無邪気な旅人、双子座
水瓶座ばかりが注目されるが、
この双子座を語らずして
風の時代を生きるのは、
楽しみの半分以上を捨ててしまうような気がする。
(風の星座とは、双子座・天秤座・水瓶座)
土星と木星の接近=グレートコンジャンクションが
次、いつ双子座で起きるのかは知らないが、
自分対自分の双子座を理解しないまま、
ネットワークの水瓶座を知っても、
風の時代を十分と楽しめないとわたしは思う。
ちなみに天秤座は自分対他者の世界観である。
先に白状すると、
石井ゆかりさんの双子座の項を読んで
わたしは涙が流れた。
とくに、
貴方が動かなければ
決して結び付かなかった関わりや物語
つかみどころという実体はないが
とっても重要なものを担うのが双子座だ。
双子座が動いてくれているから、
私たちは、形あるすべてを謳歌できるのだ。
これが無邪気に見える双子座の偉大な一面だ。
双子座で思い出す生徒が一人いる。
彼女は、わたしがこれまでであった生徒の中で、
もっとも印象に残っている生徒のうちの一人だ。
ある日、何か(忘れてしまったが)
彼女のエピソードを聞かされたわたしは、
「どうしたらそんな行動が取れるかわからんわー」
と、前向きに呟くと、
「○○(彼女のしたの名前)になればわかる!」と豪語されたのだ。
もうわたしは笑うしかなかった。
確かにその通りだ。
わたしがあなたになれば絶対にわかるな、
そうやろ!
本当に面白い名言だった。
これこそまさに双子座の素直さと無邪気さの現れだ。
双子座は12星座ではじめて他者に出会う星座だ。
自分と他者、他世界をグルグルと行き来し(I think)
でも結局は自分に返ってくる・・・
だから、とても無邪気に人に接する。
相手がもしかしたら誤解するかも、とか
わかってくれないかも、などと
想像することがないのが双子座だ。
自分の中にあるもので、
人も持っているものを敏感に探すのが得意だから、
(I think)
おしゃべりが上手だ。
思わずこちらが笑ってしまう。
逆に、自分の中にはあるが、
人にはないもの、似てないものもあるが
それがあっても双子座は平気だ。
平気どころか、
その似てないものを見ることで、
ますますそこに自分を発見し、
無邪気になれる星座だ。
双子座は、差があっても気にしない。
むしろ、差に付加価値をつけることができる。
だから、双子座は好奇心のかたまりだし、
創意工夫の天才だ。
対象を見つけては、どんどんその世界に冒険を挑んでいく。
だから旅好きも多い。
で、冒頭の石井ゆかりさんの言葉・・・
貴方が動かなければ
決して結び付かなかった関わりや物語
ところが、双子座たちは、
自分が移動したことで生み出した偉大な価値に気づきにくい。
双子座が苦しいときは、
何か形あるものに固執させられるときだ。
また、自ら、形あるものを生み出せていないと嘆くときもある。
双子座は、いく先々で古い価値観の場に苦しめられるときが多い。
これは、太陽双子座だけでなく、
ASCが双子座だったり、
MCが双子だったり、
他にも重要なアスペクトだったりする人が
みんなに当てはまる。
何とかして形あるものに成果を出そうとするが、
双子座の本領はそこではない。
彼らが移動した先、動いた先に、
新しい風を自然に起こしてしまう。
だから、生まれてからずっと土の時代の人は
古い価値観からいじめを受ける。
そういう古い価値観からすると、
彼らの無邪気さが目障りなのだ。
彼らは、道や橋を作っているのだ。
いわば、シルクロードなのだ。
決して、文化物や城や国ではない。
しかし、シルクロードがなければ、
文化物も、城も、国も作られなかったのだ。
私たちはそこを忘れてはいけない。
私たちが今、土の時代を謳歌していられるのは、
双子座のお陰だったのだ。
そしていま、大時代は風になる。
双子座もやっと陽の目を見ることになる。
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