貯めるよりも自民党・公明党を落とすほうがずっと簡単です
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2019年6月11日
しかも昨日の決算委では、マクロ経済スライドのせいで現在41歳以下の人々は2000万円どころか3600万円も不足すると小池晃議員が暴いた。私も含め将来世代にとって次の参院選は「3600万円貯めるか自民党を落とすか」の戦いでもある。 pic.twitter.com/AwP9uKN6y2
また、いま人気上昇中の議員さん、小川さんのツイート・・・
年金不足2000万円問題、私にもたくさんの怒りのお便りが。
— 小川淳也 (@junyaog) 2019年6月12日
うちの秘書が一言
「100年安心」なのは「年金生活」でなく、「年金制度(の収支)」だったんですねと、、(怒)
思わず膝を叩いた!
なるほど、年金のバランスシートを気にしていたのか安倍さんは・・・
それじゃあ、野党とも、庶民ともずっと平行線ですわね。
でもそもそもバランスシート気にするなら
GPIFの2001-2017年度の収支が+63兆4,413億円なので
それで賄えばいいと思うのだが、
どこに消えてるんだろう・・・
今の国会の問題も全てお金の問題・・・
大企業優遇の税制を長年続けてきたために
国はお金がないという・・・
でもおそらくそれは、
わたしたちに増税をやむなしと思わせる方便・・・
お金の仕組みから根本に考えれば、
「足りないから増税」も、
「足りないから支給額減額」も
すべてまやかし・・・
➡MMT
➡お金の仕組み
経済評論家の森永 卓郎(もりなが・たくろう)さんが
面白いことを言っている・・・
これからの人生コースは3つしかない・・・
ハゲタカになるか、資本のしもべになるか、
アーティストになるか・・・。
お金持ちになりたいんだったらハゲタカになる事・・・
ただ、森永さんが見てきたハゲタカは
いつも不安で目が泳いでいたらしい・・・
なぜかと言うとお金って持てば持つほど、
失うのが怖くなるので、怖くて怖くて、
不安で不安で眠れなくなって走り続けるしかなくなるからだそうだ・・・
資本のしもべはどうか・・・
正社員として会社にしがみついて、
どんなパワハラを受けてもどんなセクハラを受けても
歯を食いしばって頑張るぞってやるっていうもの・・・
そして最後はアーティスト・・・
アーティストって画家とか音楽家とかっていう狭い意味ではなくて、
みずからのその感性だとか、
能力とかをうりにするクリエイティブな仕事・・・
いま、私はある生徒とともに
住み込みで山小屋の仕事&歩荷の仕事を探している・・・
(なにかいい情報がありましたら是非ご一報ください。)
いままでも、水族館のイルカの調教師や
高級老舗旅館の仲居さんも勧めたことがある・・・
そういう仕事は、学校はもちろん、ネットでさえ
なかなかリクルート情報はない。
ネットで調べ、直接、電話をかけ、手紙&履歴書を送り
そしてそこで働きたいと自分の熱意を伝えるところから始まる。
好きだから熱意も生まれるのだ。
今のエントリーシート制、登録制を否定はしないが、
必ずそこには労働者からの搾取がある・・・
本来仕事に就くというのは、
自分で知ってもらうところから始まる。
しかも直接に・・・
もちろん大企業に入ることは無理だ。
しかし、大企業に向いている人間だけではないだろう・・・
大企業やメーカーの就活をするのを表通りとすると、
私が勧める方法は裏道巡りだ。
裏道だからこそ見つかるいのちの輝きがある。
向こうからやってこないので、自分から探す。
森永さんは言う・・・
「どこに自分の幸せを見いだすかっていうのを
きちんと見極めて人生設計をするべき」
私も賛成だ・・・
ちなみに政府は、
われわれから合法的に搾取するハゲタカであるし
大資本のしもべであることは、言うまでもない・・・
前述のハッシュタグ・・・
「#2000万円貯めるよりも自民党・公明党を落とすほうがずっと簡単です」は
一人一票しかない我々の意思表示を何十倍何百倍にも広げる力となっている。
ツイートをしている人は一度覗いてほしい。
ハッシュタグは一種、アートだと思った。
われわれは、そういったアートで自分発信し
世の中を変えていくことだってできる・・・
そう感じている・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
樹下石上 ㉛・・・真・働き方改革
よく言われる言葉です。
特に昭和人がよく言います。
しかし、わたしは、
この言葉があまり好きではありません。
なにか、強制感と悲壮感が漂っているからです。
おそらく誰だって
お金のためだけに生きたい!と思わないでしょう・・・
もっと楽しく自分らしく生きたいと願っているはずです。
最近、金融庁が人生100年の時代、
老後は2000万円必要とニュースが流れましたが、
