令和buzz324・・・堂々巡りの相談者
ごめんこうむりたい方は、ここでスルーしてください。
ご相談者の中で、
よく言いたいことが堂々巡りの方がいる。
そういう方は決まって、
決めてからの行動が遅い。
正確に言えば、
決めたように見えて決めていないのだ。
「決」という字に
「切る」「別れる」という意味があるが、
決めるとは、何かを断ち切り、別れることなのだ。
だから何かを切り捨てて、
もう二度と会わないことを「決める」というのだから、
行動がなされ、何かを置き去りにしなければ、
決めたことにはならない・・・
だから私は、
人生とは選択肢を捨てていく旅というのだ。
ご相談内容が a で、
その解決方法と原理原則を A とする。
a で聞かれたので Aとお伝えすると
今度は b と言われる。
b の原理原則(解決方法)は、B なのでそれをお伝えすると、
今度は c と言われる・・・
もちろんその原理原則(解決方法)は C なので伝える・・・
b も c も、 a から派生しているので
原理原則(解決方法) は A となる。
つまり、最終的には、 最初の a(A) に戻る・・・
当たり前だ。
すべての根源はAだからだ。
もう堂々巡りで困ってしまう・・・
そのうち、こちらのイライラが伝わるのか、
「どうせわかってもらえませんから」とすね始める・・・
いやいや、今この場は互いがわかりあうためのものではなく
a に対しての A を知りたかったのではないのだろうか・・・
私はあなたの旧友でもなければ、恋人でもない。
分かり合うためなら他を当たってほしいものだ。
そういう方は、結局
「見なければいけない自分の心の本当の問題」
を見たくなくって、
関係はあるかもしれないが、
本質からは程遠い
b やら c やらに逃げていく。
ご自身は逃げていることに気が付かないし、
かえって b や c に気が付く自分は
すごいと内心思っているから余計厄介だ。
おそらく、程よい慰めと
頑張っている自分へのささやかな賞賛が
欲しいのだけかもしれない。
菩薩行と自分では言い聞かせているが
この相談が1時間以上続くとこちらの身が持たない(笑)
まだまだ、宮沢賢治にあやかれそうにはない・・・
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