私たちは人間です
先週の続き・・・vol.2
「食糧危機の本当の理由は、○○です」
朝の5時に上げたのに見てくださっている方が見えます。
ありがたいことです。
よろしければご覧ください。
今日の朝刊に、
「原発事故、国の責任認めず」の文字が
踊っています。
福島の方はさぞかし断腸の思いかと思います。
日頃から、国民のいのちと財産を守ると言っておきながら
この有様です。
これは、いまウクライナで天然ガス危機、原油危機を演出して
原発再開で金を儲けたい輩の意向をくんだものでしょうが、
日本が彼らのATM化されている証でもあります。
最高裁は、「人権の最後の砦」です。
だから「憲法の番人」と言うのです。
そして、すべての裁判官が
従うものが2つあります。
それは、
良心と憲法・・・
しかし、いまでは憲法の番人ですはなく、
行政の番犬と言ってもいいほど
弱者に塩対応です。
これで、憲法が改正され
緊急事態条項など入れられた時には、
すべての判決が「首相」に権限に従うこととなります。
そして、その首相は、DS(ユダヤ金融資本家)の言いなりです。
われわれが国民審査で罷免したりする最高裁裁判官は、
首が変わるだけで、
すべては間接的ユダヤ金融資本家の番犬と言うことです。
ところで、
彼らのことが、今回の参院選で参政党などでは
やっと声高に言われるようになりました。
知らない人にとっては、
良いことかもしれませんが、
実は、表に現れ始めたというのは、
日本の支配が完了したということなのです。
参政党は、それを知ってか知らずか
皮肉にもそのお役目を果たしていることになります。
彼らが、1800年代後半に、
世界をどう支配するかをまとめた議定書があります。
「シオンの議定書」と言います。
その議定書にはこう書かれています。
群衆は盲目なり。
われわれの力が、いかなる技術をもってしても
これを倒せないほどに根をいっぱい張ってしまうまでは
表に現れない・・・
つまり、もう根が張られているわけです。
他にも、唖然とする無常なことがたくさん書いてあります。
彼らは、本当に悪魔教であり、気が狂った人たちです。
政治は道徳と何ら関係ない。
かくのごとく人民の代表者は
取り替え得るものだということが、
我々の権力に引き渡したことになるので、
実際我々が任命の特権を握ることになるのだ。
これを読んでいると
半分絶望的になりますが、
続けるしかありません。
私たちは人間だからです。
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theme : いのちあるものが いのちあるように
genre : 政治・経済
樹下石上151・・・原発という重い病(後)
原発のすべてがコンパクトにまとまっています。

「日本は、不名誉なことですが
世界一の被爆国です。」
この文から始められています。
その理由として、
①広島長崎における原爆被災国
②福島第一原発事故
③CTスキャンがG7平均の4倍以上保有
①②は誰もが知っていることですが、
③には驚きました。
医療被爆というそうです。
やたらと検査が多い日本は、
世界最大の医療被爆だそうです。
放射性物質降下量を
収入で表す数値も興味深かったです。
東京(高円寺)を基準とすると、
広島長崎、0.1円
チェルノブイリ135円
大気圏内核実験5000円
福島第一原発事故1000000円
医療被爆10000円
となると、平均的な東京人は
1960年から累計で
115135ベクレルのセシウム-137降下を
受けたことになる。
そう書いてありました。
そして、
いまだに原子力のほうが安いと考えている方が見えますが、
全くのでたらめです・・・
原発のコストは、既に2011年時に
キロワット時発電コストは
火力7・99円
水力10・51円
原発144・18円
となっています。
これに、原発発電のごみである
使用済み核燃料の貯蔵代を入れると
約50万円以上となる・・・
電力が足りないから・・・という理由も出たらめです。
これは、東日本大震災でわかってしまいました。
余っているのです。
供給能力 約2・5兆kwh
需要 約1兆kwh
そして、原発の最大の問題は、
既に日本に約2万トン近く溜まってしまった
使用済み核燃料の安全な貯蔵と
その貯蔵コストの負担です。
年間2兆円。
100万年で200京円。
電力会社の売り上げは1000億円。
利益は250億円。
しかしこれは、ごみの処理を
国民に押し付けているから計上されている見せかけの利益です。
本当の損益は、
売上1000億円、
ごみの処理貯蔵費3000兆円・・・
大赤字です。
日本の破綻した原発政策の後始末は、
善良な日本国民に背負わせています。
既に東京電力に20兆円以上つぎ込まれています。
まだあります。
今では福島の汚染土を世界基準の80倍の緩さで
リサイクルしようとしています。
加えてフランスなどの海外のごみまで
引き受けようとしているのが日本です。
原発事故が起きたとき
EM菌など、有効と思われる除せん措置があるにも関わらず
政府がなんの対策も打たなかったことで
「ああ、政府は福島を核のごみ置き場にしようとしてるんだ」
と思った悪い予想がその通りになろうとしています。
さらに、日本は地震・火山大国・・・
そのうえで、さらに危惧されていることがあります。
それが、彗星です。
この彗星衝突は、2035年頃から
現実になると指摘されています。
1500年周期の彗星集団との衝突という
歴史的事実に無関心・無防備なのです。
これだけあげれば、我々人類に
原発が要らないことは一目瞭然です。
原発を止めることでリサイクルも止まり
費用が莫大になると主張する人がいますが、
いまでは、もんじゅも止まり、
いまではリサイクルできる目処がたっていません。
他の先進国も技術的に頓挫しています。
一回の原発事故で国民一人の負担は4000万円超!
そういう意味で、原発事業は、
もう電力会社だけでは無理です。
今は解決の糸口さえない状況なので、
国営にして、キーボードマネー、ヘリコプターマネー!?などで
早急に解決への糸口を作るべきです。
トイレのないマンションにすんでいる状況で
動かし続けるという選択こそ検討すべきではないでしょうか。
それにしても、野党時代の河野さんは実にすがすがしい・・・
与党になるととたんに
このままのスタンスで行けないことが、
日本の、そして原発の真の病なのでしょう・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
tag : 原発
樹下石上150・・・原発という重い病(前)
光をともし続けなければならない。
そして、生活の諸事情があって、
中途半端な光になろうが
「ならぬものはならぬ」と
出来る小さなことを誠実にともし続けることが大切だ・・・
先日、勢和図書館へ「Beyond the Waves」を見に行った。

