令和buzz332・・・本物の中庸になるために
自己肯定感について語り合った。
自分に自信がない・・・
ひとりでいられる人がうらやましい・・・
そういう人になりたい・・・
人の好き嫌いがはっきりとしていることはいいことなのか・・・
そう彼女らは言った。
私はこんな話をした。
自分を信頼すること、
自分がいいと思うこと、
嫌と思うことに自信を持つこと・・・
自分の中の価値観の振り子を十分に振らせること・・・
思う存分振らせること・・・
若いときはそうでなければ、
年をとった時に本当の中庸に出会えない。
嫌いなものを嫌いと言い
好きなものを好きと言い
それを言う自分を信用すること・・・
アイデンティティはそうでないと育たない。
自分自身を作り上げていく時
平均点などいりません。
突出して有る何か
突出して無い何か
それがあるからこそその人はその人になれるのです。
やがて年をとっていくと
そこまでとがらなくても
自然と自分を出せるし
その自分を周りも認めてくれる・・・
余談だが、おやじのくしゃみは
なぜああも不快になるほど大きいのか?
それは、単にデリカシーがないか、
それでしか自己表現と突出の仕方を
知らないからではないだろうか?
(ただし、のどの筋力の衰退説はあるが・・・)
若い人たちは自分の嗜好や好みに自信を持っていい。
人に合わせる必要など一ミリもいらない。
無理に媚びたって
エネルギーが奪われるだけで
何にもいいことなんて起きない・・・
わかってもらえないときもあろう。
おかしいといわれることもあろう。
それでも一気に突き抜ければいい・・・
あんなに気にしていた人の目は
やがて結果として、
同じその目から羨望を受けることになる・・・
(もちろんそれを狙うわけではない)
思想家のラルフ・ウォルドー・エマーソンは言う。
「自分を信頼すること。
それこそが成功の秘訣である。」
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令和buzz157・・・自己肯定感は連鎖する!
自己肯定感について学びました。
みなさんは、自分の自己肯定感は
高いと思いますか?
低いと思いますか?
後半、
チェック項目を載せてますので
ご活用ください。

自己肯定感と一言で言っても、
大きく分けて6つに分類されます。
そして、その自己肯定感は、
時と場合によって高くなったり、
低くなったりします。
また、自己肯定感の総量として
強い人、弱い人が存在します。
①自尊感情・・・自分には価値があると思える感覚(BE) 「木の根」根っこが深くなければ気は簡単に倒れてしまいます
②自己受容感・・・ありのままの自分を認める感覚(OK) 「木の幹」軸がしっかりしていなければまっすぐ伸びません
③自己効力感・・・自分にはできると思える感覚(CAN) 「木の枝」しなやかに伸びなければ、すぐにぽきっと折れてしまいます
④自己信頼感・・・自分を信じられる感覚(DO) 「木の葉」信頼という養分がなければ、生い茂ることはできません
⑤自己決定感・・・自分で決定できるという感覚(GO) 「木の花」花は主体的に自分で決めることで開きます
⑥自己有用感・・・自分は何かの役に立っているという感覚(YOU) 「木の実」誰かの役に立てること、それ自体が甘いご褒美
そして、⑥が「種」になり、
自分の次の世代や周りの人間に影響を及ぼします。
そうなんです。
自己肯定感の影響は、
自分だけにとどまらず、
家族や周りにも影響を与えてしまうのです。
そこまで行ってしまうのか!?
と思われる方もいらっしゃると思うのですが、
それは、日常的に垣間見れる自然な現象です。
お母さんと面談をすると
「あの子はどうせ・・・」と
口癖のように言っている方が見えます。
それは何を隠そう、
お母さんご自身の自己肯定感が低いのです。
大変厳しい表現になりますが、
自己肯定感は子供にも、職場の人にも
連鎖してしまうのです・・・
まずは、今の自分を知ることで
自己肯定感を育てることができます。
これから上げる12問に〇✖で答えてください。
●自己肯定感チェックシート
1. 朝鏡を見て自分の嫌なところを探してしまう。
2. SNSを開くたび、人からの「いいね」を待っている自分がいる。
3. 職場や学校、家庭でちょっと注意されると、深く落ち込んでしまう。立ち直るまでに時間がかかってしまう。
4. 自分のペースを乱されると、些細なことでもイラっとしてしまうことがある。
5. ふとしたときに「無理」「忙しい」「疲れた」「どうしよう」「嫌だ」「つらい」といったネガティブな言葉がこぼれている。
6. 「ねば」「べき」と考えてしまい、行動を起こせない。
7. 上司から言われた何気ない一言が気になって、こだわってしまう。
8. やるぞと決めたけど、まわりの人が気になり、躊躇してしまうことがある。
9. 出かける前に、一日を過ごす服選びに悩んでしまう。
10. 一度決めたことなのに、本当にこれでいいのかなと悩むことがある。
11. 新しいことに挑戦したいなと思っても、「どうせ」「自分ではね」と、勝手に決めてしまっている。
12. 電車から降りるときやエレベーターに乗る時、ノロノロしている人にイライラしてしまう。
さあ、いかがでしたか?
