令和buzz281・・・「好き-嫌い」ではない領域
Fc2内で過去最高の順位を出しました。

みなさんのおかげです。
本当にありがとうございます。
おそらく、半沢直樹というトレンドのキーワードを
タイトルに付けたからかと思うのですが、
恐るべし!半沢直樹です(笑)
このブログ順位も
一気に2位になっています。
あれまー
という感じです(笑)
先日、ある高校生と話していて
意外がられたことがありました。
実は私は、子どもが好きだから
この仕事を選んだわけではないということです。
中二でこの仕事(教える仕事)を就こうと決めたのも
子どもが好きだからではなく、
尊敬する先生を日々目の当たりにし
何か成長の一端を担える仕事の尊さを
肌で感じ取ったからなのです。
きっかけは、中二の時に
「お前学校の先生になれ」
そう先生に言われたこともそうでしたが、
隣の席の、今でいう発達凸凹の男の子に
因数分解を教えて、わかってもらったこともきっかけでした。
わからなかったことがわかるようになる、
それを傍らで見守ることができる・・・
成長への補佐・・・
私がこの仕事を選んだ動機は、
きっとこれなんではないかと思います。
だから、子どもを「好き-嫌い」の軸で
見たことはないと思います。
嫌われてもいいと思いっきり叱れるのも
月星座、蟹座 - 「I feel(私は感じる)」が欠損しているからだと
先日妙に納得しました(笑)
たしかに人間ですから
若いときは、相性の面で苦手な生徒もいたと思いますが、
それでも嫌いという軸にはならず、
「苦手」と「成長を見守る」とは別の次元にありました。
月の欠損に感謝です(笑)
ですから、今思えば
特別に苦痛も感じずの
あっという間の37年です。
好きなものを仕事にすればいいとよく言いますが、
もう一つの大切なエリアが「使命」・・・
私のいのちをどこで使っていただこうか・・・
そういうエリアが確かに私にはあります。
そんな大仰なことは考えなくてもいいのでしょうが、
私の太陽星座、乙女座が「責任を果たす」ですので
仕方ありません・・・
しかも、月の欠損を補うの反対星座が
山羊座ですから、さらに仕方ありません。
乙女座が「自分と他者」の関係・・・
山羊座が「自分と社会」の関係・・・
そう考えると、私自身
年を重ねるたびに、いつの間にか
月の欠損をうまく活用し、
太陽の活躍に力を与えたのかもしれません。
太陽に素直になり、
月の欠損さえもうまく活用する・・・
これが、人生の後半を楽しむコツかもしれません。
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theme : ありのままの自分になるために。
genre : 心と身体
令和buzz20・・・10代でしておく大切なこと⑦
「10代でしておく大切なこと・・・」
のこり2つでございます。
今日はこちら・・・
「好き嫌いをはっきりさせる」
これは、意外と思われる方も見えるかもしれません。
若いうちは、
好き嫌いを言わず、だれとでも仲良くして
食べ物も好き嫌いなく食べなさい!がいい
と思う方もいらっしゃるのでは・・・
私は小さい時、鰻とトマトが苦手でした。
なぜ嫌いだったか・・・
触感とか、形態とか、皮のかたさとか・・・
そういう感覚的なことだったと思います。
しかし、今では普通に食べられます・・・
父も母も、無理やり食べさせるということはしませんでした。
ただ、父と母は、実においしそうに食べていました。
本人が、好き嫌いをはっきり言って
周りもそれを認め、無理に好きにさせようとしない・・・
では、なぜ好き嫌いをはっきりさせるが大事なのか・・・
それは、人生で一番大切な
「中庸」の精神をまなべるからです。
※中庸とは、過不足がなく調和がとれていること。
徳の中心になる概念で、過大と過小の両極端ではなく、
正しい中間(中庸)のことを指します。
極端な好き嫌いが、なぜ「中庸」を養うのか?
人には、心に好き嫌いの振り子があります。
片方が「好き」、もう片方が「嫌い」・・・
この両端を振り子の球が揺れます。
実は、この好嫌の振れ幅が小さい若者が最近とても多いです。
「どっちでもいい・・・」
「別にぃ・・・」です。
その振れ幅は、
エネルギーの大きさと言っていいでしょう。
ブランコは大きく揺らすから、
落ちるに任せる重力と
動き始めて止まらない慣性の法則に
身を任せるスリルを味わうことができるのです。
このスリルは一種、リスクと言っていいでしょう。
止まらないかもしれない・・・
けがをするかもしれない・・・
しかし、あえて大きく揺らして自ら愉しむ方を選ぶ・・・
心の好き嫌いの振り子を大きく振れない若者は
リスクを負って新しい冒険ができない
しぼんだ心を育ててしまいます。
好き嫌いを出して、
周りの大人に認めてもらったことがない子供は
自分を信じる自己肯定感も低くなるからです。
中途半端な振れでは、
いったいどこに真ん中があるのかわかりません・・・
何となくあいまいで、
自分の意志さえどこにあるか
わからなくなります。
いわゆる中途半端になり、
極を知り、中を味わうことができなくなるのです。
幼少のころから、
親の顔色をうかがったり、
周りの大人が
本人の好き嫌いが育つ前に
全てを用意してしまったり、
そういうことをして
好き嫌いの振り子が十分と触れないと
好き嫌いの調和方法を身に付けることができなくなります。
自らたどり着いた「中」ではなく
人から強制された「中」だからです。
また、好き嫌いの振り子がしっかりと触れる人は
周りから信頼されているからこそ
安心してそれを出すことができるのです。
繰り返しますが、
好きや嫌いの振り子が、
左右に十分振れるからこそ、
人は初めて真ん中=中庸が
どこにあるのかわかるのです。
そして、私はこれが好きだけど、
あの人はこちらが好き・・・
でもそれでいいし、その方が楽しい・・・
そう心から相手の好き嫌いを尊重できるようになっていきます。
ですから、若いうちはこの好き嫌いのとげを
必要以上にいい子ちゃんにさせないことです。
思い切り「好き嫌い」を表現し、
周りの好き嫌いも観察しましょう・・・
そうしているうちに、
相手の好き嫌いを認め
それを尊重できる「寛容力」が育つのです。
若いうち、とくに10代のうちは
「好きだ!」「嫌いだ!」と
是非とんがってください(笑)
それが自然ですし、
それでいいんです。
「めっちゃスキ「!」がない子は
「めっちゃキライ!」もありません。
(振り子は左右均等に振れるからです)
そのかわり、
人生の深く大きな
喜怒哀楽も楽しむことはないでしょう・・・
まあ、これも好き嫌いはあるでしょうが・・・(笑)
歯衣なし宣言200120

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