桜ツアー②
誰にとっても格別の思い出があるものです。
私にとっては、
木曽川、そして、長良川の桜は、
いくつもの思い出がある桜です。
木曽川は私を育て、
長良川は小さいころ泳いだ川で
母のふるさとの川でもあります。
さて昨日は、岐阜まで足を延ばし、
故郷の満開の桜に会いに行ってきました。
まずは、墨俣長良川沿いの桜です。
辿り着く先は、秀吉ゆかりの墨俣城です。
動画は3分弱ですが、
約4分間動画を撮り続けても途切れない桜です。
登録者数4名の裏チャンネルで上げました。
お試しで上げている動画ばかりで
ガチャガチャ取っ散らかっていますが、
よろしければ、チャンネル登録お願いいたします(笑)
BGMをたまたま流れてた百恵ちゃんのままにしていたら、
著作権違反になってしまい、
再掲載しました。
続いては、知る人ぞ知る・・・
各務原新堤川沿いの桜です。
川と空と桜・・・






長年通っていますが、
その堤の下に
河童神社があることを初めて知りました

桜は、こちらが予定を合わすのが礼儀・・・
また来年もいけたらいいなと思います。
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桜ツアースタート!?
毎年この桜の時期は落ち着きません(笑)
色々なところの開花状況を見ては、
行ける範囲でお花見をさせていただきます。
今年のトップツアーは、
天理の枝垂れ桜です。
が、その前にAddCafeの桜をちらっと・・・
今年は、菜の花と桜のショットを撮りたくて
11月に菜の花の種を仕込みました。
で、こちら・・・


まだまだひよっこですが、
精一杯咲いてくれました。

さて、天理です。

こちらは枝垂桜・・・
秋田の角館から移植されたそうです・・・


そして帰りは、今日で閉鎖されてしまう
名阪上野ドライブイン・・・
まさに桜散る上野ドライブイン・・・

なんと55年間も営業されてこられたそうです。

随分と前ですが、
教え子の甲子園応援の時に、
ここでバスが大集結して
応援に行かせていただいたことを思い出します。
あと、
宙の森野外活動で、
子どもたちとブドウ狩り&竹取体験をさせていただいた時も
こちらで待ち合わせさせていただきました。
三重県は縦に長く
関西へ向かうときなどは
津方面からと
伊賀方面からの合流地点として
このドライブインはちょうどよいのです。
昨日も何人かの方が
名残惜しそうに写真を撮られていらっしゃいました。
曲がりなりにも自営をしていると
55年間営業し続けることのご苦労は
肌身にしみます・・・
ご関係者の皆々様、
本当にお疲れさまでした。
跡地が何になるかは私は存じ上げないのですが、
また新しいスポットになればいいなと
同じ県民としては応援したくなります。

散る花もあれば、咲く花もある・・・
まさに、喜びと悲しみが入り混じる春です・・・
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tag : 桜
花とお酒と
桜は、もちろん葉桜になっていましたが、
今度は藤だぁ~ということで、
岐阜竹鼻の竹鼻別院というところへ・・・

ここは、父が生前
母を単車の後ろに乗せて何度か行ったようで・・・
懐かしがっていました。
肝心の藤は、やっと開花したばかりで・・・

それでもお天気が良かったため、
それなりに気持ちのいいひと時を過ごせました。
母がふと、
「ここにはボタンとかあったような気がするけど・・・」
ただ、どこにもそのボタンは見当たりません・・・
仕方なく車に乗り込んで、
しばらく走ると、
「あ、ボタンや!」
母が叫びます・・・
流れよく、そのまま駐車場へ・・・
母の記憶のボタンは、竹鼻別院ではなく
どうやらこのお寺だったようです。


真如山本覚寺・・・



ちょうど見ごろを迎えていました。
藤は、GW前にはちょうど見ごろになっているんではないでしょうか・・・
そして、
帰宅の途中・・・
意外なロードを見つけました。
遠くからでもわかるピンクの帯・・・
ここは何度も通っているのに
今まで全く気が付きませんでした。
なんと、八重桜メインの散策道です。


