樹下石上 105・・・嗚呼、ほんとうのさいわい
時の流れには勝てないようで、
昨日と今日の朝は、
めっきり初秋らしい気候だ。
最近は、Cafeでもアシャイングでも
菩薩行であるご相談が多く、
つくづくいろいろと考えてしまう。
「ほんとうのさいわい」
賢治は「銀河鉄道の夜」で
何度も何度もつぶやく・・・
女性が結婚する理由が、
その人が好きだから・・・
というのは、実に実に幸せな理由だ。
ご相談の大半が、
「一人では生きていけないから」
(これは離婚を決意できない大半の理由でもある。)
気持ちの問題もあるだろうが、
その核になるのが、「お金」の心配・・・
それが理由で、
中途半端なままの「好き」で結婚すると
なにか2人に困難が降りかかった時に
乗り越えようとする連携も協力も
霞のように消えていってしまう。
それどころか、泥沼化すると
友や他人にさえしないようなひどいことも
互いにできるようになる。
もう「愛」どころではない。
どうやら女性の結婚は、お金とひきかえに、
「精神の自由」「身体の自由」「自己啓発の自由」が
奪われているケースが多い。
(もちろん、男性にも当てはまることだが)
もっとお金から解放される自由な生き方ができないか?
100%とはいわない。
せめて、50% いや、30%でもいい。
人類はいったいいつになったら
「ほんとうのさいわい」にたどり着けるのか・・・
先日書いた主婦(夫)にも給与を・・・もそうだが、
➡無断キャンセル
ベーシックインカムを早く導入すればいい。
そういうとすぐに財源は?という議論になるが、
MMT(現代貨幣理論)を知れば、
たやすくできることがわかる。
国債は借金ではない。
国民への投資だ。
そして、ある意味回収も不要だ。
MMTはイディオロギーや哲学ではない。
お金の事実だ。
そこをわからずに、MMTを批判する方が増えているが、
どうもコップの外にいらっしゃる人のように見える。
➡コップに中に入らない人
20年もデフレが続く日本で、いったい何を恐れるというのだ。
新しいことは片っ端からどんどんやっていけばいい。
企業の法人税を、あと約1%増やすだけで
消費増税はいらなくなる。
大企業の内部留保に1.02%課税するだけで4.6兆円が生まれ消費税増税は中止できる
— 井上伸@雑誌KOKKO (@inoueshin0) September 4, 2019
内部留保はこの10年で1.6倍増の449兆円と過去最高。労働者の実質可処分所得は25万円もマイナス。労働者は所得の多くを消費に回すため消費税増税が直撃。貯蓄優遇税=消費税の増税は中止し過剰な貯蓄を社会に還元すべき pic.twitter.com/YEEh1wluPT
それさえもしようとしない呆れた国だ。
無知と被害妄想、妬みで、
新しい試みや発見された事実がつぶされ、
既得権にしがみつく沼の住民のために
若いエネルギーといのちが
どんどん削られていっている。
国は、財源確保のために
税を上げる必要もないし
そもそも徴収する必要もない。
税は財源である必要はないのだ。
国民の大半はそれを知ろうともしないが
MMTという事実は
わたしたちにそれを教えようとしている。
「政府の負債は、民間の資産」
戦後だけ見ても
1970年の債務7.3兆円が、
2018年には1100兆円超・・・
実に152倍・・・
明治4年(1872年)以降は
なんと!3740万倍!
(実質で見ても1885年の546倍!)
もう笑ってしまう。
なのに日本は破綻していない。
なぜか・・・
「政府の負債は、民間の資産」
そういうことさえ私たちは学校で教えてもらえずに
戦後ずっと生きてきたのです。
教科書の罪は深い。
だが今、お金で私たちを支配しようとしている輩の
長年の策略がばれ始めている。
だから、既得権のある人は
このMMTを必死に愚弄する。
単なるお金の事実なのに・・・
お金のことなんて心配させないで
働きたいときに、働きたいことを選び
民が恋愛し、子どもを愛し
ときに、ともに住み(結婚)
ときに、互いを卒業する(離婚)・・・
それが自然・・・
それが、国という家(国家)ではないか・・・
まずは・・・
わたしたちは、わたしたちのアイデアで
今よりもましなお金のシステムがつくれることを知るべきです。
(というか、もうすでにありますが・・・)
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体