➡人生100年、年金頼み限界 金融庁試算「貯蓄2000万円必要」
そうしなくてもいいように
年金があるのではなかったでしょうか・・・
最近運用で15兆円を溶かした
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の動画を見ると
2001年度からは56兆円ほどのプラスだそうですが
それでも足りないなら、特別会計から回せばいいのに・・・と思います。
いや、もっといえば、早々に紙幣を刷って
ベーシックインカムを実施すれば、もっと簡単です。
ハイパーインフレになんかならないと思います。
そのときこそ、税で調整すればいいだけです。
税は、国の足りない資金を補うものではなく、
(これも偽りだとばれてますが・・・)
紙幣の流通の調整に専念するべきです。
無いものからとるから、
いまのような世の中になるわけで、
余っているものをとるのなら、
もっと生きやすい世の中になります。
おそらく、闇権力は
私たちをお金の奴隷にしたいわけですから、
いまの世の中は、見事成功しているわけです。
以下のデータでもわかりますが、
— Moira_ドラッカーの教えと平和・社会/共産主義 (@sugi_moira) 2019年6月5日
みんな生きるだけでも大変です。
母子家庭はさらに大変です。
うちは母子家庭だけど 母には大学まで出してもらった。その分 母は貯蓄ゼロで 年金では食べていけないので、毎月3万位送っている。
— さらさら (@lMHrPNiBiJMFC6Q) 2019年6月5日
2000万貯められる訳ないよね。
親の面倒も見なきゃならない人達大勢いるんですよ!
介護を考えると自分も働けないし、共倒れしそうな方々も沢山いるんですよ!
増税します。
年金は減ります。
2000万円貯めてくださいって・・・(苦笑)
政府はどこまでも無知恵で無慈悲です。
いまの時代、「食う」ためはもちろん、
税金のために、家賃のために、
ただそれだけのために働く要素がかなり強くなってきています。
さて、どうでしょう・・・
もし、「食う」ためだけなら、
いまの収入の何分の1かで暮らせるはずです。
そういうと、毎日遊んで暮らすのか?とか
毎日休みだったらもっと遊ぶお金がいるぞ・・・とか
そういう人がいますが、
毎日お金の心配もなく、
何をしてもいいとなったとして、
本当に人は毎日遊ぶでしょうか・・・
結構な割合で人は
「何かをする」と思うのです。
だって、暇ですから(笑)
「働かざる者食うべからず」は
どこか強制的な労働のにおいがします。
この言葉に近いものが、憲法第27条の
「勤労の義務」
・・・すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う・・・です。
実はこの27条が生まれた経緯は、
意外なものです。
憲法をよく、アメリカの押し付けだったという人がいますが、
それは少し違います。
たしかに、GHQ案がありました。
しかし、その後政府草案が出され、
帝国議会で審議されています。
もちろん、GHQの意向内ということになりますが、
全くの押し付けではなかったのは、事実です。
憲法第9条も、時の首相幣原喜重郎の案ですし、
この27条も旧社会党の提案です。
勤労の義務は、怪我をした人や、病気の人など、
何らかの心身不全の状態の人に、
無理にでも働かないとダメだというものではなかったのです。
そのために戦後社会保障が充実してきたのでしょう・・・
実は、この27条は、
当時の資本家や大地主が多くの不労所得で
生活をしていることへの牽制だったのです。
私の母方の曾祖父や祖父は大地主でした。
もし、GHQが入ってこなければ
わたしは、大地主の孫・曾孫で
悠々自適の左団扇だったことでしょう・・・(笑)
祖父は、戦後、大地主のてっぺんから
財産没収、家なしのどん底に転落しています。
不労所得を失い、全財産を失ったのです。
私は祖父に会ったことがありませんが、
彼はそのとき生まれてはじめて、
働くとは何か、人とは何かを知ったのではないでしょうか・・・
「働く」とは、
自分も含めて、誰かの力になること・・・
いまの私の「働く」は、父母はもちろん、
曾祖父や祖父の人生から学ぶことも多いです。
お金は大事です。
でもその為だけに人を無下に遣ったり
逆に、自分を酷使するのが人生ではない・・・
あの世で、じぃじ二人が微笑んでいるような気がします。
政府は高齢化や少子化のせいにしないで
今一度、お金の原点、社会保障の原点に返ってもらいたいです。
誰のための社会保障か・・・
そして、我々はもう一度「働く」ということの
本当の誇りを取り戻したいと願います。
人が人のお役に立つ・・・それが「働く」・・・
人類は、そういう原点の中で生きたがっていると
私は信じています。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体