自然の息吹とは、本当にすごいです。
この一面の桜を見て不機嫌になる人はいないでしょう・・・
みんな笑顔で通り抜けていきます。



父は、自分で鯉の池を掘ったり、
洋ランを育てるために温室を自分でこさえたりと
土と花に囲まれた生活を送っていました。
その中で、
何一つ「これをやれ」と押し付けられたものはありません。
しかし、私の記憶と身体がその感覚を覚えています。
親が子に残すもので、一番偉大だと思うものは、
目に見えない「価値観」のようなものだと思います。
それは、その子供が本当に窮地に立たされた時
大きな支えになるからです。
しかも、決して消えることはありません。
土や花を通した価値観・・・
それを、なんという言葉で切り取ればいいのか
今ははっきりとはわかりませんが、
間違いなく私の心の支えとなっています。
この日最後の終着点は、
近所の昭和の居酒屋へ・・・
ある日本酒が手に入ったと
大将からわざわざご連絡をいただきさっそく向かいました。
発芽玄米酒
聞きなれない日本酒です・・・
あの五人娘と同じ蔵元です。
「むすひ」(真ん中)・・・

この日本酒は
いろんな意味で本当にすごいです!
蔵元の寺田本家、先代23代目寺田啓佐氏が
「日本一まずいお酒」と紹介していたそうです。
詳しくはこちら➡生命あふれる酒 発芽玄米酒
個性は、日本一でしょう・・・
わたしはどうか・・・
じんわり元気の出るお酒・・・そう感じました。
おいしかったですよ・・・

花とお酒と・・・
お陰様で、
いい一日になりました・・・
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いつも、ちょうどいいのです・・・
旅動画、淡墨桜版をつくってみました。
すべてが映像のみで
何の語りもありませんが、
風の音
鳥の声
川のせせらぎ
人々の穏やかな空気
そういったものが伝わればと思います。
11分少々ですが、よろしければご覧ください。
桜は、亡くなった人たちの依り代のような気がいたします。
わたしにはそう感じます。
だから人間の都合だけで、
例えば、
新しい道路を建設するときに邪魔だ、とか
落ち葉や毛虫に悩まされる、とか
そういった、人間だけの都合でバッサリ切ってしまうと
それはそれで何かが起きるのではと思っています。
迷信と言えば迷信ですませばいいのでしょうが、
わたしにはそうは思えません。
私が住む町でも、
あるお寺が、それはそれは見事な桜を
何本も一気に根元から切ってしまって
とても痛々しく思っていましたが、
先日そこを通った折、
花束が手向けられているのを見て
(事故でどなたかが亡くなった)
ああ、やっぱりと思ってしまいました。
私も含めて、人間というものは
自分の都合だけであまりにも自然を扱いすぎです。
今回の淡墨桜は、たまたま満開時に伺うことができましたが、
そうでないときが多いのが桜です。
桜がどんな状態でも、
その花を愛でることができた喜びを
桜と一緒に喜ぶ・・・
今年も見せてくれてありがとう・・・
そういう気持ちで桜と出会う・・・
それがいいのです。
人間、なんでも「満」を望みますが、
少し不足している方がちょうどいいのです。
ああ、あれが足りないな・・・頑張らないと・・・
ぐらいがちょうどいい・・・
自分に出会うすべてのものは
その時の自分にふさわしく、
ちょうどいいものしかやってこないのです。
そう思って過ごす人生は
潔く、気楽でいいです。
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淡墨桜と墨俣
徹底的に桜を楽しむと決めていたので
昨日は、淡墨桜と墨俣の一夜城近辺の桜を見に行きました。

淡墨桜はもう4・5回行っているのですが、
何度行っても、何時間も滞在してしまう
素晴らしい「気」のところです。
絶景の場所があって、
遠く雪山が見える場所があるんです。

能郷白山です。
私はここが一番のお気に入りです。
あまり人も来ませんので
ベストスポットです。
ちなみに、ここに来るのは早朝に限ります。
最後は一車線道ですので
昼近くには、渋滞します。

遅くとも9時には到着されるといいでしょう・・・

そして帰りには、若い時に行ったきりの墨俣一夜城・・・
ここは、豊臣秀吉が信長に命じられて
美濃の稲葉山城を攻める拠点に3日ほど(諸説あり)で建てた城です。
ここではないもう少し上流で材料を集め
すぐに組み立てられるように加工し、
いまでいう、プレハブ形式で建てたのです。
ここの桜も見事です。

ちなみに城は、大垣城を模して造られているそうです。
三重にも桜の名所は多いですが、
どうしても故郷の桜に戻ってきてしまうのは
これ、本能というのでしょうか・・・
どちらも「さくら祭り」というものは中止になっていましたが、
人はたくさん集まっていました。
さくらの下に集まるなというほうが野暮だと思います。
どうせ集まってしまうのですから、
祭りは復活させましょうよ・・・ね。

一年分の桜を堪能できました。
また来年お会いしましょう!

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tag : 桜