令和buzz276・・・月と哲学
マドモアゼル・愛さんのご厚意、
「皆さんで共有してください・・・」
「私から学んだなんて言わなくていいですよ・・・」
このお言葉に甘えて
最近は、どんどんバシバシお話しています・・・(笑)
逃げていい苦しみと
逃げてはいけない苦しみ・・・
その線引きが見えてくる・・・
有史以前から存在を知られている唯一の衛星、月・・・
この星だけがなぜか地球の周りをまわっている不思議・・・
まとわりつくように地球の周りをまわっている・・・
これは偶然なんだろうか・・・
何かによって仕組まれたとしても不思議ではありません。
一方、もう一つ出来事がありました。
それは大学に通っている元教え子さんから、
大学のレポートの指導をしてほしいとのこと・・・
そのレポートの題材になる本がこちら・・・

この本は偶然私も一部は読んでいました。
なぜ一部なのか・・・
当時読んだとき、私はこの方の文体というか
流れが肌に合わず途中で挫折したからです。
どうもすっきりしないのです。
そういう本ってありますよね。
で、それももう17年も前の話ですので
もう一度パラパラと読み返してみました。
で、
やはり肌に合わない・・・
年を重ねても読めない本・・・
難しく、若輩だったときでも読める本・・・
「肌」・・・
本当にこれが大切です。
まさにこれが「月」なのかもしれません。
たしかに、肌・膚という字にも「にくづき」があります・・・
調べると「几」という字は、
足の長い机という意味だそうですが、
私にはそうは思えません。
御簾のような、几帳のような
ある空間をぼんやりと区切る「几」だと思うのです。
ですから
肌は、月をぼんやりと遮る・・・
御簾のように、几帳のように、
見ようと思えば見ることはできるが
見ようと思わなければ見られない・・・
そういったものが、肌感覚・・・
肌に合わないものは遠ざけ
肌に合うものを楽しむ・・・
月と程よい距離を保って
自分の肌感覚で生きる・・・
まさにこれが人生の極意なのではないか・・・
ただ、今回読んでみて
その合わない理由と
どうしてすっきりしないのかがわかりました。
それは、問いはあるのに答えがないからです。
そして、それがまさに「哲学」・・・
問いは立てる、しかし
その答えは考えた人の数だけある・・・
それが哲学・・・
マドモアゼル・愛さんが発見したこの月の欠損理論は、
私のような素人のところでも活発に話題に乗っているのですから
占星術師など様々な人のところで
活発な議論がなされていることでしょう。
これぞ まさに答えがない哲学の旅・・・
ああ、
だから人生は愉しいのです。
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theme : ありのままの自分になるために。
genre : 心と身体