樹下石上 107・・・「おかげさまで」
ある生徒がソフトボール部のピッチャーをしているのですが、
最近、右肘と親指の付け根が痛むということで
ビワの葉温灸をさせていただきました。
もちろん希望すればですが
これは、昨年来、機会があるとよくしていることです。
私自身、肩を壊し、
ボールを投げられなくなった苦い経験がありますので、
スポーツをする生徒たちには
そういった経験をしてほしくない一心で
させていただいています。
先週2回ほど温灸をした生徒が、
右ひじもほぼ違和感がないほどよくなり、
あとは親指の違和感だけになっていました。
さて、温灸を終え、授業の雑談時
別件でいろいろな話をしていました。
ふいに霊的な存在の話になり・・・
(うちはそういう話も、互いに全く抵抗なく普通にします)
その中で、口癖の話になりました。
口癖は大事だよ・・・
それによって守護霊や指導霊の力の発揮度合いが変わるよ・・・と
すると、そのお灸をした生徒が
「どういう口癖がいいの??」と尋ねました。
「うーん」と しばし私・・・
真っ先に出てきたのが
「おかげさまで」
「どんなふうに使うの?」と生徒・・・
・・・そうだね、たとえば
しばらくぶりにあった人から元気?と言われたら
「おかげさまで元気です」とか
なんか落ち込んだりよくないことがあったことを知っている人が
あれから大丈夫だった?と聞かれたら
「おかげさまで・・・」って始めに言ってから会話を始める・・・
なにげない会話の初めに「おかげさまで」・・・
そうやって使うといいよ・・・
そう伝えたのでした。
さて、そんな会話をしたことさえ忘れて
次の日、ソフトの試合があると知っていた私は、
朝ラインをしました。
「(まだ本調子じゃないかもしれないから)
からだ全体でボールを投げるようにして
少しでも違和感を覚えたら無理をしないようにね・・・」と
するとどうでしょう・・・
彼女からの返信ラインが・・・
「おかげさまで
ひじは全然痛さがなく 手も少しだけ痛いだけなので大丈夫です!
琵琶のやつありがとうございました!
頑張ります💪」
なんと!
しっかり「おかげさまで」を使っているではありませんか・・・
本当に素晴らしいと思います。
言葉は、神様からのプレゼントです。
以前も言葉に関して、いろいろと書きました。
①「『せいで』という固体は、
すべて『おかげで』という気体に昇華できる」
➡「~のせいで」と「~のおかげで」(1)
➡「~のせいで」と「~のおかげで」(2)
②「脳は、自分が言った言葉を証明しようとする」
➡自分の言葉を大切に・・・
そして・・・
③「言葉に出会ったなら
人はそれを行動に移すという責任があります。
そう責任です。
これが、言葉を降ろしてくれた天へのマナーです。」
➡旅から持ち帰った言葉
以前書いたこれらを、彼女は見事に体現しているのです。
その素直さ(直霊)が、これからの彼女を
まちがいなく飛躍へと導くことでしょう・・・
がんばれ!
陰ながら後援しています。
theme : 気付き・・・そして学び
genre : 心と身体