夏、立夏のころ①・・・こどもの日
さわやかな五月晴れの日で幕開けだ。
立夏という言葉とは裏腹に
まだまだ、涼しい朝を迎えている。
先日来、塾の子供のソフトボールの応援に出かけている。
自分の塾に、二年連続エースがいるのも初めての体験だ。
試合観覧では、ウインドブレーカーを羽織る人も多く、
立夏のとはいってもまだまだ肌寒い感じ。
初夏から本格的な夏にかけては、スポーツシーズンの到来。
子どもたちにとっては、勉強に大会に忙しい日々となる。
そういう私も小学生の高学年からずっと(近代)スポーツをやってきた。
それは店を始める43歳まで続いた。
ドッジやサッカー、ソフトボール、そして陸上(投てき)、ダンス・・・
種類は多くないが、ずっとスポーツ畑を歩いた。
だから体のあちこちが中古のポンコツのように痛む(笑)
小さい頃は特にスポーツというよりは、田んぼや空き地が遊び場だった。
それがからだの基礎体力をつくった。
走る・跳ぶ・バランスをとる・・・
そういった運動の要素は遊びで育つ。
今の子は、なかなかそういう場と時間がないので
すぐに近代スポーツのクラブチームに入る。
近代スポーツの特に球技は、
左右で極端に違う動きをするものが多いので
小さい時からやりすぎると、
左右どちらかを酷使し、バランスを崩すため
腰痛や肩痛などの怪我が多くなる気がする。
やはり子供は野々山で遊んでほしい・・・
そのほうがバランスよく心身が育つ。
そういうわたしもその腰痛と肩痛が日常茶飯事・・・
小さいころから体を動かすのが大好きだったが
今では自力整体や散歩のほうが性に合う(笑)
人間のスポーツ欲、とくに近代スポーツ欲というのは
一生のうち一定に定められているのか?と思うほど
いまはもう(嫌いになったわけではないが)
あまりやる気になれない。
畑や土いじりのほうが自分の体にしっくりとくる・・・
さて、この立夏のころは、夏にふさわしく
わたしのスポーツにまつわるあれこれでも語ろうかと思う。
こんなポンコツになった体が学んできたあれこれ・・・
これもまた人生の栞・・・
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体
春、穀雨のころ⑤ 事始めの雨・・・
あのとき、あのころの舞台を
もう一度、自分軸で 整理、構成しなおし、
すでに忘れ去られようとしている喜怒哀楽を客観し
客観することでかえって純度を与える・・・
そういう大切な「こころの作業」のような気がします。
「人生の栞」
「十年、をちこち」は、私に大切なことを教えてくれました。
だれが読むとも読まなくとも
まずは自分が読む(詠む)。
お店11年目を迎えた私の小さな宣言になりますが、
1年後、平成が終わりを告げようとする来年の今頃まで
一日一話を目標に
一日一歩ずつ・・・
随筆家になっていこうと思います。
「二十四節気への手紙」
すでにはじめて四話になります。
わたしは、辰年で 龍神様とご縁があるのか
何か少し大きなことを始めるときはよく雨が降ります。
あたらしい靴をきばっておろそうとすると雨が降り、
手作り市「宙結び」も雨で始まり・・・
そして・・・
「二十四節気への手紙」を始めた日も、
小雨の中、苗を植え、のちに本降りとなりました。
➡オオルリの祝福
雨降って地固まる・・・
雨は、わたしにとって吉兆です。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体
十年、をちこち・・・80
おかげさまで母は元気にしております。
先日も、改築目前の名古屋城を一目見ようと
ひとりで電車でいったと言っていました。

(空襲による焼失前の小天守閣と本丸御殿)
さて、その道すがら、
私の大好きなラジオ
「感じて、漢字の世界」を聞きました。
たった一つの文字から紡がれる透明な物語・・・
足早に流れる風景とは裏腹に
ピン止めされたように、こころが洗われるこのラジオは、
土曜日、実家へ向かうときの何よりの楽しみです。
昨日は
「栞」でした。
本の栞はご存知の通り・・・
もうひとつ・・・
うっそうと茂る森の分かれ道・・・
道に迷わぬよう目印に差し置く小枝なども栞というそうです。
人生の分かれ道にであい
立ち止まり、迷わぬように栞を置いておく・・・
長い人生、立ち止まる勇気、振り返る勇気も大切と・・・
私が今書いている「をちこち」は
そんな「人生の栞」なんだなと思いました。
そして、亡くなった父の栞と
いまを生きる母の人生の栞も
そっと受け継いでいきたいとあらためて思いました。
theme : スピリチュアルライフ
genre : 心と身体
tag : 「感じて、漢字の世界」人生の栞