十年、をちこち・・・63
価値を保存、交換、測定する手段は、
私たちがいつも使っている「お金」である必要はなくなってきています。
先日いろいろと一人で実験、行動していると書きましたが
そのひとつが、Swift Demandという
ベーシックインカムを実装しようとしているコインです。
現在、勉強中かつ調査中であることを前提にお話ししますが、
私の解釈に間違いがなければ・・・
前からサイト内のショッピングで買い物はできていましたが、
先日ブロックチェーン化し、なんと昨日、
イーサリアムベースでトークンとして起動し始めました。
SwiftDemand Token Sale Announcement https://t.co/AQDvSIoU3h
— Swiftdemand (@swiftdemand) 2018年4月4日
わかりやすくいえば、無価値だったコインが
ちゃんと価値を持つようになり、仮想通貨となり、
現在の「通貨」と連動しようとしているということです。
・通貨とはもともと
人気投票に過ぎない道具だということ・・・
・通貨発行権を私たちの手に取り戻すことができること・・・
・わたしたちが通貨を生み出すことができるという体験を
目の当たりにできているということ・・・
わたしにとって、
この3点においてとても興奮する出来事です。
中央銀行、民間銀行でなくても
通貨を生み出せる時代・・・
(紙ベースの地域通貨が、ブロックチェーンに乗った感じ)
今はそういう時代なのです。
英語サイトですが、いまは
グーグールクロームなどがあり、
すぐ翻訳できますのでよかったら読んでみてください。
宙の言の葉でも皆さんにお勧めして参加されていますが
もう一年ほどになります。
ベーシックインカムですから
当たり前ですが、参加には一切お金はかかりません。
参加を、
面白いと思うか
怖い&疑わしいと思うかは
皆さんの自由です。
ベーシックインカムもいろいろと賛否両論ありますので、
興味のない方はスルーしてください。
よく調べてから納得の上、ご興味のある方はご参加ください。
↓
Swift Demand
興味ある方で、詳しく知りたい方は
毎週木曜日10:00~やっています宙の言の葉にご参加ください。
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体
tag : SwiftDemand仮想通貨
十年、をちこち・・・㊶
地域通貨
シェアリングエコノミー
副業、兼業
クラウドファンディング
仮想通貨・・・
いまの日本銀行券と硬貨では果たせない新しい経済が生まれています。
今までの日本銀行券と硬貨の独占的役割は、
お上からの強制的な圧力で始まります。
働く、借りる、もらう、奪う・・・
わたしたちが、お金もしくはお金と同等の価値を手に入れるには
長らくこれ以外の方法はありませんでした。
いまでは
「もらう」≠物乞い ではなく
「もらう」=シェア、自然に集まる
「与えられ、支配される」➡「じぶんで、みんなでつくり、自由になる」
にかわりつつあります。
ここにきて、日本銀行券と硬貨の一極集中は
ゆるみ始めています。
考えれば、この一極集中は明治期、近代に入ってからです。
わずか100年ほどのことです。
鎌倉、室町には、中央が発行する通貨以外に、
中国や朝鮮から入ってくる何種類もの銅銭が使われていました。
特に、地方では当たり前だったようです。
信長はその銅銭を自由に使っていいと許可を出し
楽市楽座を広めました。
「びた一文」の「びた」はそこから来ています。
そこから考えると
今の状態が特別(異常)なのだとわかります。
わたしたちはもっといろんなものを
「通貨」にしてしまえばいいと思います。
そして、堂々と「地方」になればいいと思います。
日々、そんなことをよく考えています。
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体
「今の世界を良くできるのは今を生きる人達だけ」 ~’17.9月最後の宙結び随想~
みんなに共感してもらえる「共通の目標」を
政府が示すことは難しくなっている。

この言葉は 今年の5月
経済産業省若手の有志グループが出したレポートの一説です。
レポートのタイトルもすごい・・・
「不安な個人、立ちすくむ国家 ~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」
「生き抜くか」という言葉は 弱肉強食を思わせて
いささかふるいが 素直に力作だと思う。

一億層活躍とか
人づくり革命とか
中心的政府が作るスローガンより よほどいい。
今の時代もはや
一億層活躍ではなく 「みんなちがってみんないい」なのだ。

フィンテック、AI、シェアエコノミー
クラウドファンディング、ベーシックインカム、仮想通貨・・・
いままでの既存の、
いや既得権や中間マージンで潤っていた人たちが
本当に慌てふためいている。

おそらくこれからは・・・
政府がこういった先駆者たちに追いつく時代はもうこない気がする。
不自然な規制や不安を煽ることで その足を止めようとする
古いやり方がもう通用しなくなってきている。
それは政府だけにとどまらず
今後は病院や学校など
近代がつくり上げてきたあらゆる組織で
急速に起こってくるだろう。
これまで「これが価値があるものです」って基準を全体が共有しながら進めてこれたが、ネットの普及後に多様性あがり過ぎて価値の基準がバラバラになり、それぞれが独自に成り立つようになってきた。
— Katsuaki Sato (佐藤航陽) (@ka2aki86) 2017年9月13日
創造性の高い仕事が社会の中心になるから、親より子の方が正しいと思う。『ベスト3は、ITエンジニア・プログラマー、ゲームクリエイター、YouTuber』/「なりたい職業はユーチューバー」中高生の意識が物語る暗い未来 https://t.co/pIP9fWZpRH
— Katsuaki Sato (佐藤航陽) (@ka2aki86) 2017年9月15日
目線をずっと庶民のほうに引き寄せて考えるに
そのちがっているひとりひとりが
ふっと何かを願った場合
ゆっくりと自然に それがすすんでいくのがいい・・・

政府はもう追いつけないのだから
よいものを しっかりと 暖かく
そして、あとからゆっくり支えてくださればよい。
そして個人は不安にならなくていい。
「社会は厳しいもの」ではなく
「社会は温かいもの」なのだ。
それを信じられるかどうかだけなのだ。

個人が自分の身を守ることだけに
人生の大半の時間を費やしたり、
強制的同意の中の発達や発展など
いきぐるしくて仕方がない。
就活を続ける卒業生を見て
この息苦しさに一石を投じたくなったのが
宙結びであり、笑市であった。
「愛される市」ではなく
「こちらからすすんで愛する」市なのだ。

「愛される」は評価を気にすることである。
その評価を資本に変えるのが古い資本主義である。
あらかじめ 何かを狙って付き合ってみたり
「いいね」をねだる経済に わたしはほとほと辟易としている。

その古い資本主義に別れを告げて
自ら経済を選び 立ち上げ
自由で能動的な「なにか」を提案したかったのだ。
そして あきもせず これからも提案し続ける。

「経済は選べる」
これはわたしが尊敬する佐藤航陽さんの言葉だ。
トリクルダウン(富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる(トリクルダウンする)とする経済理論または経済思想)なんて待っているうちにわたしたちは死んでしまう。
そうでなく 今までにないその車輪を
いっせいのせ!で動かそう。
もちろん それぞれちがったやり方で・・・

ひとつが終わったのに
わたしの中ではもう何かが始まっている。

(夏を惜しむように ほんの数日前に咲いた睡蓮)
このまちの一隅で
わたしたちは これからも花を咲かせると思う。
わたしが生きるというすべての場面で、
そして それに賛同してくださるすべての方々とともに
これからも 咲き続けようと思う。

これまで支えていただいたすべての方々に御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
そして これからも一緒に咲き続けましょう・・・
「今の世界を良くできるのは今を生きる人達だけ」
佐藤 航陽
これからも どうぞよろしくお願いいたします。
theme : いのちあるものが いのちあるように
genre : 心と身体