〇が多いほど、
自己肯定感が弱まっています。
ちなみに、
1,2が 自尊感情
3,4が、自己受容感
5,6が、自己効力感
7,8が、自己信頼感
9,10が、自己決定感
11,12が、自己有用感
となります。
この本には、自己肯定感を高める方法や、
それぞれの分野を高めるワークも載っています。
何時からでも、何歳からでも
自己肯定感は育てられると思います。
「育てる」
そう、
自己肯定感は「高めるぞ!」と気張ることではなく、
「高まる」という感覚なのです。
よかったらチェックしてみてください。
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theme : いのちあるものが いのちあるように
genre : 政治・経済
tag : 自己肯定感
令和buzz15・・・10代でしておく大切なこと②
「自分のからだを移動させる」
インターネットの時代です。
SNSの時代です。
VRの時代です。
情報や体験(もどき)が、
移動せず、無料ですぐに手に入ります。
しかし,
だからこそ
自ら移動して五感を使って体感することが大切なのです。
私たち、若いころの大半を昭和時代で過ごした世代は、
コンピューターゲームをするのにも、からだを動かして、
ゲームセンターや喫茶店に行かねばなりませんでした。
(スペースインベーダー1978年)
そして行けば、そこにやはり人がいます。
順番を気にしたり、店の人に注文しながら
ゲームをしました。
ゲーム&ウオッチが生まれたのが1980年(昭和50年)・・・
ファミコンが生まれたのは1983年(昭和53年)・・・
今の40歳から37歳以下の人は、生まれたときから
家にゲーム機があった可能性がある世代です。
自分のからだを動かさなくとも
家にゲーム機があれば、
誰に気兼ねなくいつまでもゲームを楽しみました。
ゲームの功罪はここではテーマでないので述べませんが、
とにかく自分のからだを移動させ、
わざわざ出向かなくとも
自分でカスタマイズした娯楽を
自分の家でセッティングできるようになったのです。
長いゲームの歴史の中で
それは画期的なことであったと同時に、
子どもたちのからだと五感の成長に
大きな変化をもたらした時代でもあります。
つまり、五感が育つ場所に行く時間が
圧倒的に減った時代の始まりです。
人間の産業の進化は、
足から腰(第一次産業)
手(第二次産業)
そして、頭(第三次産業)
そうやって体の下から発展してきていますが、
子ども時代の遊びも同様に、
とうとう「頭」の時代が来たのです。
子どもの頃の遊びが、
足腰から頭脳へと移行したのです。
いまでは、せっかく目の前に自然があるにもかかわらず、
また人との交流があるにもかかわらず
ポータブルなゲーム機を手にして
小さな画面でせわしなく手を動かす幼児の姿が普通になりました。
小学校、中学校になればそれが携帯になるだけです。
それにしても不思議です。
今では、eスポーツと言って
大ホールに大観衆が集い、目の前で対戦ゲームを披露され
人と感動を分かち合うスタイルが確立され始めているのは
からだの真理にかなった「反動」といえるでしょう・・・
人にかかわりたい・・・
感動をともに分かち合いたい・・・
人のからだは、こころの欲求に実に素直です。
体感とは、「からだ」です。
「血」です。「肉体」です。
情報技術革新のお陰で
情報は、あらゆるところで活用、
保存できるようになりました。
しかし、実は
私たちのからだの細胞も
大切な記憶装置です。
細胞と細胞内を流れる水が
体感した情報をストックしてくれています。
自らのからだを移動させ、体感したものは、
さらに体内の過去の人類の記憶と掛け合わされて
インターネット上の情報量より
遥かに膨大で貴重なものを蓄えることになります。
それには一切に費用も、副作用もありません。
やがて、それは自分オリジナルの内的言語となり
思考となり、哲学となります。
手足腰を動かしてえた知恵が、
次の体験で無駄なくフィードバックされ、
経験知という「智慧」になっていくのです。
経験豊かな老人や何百年もの職人技が
私たちを唸らせるのはそういった理由があるからです。
ただ、体験知や体感知は、
人によっては年を取るとかえって
新しい価値観が入ることを阻害することがありますが、
若い十代は、圧倒的にこの体験体感が必要です。
机上の情報ではなく
からだを移動させ、わざわざそこへ行く経験が
様々な見方ができる心の柔軟性と
自己肯定感をもたらすのです。
買い物でさえもネットでできる時代に
わざわざお使いに行く経験が多い子供と
そうでない子供を見ていて思ったことがあります。
どうやら、移動&経験量と自信は比例するようです。
何も為さぬ者は、何者にもなれない。
ですから、若い時は3つのH・・・
はら(からだ)、ハート、手・・・
これをフルに生かしたあそびをいっぱいしてください。
さあ、10代の皆さん、
自分の中の土を耕すつもりで、
自分の体をどんどん移動させましょう。
いろいろなところへ行き
いろいろな人と出会い、
自分の中にあるこころの種を大きく育てましょう。
室内でのゲームも楽しいかもしれませんが、
それはあなたのからだを退化させ
語彙力を衰退させ
強いては、「感動」を奪っていきます。
10代でしておく大切なこと・・・その②
「自分のからだを移動させる」
歯衣なし宣言200116

theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体