秋、霜降のころ⑪・・・拒絶できる幸せ
この時期になると、相変わらず、
インフルエンザワクチンを
さまざまな情報を精査しないまま
容易に打つ方がいらっしゃいます。
打つにしても、
いろいろと調べてから打たれた方がいいことは
このブログでも何度も書いていますが、
この本ひとつ読むだけでも
かなりの情報量になりますのでよかったらどうぞ・・・
これを読んでも
打つ人は打たれると思いますが、
さらにこれからは、別の観点からも考えないといけません。
人体にマクロチップを埋めるというのはもうすでに進んでいますが、
これからは、通信機能を持ったナノチップを
ワクチンなどによって体内に注入されることを
危惧しなければいけないのです。
チップを埋めて何をするのか?
監視し、操作するためです。
すでに、インドでは学生が
脳波でドローンを操縦することを目指しています。
超能力で相手の心を操作していた時代が
懐かしくなる時が来そうです。
私たちのからだが誰のものか?
開発者は、嬉々として取り組んでいらっしゃるでしょうし、
周りもそれを楽しみ称賛することでしょう・・・
しかし、私には「危機」に感じられるのです。
この動画をご覧ください。
ここでは、有線ですが
当然、世界のどこかではすでに無線になっているでしょう・・・
たしかに、からだの不自由な方や難病の方々には
希望の部分もあります。
そういう方に対してのみ
活用するのであれば確かに未来は明るいかもしれません。
しかし、人間の欲望がそれにとどめる良心を持っているかは
はなはだ疑問で、これまでの歴史を見ても明らかです。
私たちが私たちでいられなければ
それは「わたし」の消滅です。
わたしたちに迫っている未来は
切り開かれた技術の享受ではなく、
「それはいりません」と
拒絶する選択肢が残されるのか・・・
それにかかっているようです。
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秋、秋分のころ⑯・・・見えないところは諸刃の剣
実に危ない・・・
今の日本の悠長さを表す事件と決定がなされています。

そういうことを知るのは、ゴルゴ13が一番のようです。
漫画はノンフィクションとして
勉強になるものがいっぱいあります。

霊でも、ネットでも・・・
どちらも諸刃の剣・・・
いつの間にか主従が逆転している。

国も地方自治体も
ちゃんと予算つけましょうよ。

私たちは、
こわがっていたら何もできないけど、
そういう事実があることも念頭に置く。
日本はいまだ対策不十分。
ちょっと悠長すぎでしょう・・・

霊的世界もお金儲けを考えると
直霊が抜かれ主従逆転。
ミイラ取りがミイラになる。
どちらの見えない世界も
対応と扱いを間違えると痛い目に合う、
諸刃の剣・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
夏、芒種のころ⑪・・・「答え」のある時代
わたしたちの時代、高校の先生はどの教科も
問題集の答えを配っていなかった。
テスト前に配って、それまでは己で答えを導き出せと・・・
たしかに昭和のあの頃・・・
テキストのほとんどは白黒で
調べると言えば、紙ベースしかなく、
長い英文の訳をひたすら、一語一語、
英和辞典の薄い紙を一枚一枚めくりながら
意味を調べ、その一つ一つを組み合わせて必死に全文を約した。
読み方は、発音記号を参考に読み進めた・・・
英和辞典
和英辞典
古語辞典
漢和辞典
・・・
すべての教科の辞書をまじめに持っていこうとすれば
毎日が疎開の子どもの荷物並みで
筋トレになった日々だった。
が、今は時代もがらりと変わっている。
たとえば英語・・・
電子辞書ができて久しいが、
いまは、ググればいいからだ。
翻訳機能は、出始めのころは変てこな翻訳も多かったが、
いまは、ビックデータの蓄積?おかげで
驚くほど翻訳機能が精巧だ。
しかも今では、昔の教科書ガイド的サイトも多く存在する。
➡今風・教科書ガイド
(今日現在で460万人もアクセス中)
You Tubeでは、塾の先生などが解説動画など配信されている。
独学で勉強するのに実に楽になった時代だ。
しかしこの「楽」をどうとらえるかはそれぞれ異なる。
「楽」=「堕落」「怠惰」ととらえる風潮が今も根強い。
特に学校の先生方は、紙の辞書を持ってこさせ
ググるな!と指導されるそうだ。
テスト期間以外は、教科書、ワークの答えも配らない。
ひどい場合は、テスト前日に答えを配るらしい。
?がいっぱいだ。
先にお伝えするが、わたしはそういった文明の利器を
どんどん利用すればいいと思っている。
そもそも語学は、ペリー来航以来
「コミュニケーション」「相互理解」のために必要なのであって
英語のために英語を学ぶわけではないからだ。
「理解」が成就すれば、
「枝葉末節は不要」というのは当たり前である。
(2人の小学生が英語とスペイン語の自動翻訳を使って会話をするプレビュー)
➡「自動翻訳機が進化したら英語学習は不要になる!」について思うこと。
紙には紙の良さがある・・・
ネットにはネットの良さがある・・・
それぞれの利点を活用して
考えさせる授業にできると思うのだが、いかがだろうか・・・
自動翻訳機がどれほど進んでも
英語が好きな人は、やはり英語を学び続けると思う。
(国語に、国語学者がいるのと同じである)
テスト前ギリギリ(ひどい時には前日)に
答えを配ることは実に非合理的だ。
大量の問題集の答え合わせで終わってしまう。
考えることも、ましてや暗記することも時間的にOUTだ。
教師の役割は、答えを独り占めすることで、
無理やり考えさせるのではなく、
答えを早々と手渡し、解放したうえで何を考えさせたいのか・・・
ではないだろうか・・・。
たしかに、答えを丸写ししてそれで考えない生徒もいるだろう。
でも考えてほしい・・・
そういう生徒は、答えがなくても考えたくないのだ。
いや、答えがないことで
かえって余計にやる気さえ失せているのだ。
自分がアラビア語やマサイ語など、
まったくご縁のない第三、第四の言語を
B5サイズ大の文量で訳すとき、
答えを取り上げられた状態でやる気が起きるだろうか・・・
わたしなら翻訳機をつかい
書かれてある内容を早く知りたいと思う。
それでなくとも圧倒的に課題が多い学生たち・・・
過度にその子の力量以上の課題をこなさせる意味を私は見いだせない。
ならば、はじめから答えを渡し、
丸写しする中でも「考えさせる」すべを講じたほうが
よほどその子の役に立つ・・・
と私は考える。
ちなみにうちの塾はすべてワークの答えを配布している。
独立して10年たつが、ここでは宿題もない。
部活もあり、学校でも散々出ているのに、
それ以上こなす(答えも見ずにしっかりと考えてくる)ことができる生徒は
少数だからだ。
参考までに書き添える。
うちは進学校のみを目指させるモーレツ塾ではないが
それでもこのマイペースなやり方で県内有数の進学校に行く子もいる。
そして、自分に合った高校(第一志望校)にそれぞれちゃんと進学していく。
まあ、いわゆる塾の常識ではないかもしれないが
この35年間、子どものいのちと寄り添っていると
そういう結論になってくる。
労働がAIにとって代わる時代・・・
「働く」意味も変わるように
「学ぶ」意味も変わってくる。
もうすでに「答え」がある時代・・・
わたしたち古い人間のアップデートが必要だ。
自分たちが苦労したのだから
次の世代も苦労すべきだなどと
カタいことを考えるのはよしましょう。
たかが教科を教える人間の固定概念が
子どもたちのいのちを削っては本末転倒である。
theme : いのちあるものが いのちあるように
genre : 心と身体