自分で考えて、自分で行動できる子供に育てるための4ステップ
親の中のインナーチャイルド
運命のご機嫌に左右されない過ごし方②
は明日書かせていただきます。
今日の動画は、該当の方には少し耳の痛いお話です。
「子どもが不合格になったときに
親の本当に真価が問われる」
不合格になってしまった子供に
信じられないほどの心貧しい言葉を
投げかける親御さんが多くなってきました。
その正体は、親御さん自身の劣等感です。
ご自身の中で癒されていない劣等感が
一番大変な時期を迎えている子供たちを
さらに追い込めます・・・
「金は出さない」
「恥ずかしくてここにいられない」
「働け」
こうして、
子どもに無理難題を言うことで
自分の劣等感を癒そうとする
大変歪んだ手法です。
本当に怒っているのは
自分の中のうまくいかなかった過去・・・
その過去から自分自身が作り上げた劣等感・・・
大人になる・・・
これは子供のためだけの言葉ではありません。
大人になれない親たち・・・
自身のインナーチャイルド※を
癒せていない大人のための言葉でもあります。
※「子ども時代に構築してきたネガティブなセルフイメージや価値観」
そこに向き合えば、
結果という事実は変えられなくても
その結果の意味を書き換えることができます。
よろしければご覧ください・・・
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2020年、私思考の振り返り②「親も人、子も人」
私は初めてのYouTubeを投稿しました。
「受験期に親が絶対言ってはいけない3つの言葉」
(今はタイトルを変更しています)
記念すべき最初の投稿は、
今でこそサムネをつけましたが、
当時は、それもなく、お粗末そのもの・・・(笑)
しかも、動画編集の無料ソフトを使っていますので
薄っすら広告テロップも出たままの雑な動画です。
ですが、話し方はともかく、
内容の普遍性は、いまでも自信を持って言えます。
なぜなら、ある親御さんに届けたくてお話したからです。
とくに、①の勉強しなさいという言葉は、
実に、多くの親御さんが言いたくないのに言っている・・・
そういう日常が現状ではないでしょうか・・・
いいたくないのに言っている・・・
それはなぜか?
それは親御さん自身も勉強が嫌いな場合が多いからです。
波動のレベルで、
嫌いなものを勧め、命令するときに
相手に透っていくのか・・・
考えれば、答えは一目瞭然でしょう・・・
そのころ買った本がこちら・・・

この2つ・・・
一つは、
トップクラスの高校に子どもを入れたければ・・・
もう一つは、
アドラー心理学に基づき
親子であってもフラットな関係を作る・・・
一見、対極と言えば対極ですが、
根底に流れる哲学はほぼ一緒です。
それは、
親が成長しなければ、子供は成長しない・・・
というものです。

「俺の時代は〇〇だった!」
「私はもっとやっていた!」
そうやってふんぞり返り、
子どもさんが勉強する夕方から夜の時間に、
親御さんが、スマホでゲームをしていたり、
お母さんが、バラエティ番組や歌番組、YouTubeに夢中になっていたら
子どもは勉強する習慣が身に付くわけがないということです。
試しに江戸時代のドラマ、
よくある武家の中庭で子どもが
大人相手に剣術のけいこをしているシーン・・・
よくみますよね、
その時、侍女、下男はもちろん、
その母親や、父親が
無駄話や当時の瓦版を見てうわさ話に花を咲かせて
ちっとも子供を見ていない・・・
そんなシーンを見たことはないでしょう・・・
必ずと言っていいほど見守っている・・・
もちろんドラマですが、
私は案外、あんな風景だっただろうと推察します。
なぜなら、江戸時代、
自分の息子や娘がきちんと育たなければ、
お家断絶だったから、親も子も必死なのです。
必死で、「育てる」と向き合ったのです。
「まなざし」
この効果は絶大です・・・
なぜなら、時が来て、
本当に子どもが何かに悩み
親の元に助言をもらいに行ったとき、
このまなざしの蓄積が、子どもを救うのです。
私もこの仕事を38年させていただき
身に染みて導いた鉄板だからです。
子どもを育てるのは、
放った言葉、ましてや命令や罵声の蓄積ではないのです。
まなざしの蓄積です・・・
このまなざしを向け続ける行為が、
親自身が育つ必須条件なのです。
だから子供も育つのです。
ちなみに子供は、
親が好きなものに興味を抱くという習性があります。
親御さんが、知る喜び、調べる喜び、
本で学ぶ喜びを知らなければ、
子どもにそれが伝搬することはない・・・
そう考える方が自然です。
これは、親御さんを責めているのではなく、
この自然の摂理を知っているかどうかで、
子どもが勉強しない姿を見たときの
心の余裕が変わってくるということです。
親が先・・・
➡親の成長が先
人生の課題にたいしては、
大人も子供も対等であると言う事実を知ることです。
今期の受験で、
「誰のおかげで〇〇できると思っているんだ!」
そんな言葉が浴びせられる子供が
ひとりも出ないことを祈ります。
自己肯定感を根絶やしにするこの言葉・・・
どうぞ大人の自制心で止めてください・・・
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tag : 親育
令和buzz346・・・中2生に、親が絶対言ってはいけない3つの言葉
令和buzz333・・・見えない学力

私は約30年ほど前に
この本に出会いました。
子どもの学力獲得の過程、
そして奥深さと繊細さ・・・
そういったことを体系的な文章として
きちんと学んだ本でした。
そしてこの本・・・

こちらは、比較的新しい本です。
非行の原因となるのは、
「見る力」「聞く力」の弱さ
「目標を立てることが苦手」
「等身大の自分がわからない」
そういった認知力の低さだと著者は言います。
対人関係がうまくいかないのも
そういった隠れた知的障害のため・・・
この言葉を読んだとき、
わたしは、前出の「見えない学力」という言葉を
思い出していました。
とかく世の親御さんは、
見える学力である、点数、成績に目くじらを立てることが
圧倒的に多いです。
しかし、その「見える学力」を支える「見えない学力」の段階で
躓いている子供は、14%ほどいるといいます。
35人のクラスなら5人ほどがそういう事態で
苦しんでいるのです。
私の経験では、
学校で配られるプリントの端と端をきちんとそろえて
2つに折り曲げるということができなかったり、
何度伝えても、塾の時間が覚えられなかったりする生徒も
この認知力の弱さを表していると感じています。
ではそういったみえない学力は、
どこでどう育つのでしょうか・・・
たった一つの答えはではありませんが、
私は「食事の時間」が重要な機会だと思っています。
また、食事の時間には、
見えない学力の更に土台となる
認めてもらった安心感
共有できた喜び
わかってもらったことによる活力
そういったものも育まれます。
今日の動画はそんなこんなのお話をさせていただきました。
よろしければご覧ください・・・
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