春、立春のころ⑤・・・理想の教育
午前中から、午後にかけて
何かと落ち着かない時間を過ごしたが、
夕方やってきた彼らを見てやっとほっとできた。
あとは結果を待つのみ・・・
ただ、この一週間が何ともいえず落ち着かない。
先日、FBで流れていたオランダの教育・・・
このあたりの中学でも指定校を受けているからか
「アクティブラーニング」と称して
グループ学習をしているが、
何でもかんでも話し合え・・・
という、乱暴な学習に成り下がっていて
まったくもって本来の意味をなしていないことが多いようだ。
学習内容がわかる生徒(塾で習っている)がいる班で
教えるのがうまい生徒がいれば授業になるが、
そうでない班は、ただのおしゃべりになっているらしい・・・
生徒の評判もすこぶる悪い。
話を聞いていると
それなら単純な一斉授業のほうがまだましとも思える。
お上である文科省は、
今ある問題も未消化のまま次の政策をかぶせてくるので
最先端の学習方法であろうが、
現場に混乱をきたすだけということが頻繁におこっている。
小学校の英語教育でも
プログラミング教育でも
とにかく最先端だから・・・と急ぐ前に
もう一度根幹である「人対人」という
一番大事なところに降りて行ってもらいたい。
給食のときに自分のスマホから目を離さず
くちゃらーで食事をする担任・・・
古典を教えてほしいと職員室に足を運べば
「私は今忙しいの!」と取り合ってくれることもせず
後から呼ぶこともしない教科担当者・・・
休日の学校主催の補講を、用があって休む生徒に向かって
「先生たちが無償で働いているのに休みなんて失礼でしょ!」と
のたまう先生・・・
受験対策のために、作文の時間をたずねると
「先生もよく知らんから○○先生にきいて・・・」とほったらかす中3の担任・・・
同じく、前期試験のためにその高校の事を尋ねると
「先生もよく知らんのさな~」と全く調べる気もない同じく中3担任・・・
これらすべては2018年から19年にかけて起きている
現在進行形の実話です。
ひろく、日本に目をやっても
今の嘘だらけの政治力や自らの保身で
小さな子供のいのちをまもれない「公」のシステム・・・
そこに希望を見出すのは本当に難しい・・・
けっして他人ごとにおもわず、
せめて、自分に関わってくださる保護者の方や生徒のために
日々できることを・・・と他山の石としたい。
冒頭のオランダ教育の動画・・・
わたしも何周も遅れているとは思うが
死ぬまで「功」を積んでいきたいと思っています。
➡功積む
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体