想像はしていたが・・・重い・・・
重すぎていったいどこから手をつけていいのかわからない・・・
この本をすでに読んでいる私は、
正直そういう感想を持った。
最後に残る我々の意思表明は
署名運動と住民投票しかないのか・・・
今の政権や既得権益者に
いのちの尊厳を守って政治を行ってもらうことは
もう無理なのか・・・
最近の沖縄の件、
原発事故 東電旧経営陣の無罪判決・・・
むちゃくちゃなことが起き
むちゃくちゃなことが続いている・・・
加計人脈が判事になるなど
露骨なまでに最高裁をお友達判事で固める政権では
希望はないのか・・・
➡安倍内閣が司法に介入し強権化―最高裁判事の人事にも介入・私物化ー
官邸に忖度する司法・・・
もうすでに三権分立している国ではない・・・
公民で三権分立を教えるむなしさ・・・
昨今の現政権の強引さを目の当たりにすると
何ともやり切れない思いになる・・・
繰り返すが、福島原発の、あの未曾有の事故が起きても
東電の経営陣も国も、だれも責任を取らない悲痛で冷徹な裁判結果・・・
こういうことが起きるたび
私たちはあきらめと絶望を抱きはしないか・・・
だから、50%以上の人が票を捨ててしまう・・・
それでも、それでも
私たちはこうべをあげて前を向くしかない・・・
実は、わが三重県でも他人ごとではなかったのだ。
「中部電力は1963年、熊野灘沿岸への
原子力発電所建設計画を公表し、
翌1964年に芦浜地区を候補地を決定した。」
このまま計画が進められていたなら、
今の三重県は一体どうなっていただろうかと思うと
本当にぞっとする。
当時反対運動の先導になっていた
南島町とその関係者の方々に心から感謝したい。
「1996年には、南島町芦浜原発阻止闘争本部が、
県民81万2335人の反対署名を三重県知事北川正恭に提出した。
これを受けて1997年3月に三重県県議会は調査・建設の
冷却期間を置くよう求めていた南島町の請願を全会一致で採択した。」
実はこの81万2335人の中にささやかだが私もいる。
当時、確かサンバレーの屋上でこの署名活動をしていた人たちがいて
今思えば、あの時の署名がこれにあたるのか…と思う。
私には、その時、長崎出身のダンサー仲間がいて
その人から、ことあるごとに原発(原爆)の恐ろしさと
三重県で原発(原爆)教育がそれほどなされていないことへの
憤りを聞かされていた。
迷わず署名したが、芦浜原発の白紙撤回は
こういった市井の人たちのたゆまない努力のたまものだ。
そして、実はもう一つ原因がある・・・
1999年に発生した東海村JCO臨界事故と
バブル崩壊で中部電力が経営的に難色を示したという
偶然が重なったためだ。
かなえられた白紙撤回は、
住民の長年の努力と偶然の事故と時代の流れ・・・
もし、この事故とバブル崩壊がなかったら一体どうなっていたか・・・
政府の強引さで進められていてもおかしくなかったはずだ。
私たち三重県はそういった天地人の恩恵で
今は、原発の心配もなく生きていけること、生かされていることを
肝に銘じないといけない・・・
そして、原発について学ぶこと・・・
福島についてできること・・・
できないかもしれないと生きるよりも
やれるかもしれない
きっとできると思う・・・
そういう気持ちで日々を暮らしたい・・・

(Beyond the Waves上映会で販売されていた本)
次回はこの本から少し抜粋したい・・・
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体